「悼む人」

2015年　　CS



8年前に天童荒太さんの原作本を読んで、暗い重い物語だなあというのが感想でした、

でも、今映像で見て、この静人（高良健吾）なる人ただものじゃあない！
我欲を捨て、世も捨てた（？）生き方、
ちょっとJesusと被ったんですけど、私の主観で思い込みですけど、

そう思って見るとなかなか深くて良かったです、
多分本を読んでたし、よりよく理解できたと思うんですけど、

ただね、人間って何かがあってすべてが変われるもんじゃないって思うんですよね、
ジャーナリスト（椎名桔平）が、死に際に逢えなかった父親の思いが分かったり、またその筋の人たちに殺されそうになって、と、
その後の悔恨の思いは理解できるけど、
じゃあ、いい人になれるかと思うと、そこは解りませんね・・

自分自身も悪いことしたと思うことがあっても、おんなじ事またやっちゃってるんですよね、
原罪ってあるのかしらね？？？