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映画大好き、ごきげんな毎日・・・そして、やってきた猫の話

宮部みゆき・著「ソロモンの偽証」

2015-07-17 12:16:20 | 読書
台風11号の風は止みました、雨は相変わらずですね

ソロモンの偽証、文庫本で全6巻、長かったです
数か月かかりまして、推理しながらいきますけど、やっぱり初めの方のいきさつがどっかへ行っちゃってて、
またリピートしまして、
そういうことか、と

<あらすじ>






まず、中学二年生の柏木卓也の死体がクリスマスの朝に野田健一によって発見されます、

自殺と言うことですが、数か月後に三宅樹里なる人物が告発状を3通投函します、
内容は彼女をイジメていた大出俊次が犯人で、自分はそれを目撃していたと、

一通は父親が刑事の藤野涼子(卓也の同級生)に、一通は学校長あて、そしてあと一通は卓也の担任の森内教諭の自宅あてに、

ところが、森内のことを妬ましく思う隣人が手紙を盗んでテレビ局へと送ります、

それを受け取っ茂木記者は張り切って事件の取材を始めたりして、
学校は窮地に立っていき、

ついに涼子は、釈然としない学校生活を整理するため真相を見つけるため、学校内裁判をすると言いだします、

涼子が検事となり、かつて塾で一緒だった他校生の神原和彦が弁護士となります、
~まあもちろんそこに至るまで困難ではありますけど~

で、みんな協力の元裁判が始まって、
検事側、弁護士側は証人集め、証言集めをするんですけど、

ことは深く、
卓也の深層、和也の環境、健一の心理、俊次の家庭、樹里の友人関係やらもろもろあって、

・.・*・.・*・.・*・.・*・.・*

まあ最後まで読んだらやっぱり何だか涙がホロホロ流れてきて・・
涼子の秀才で家庭にも恵まれていて、的な
和彦のバックに言いきれないしんどいものを持っていて、
多分メインはこのふたりの話でしょうね、

健一にも問題を抱えていたけど、この事件で強くなっていく、
樹里も、

文章は平易なんでまだついていけます、
まあ、中学生設定ですもんね、
現実こんなことはないけど、こんな賢い中学生おらんやろ、みたいな、

時代設定は20年ほど前になるのかな?
後日談のところはまだ読んでないんですけど、


とにかく長くかかりました、
リフォームもあったりで、疲れ切って横になるとバタン、な感じでしたから、

でもやっぱり引き込まれました、
宮部さんの長編小説好きです

あと、タイトルですが彼女はソロモンとかペテロとかよく用いますが、
聖書もかなり読み込んでるんでしょうねえ

本を踏まえて映画見るノン楽しみにしてます
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