踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

木五倍子の花

2007年03月22日 | 俳句
渓を下る萌黄の風や花木五倍子

<この俳句の作句意図>
早春の山に黄緑色の花房をたれて木五倍子の花が揺れている。変わった漢字を当てているが、この木の果実を「五倍子(ふし)」の代用として染料などに用いたのでこの名が有るという。
今、萌黄色の春風に吹かれているこの花が終わる頃には、山全体が柔かな緑に包まれることだろう・・・

・季語は、木五倍子(きぶし)の花’で、春’です。
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