先駆けて散るぞ愛(かな)しき初桜
<この俳句の作句意図>
昭和記念公園の桜が開花したとの報道に惹かれて一足早い桜狩へ、いろいろな桜が咲く中で、染井吉野はあちらこちらの日当たりの良い枝でほころび始めている。
"さまざまなこと思い出す桜かな 芭蕉”
桜を見ればつい思うのは、靖国や知覧、有ってはならない事も、伝えなければならない事も有る。
この花も、満開の花を愛でに大勢の人々が訪れる頃にはもう既に散っているのだろう・・・
いまを盛りの「小彼岸桜」
名前に納得できないほど優雅な「おかめ桜」
・季語は、初桜’で、春’です。