一日目に浅草の人混みに打ちのめされ、早くも疲労気味だったけど今回のおのぼり研修のメインは2日目。
<二日目(カルチャーコース)行程表>
・前川國男邸見学
・器のお店・千鳥さんでやっている「松村英治展」に行く
・東京ステーションギャラリー「モランディ展」に行く
・職場へお土産を買って帰る
まずは武蔵小金井の江戸東京たてもの園に移築されている前川國男邸へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/21/489056f56db084192a58de5cb74496b2.jpg)
建築に関わる人達の憧れの住宅の一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3e/d7b84a0e50a87e3f0c8dd73254d9c56c.jpg)
下坪がおよそ15坪ほどしか無い住宅ですが、部屋のあちこちに工夫が凝らされ機能的に出来ています。
クローゼットに手洗いがあるのには驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0a/0fdd915ec8f9163e1598c6fa6e77d4e6.jpg)
象徴的なリビング。この窓を邪魔しないように、外側の雨戸は外壁に織り込めるような造りになっているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e8/9bffeb4bb22890953e0f6634d853a3d0.jpg)
二階は吹き抜けがあるだけのシンプルな間取り。各部屋にめりはりがあり動線が整理されているので窮屈さを感じさせません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3a/771d9843c155f9584db9814997bbdaed.jpg)
作り付けの浴室や台所も、今の時代にあっても良いような素敵なデザインですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d5/61c230af71847763967f69ff0c675930.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b3/3e5b4fc9019482c3bd63f9cfd1574393.jpg)
この時代の建築を観ると、建具の納まりや仕上げ、素材に工夫が行き渡り、
簡素だけどとても居心地の良い住宅がつくられていたのだなと思います。飾るものや家財は必然的に少なくなりますが
その分持っている物を大切に、丁寧に扱う日本人らしい暮らしが出来たのかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/db/fd167b04226692c19407548668073bcd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/28/8781bd7c2375fce9d6c48990e3401208.jpg)
サクラはまだ咲いていませんでしたが、梅や桃、コブシが咲いていました。
この公園はとても立派なサクラの古木があります。東京のあちこちにそういう場所があるらしいですね。
サクラの頃はもっと人が押し寄せるのでしょう…私達は今時期にゆっくり観られて良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8b/8758d9d96f75029eb44f272327f4b4cb.jpg)
結構寒かったので、売店でおでんを食べました。公園を少し散策して、北海道の露地では見かけないツバキや不思議な樹に見とれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8e/55f9ad89d6b4b7142d9ec0bafef379f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a6/2b36b544e96cc5b7aac24b956e20f0bc.jpg)
これは初めて見たなぁ…ミツマタっていうのだそうです。ジンチョウゲの黄色バージョン?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9d/ce6cdaca43eb14ca8b05b13fabc18797.jpg)
この公園まではおそらく小金井市の財源でやっている安い運賃の循環バスで来る事が出来ます。
住宅地を通りながら、あちこちで壊したり新築している住宅を見かけました。
土地代も北海道の比じゃないですね。東京で家を建てるってとても大変な事なんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ed/5de862890733848cc0860b1a26fd3f91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f2/c389ce36bca3383dcead3f2448a771bf.jpg)
場所は変わって水道橋にある器のお店・千鳥さんへ。
今回は松村英治さんという常滑で器を作っている作家さんの個展が開催されていました。
千鳥さんは全国各地の作家さんの器を扱っていて、頻繁にブログやインスタグラムが公開されているので
結構人気のあるお店だと思います。私達が行った日は平日だったのでゆっくり器を観る事が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b8/43af4f05442a4cf5739a3271be0f5021.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8f/aec0ca7047de3d86d1e0063e3b4d6545.jpg)
旅の締めに東京駅、さらに苦手な人混みへ飛び込んで行きました…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/03/f5d0be5769d86530b853e16a88eaa7ce.jpg)
東京ステーションギャラリーで開催中のジョルジョ・モランディ展へ。
モランディは故郷をほとんど離れずずっと静物画ばかり描いていた画家なのですが、
その凝り性で少々変態チック、実に一途な所が日本人にも根強い人気があります。
この展覧会は17年振りの本格的なものだったので、どうしても行きたかったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f3/9d30e53b1e300c203c586b9099e735eb.jpg)
おまけに会場が東京ステーションギャラリーというのも興味がありました。
駅の古い建築の一部を改修して作られたギャラリーで、2・3階が展覧会会場になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/bb/f2b1a20c50440e8c003e9cc349e355af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/08/b4a53569a7b145c3ac092becf8b02eba.jpg)
展示の仕方も面白かったですが、いつも空いている(失礼)旭川美術館に行き慣れている自分としては
足音が結構響き、沢山の鑑賞者が行き来しているせわしなさはちょっと落ち着きがありませんでした。
これも東京ならではの事ですね。行く事ができて良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ec/e7c8c79f393b5a9461ddd5ae16efabf7.jpg)
翌日は高橋さんも私もそれぞれ仕事だったのですが、朝旭川駅で会った職場の同僚にも気付かず
「高橋さんオーラが全然無くてとても疲れている様でしたよ」と言われました。
多分桜岡で一年に会う人の数よりもはるかに大勢の人達をわずか二日間で見たせいだと思います。
でもボケ防止のためにもたまに遠出はしようと思います。
<二日目(カルチャーコース)行程表>
・前川國男邸見学
・器のお店・千鳥さんでやっている「松村英治展」に行く
・東京ステーションギャラリー「モランディ展」に行く
・職場へお土産を買って帰る
まずは武蔵小金井の江戸東京たてもの園に移築されている前川國男邸へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/21/489056f56db084192a58de5cb74496b2.jpg)
建築に関わる人達の憧れの住宅の一つです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/3e/d7b84a0e50a87e3f0c8dd73254d9c56c.jpg)
下坪がおよそ15坪ほどしか無い住宅ですが、部屋のあちこちに工夫が凝らされ機能的に出来ています。
クローゼットに手洗いがあるのには驚きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/0a/0fdd915ec8f9163e1598c6fa6e77d4e6.jpg)
象徴的なリビング。この窓を邪魔しないように、外側の雨戸は外壁に織り込めるような造りになっているそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/e8/9bffeb4bb22890953e0f6634d853a3d0.jpg)
二階は吹き抜けがあるだけのシンプルな間取り。各部屋にめりはりがあり動線が整理されているので窮屈さを感じさせません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3a/771d9843c155f9584db9814997bbdaed.jpg)
作り付けの浴室や台所も、今の時代にあっても良いような素敵なデザインですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/d5/61c230af71847763967f69ff0c675930.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/b3/3e5b4fc9019482c3bd63f9cfd1574393.jpg)
この時代の建築を観ると、建具の納まりや仕上げ、素材に工夫が行き渡り、
簡素だけどとても居心地の良い住宅がつくられていたのだなと思います。飾るものや家財は必然的に少なくなりますが
その分持っている物を大切に、丁寧に扱う日本人らしい暮らしが出来たのかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/db/fd167b04226692c19407548668073bcd.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/28/8781bd7c2375fce9d6c48990e3401208.jpg)
サクラはまだ咲いていませんでしたが、梅や桃、コブシが咲いていました。
この公園はとても立派なサクラの古木があります。東京のあちこちにそういう場所があるらしいですね。
サクラの頃はもっと人が押し寄せるのでしょう…私達は今時期にゆっくり観られて良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/8b/8758d9d96f75029eb44f272327f4b4cb.jpg)
結構寒かったので、売店でおでんを食べました。公園を少し散策して、北海道の露地では見かけないツバキや不思議な樹に見とれていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/8e/55f9ad89d6b4b7142d9ec0bafef379f1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/a6/2b36b544e96cc5b7aac24b956e20f0bc.jpg)
これは初めて見たなぁ…ミツマタっていうのだそうです。ジンチョウゲの黄色バージョン?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/9d/ce6cdaca43eb14ca8b05b13fabc18797.jpg)
この公園まではおそらく小金井市の財源でやっている安い運賃の循環バスで来る事が出来ます。
住宅地を通りながら、あちこちで壊したり新築している住宅を見かけました。
土地代も北海道の比じゃないですね。東京で家を建てるってとても大変な事なんでしょうね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ed/5de862890733848cc0860b1a26fd3f91.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/f2/c389ce36bca3383dcead3f2448a771bf.jpg)
場所は変わって水道橋にある器のお店・千鳥さんへ。
今回は松村英治さんという常滑で器を作っている作家さんの個展が開催されていました。
千鳥さんは全国各地の作家さんの器を扱っていて、頻繁にブログやインスタグラムが公開されているので
結構人気のあるお店だと思います。私達が行った日は平日だったのでゆっくり器を観る事が出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/b8/43af4f05442a4cf5739a3271be0f5021.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/8f/aec0ca7047de3d86d1e0063e3b4d6545.jpg)
旅の締めに東京駅、さらに苦手な人混みへ飛び込んで行きました…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/03/f5d0be5769d86530b853e16a88eaa7ce.jpg)
東京ステーションギャラリーで開催中のジョルジョ・モランディ展へ。
モランディは故郷をほとんど離れずずっと静物画ばかり描いていた画家なのですが、
その凝り性で少々変態チック、実に一途な所が日本人にも根強い人気があります。
この展覧会は17年振りの本格的なものだったので、どうしても行きたかったのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/f3/9d30e53b1e300c203c586b9099e735eb.jpg)
おまけに会場が東京ステーションギャラリーというのも興味がありました。
駅の古い建築の一部を改修して作られたギャラリーで、2・3階が展覧会会場になっていました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/bb/f2b1a20c50440e8c003e9cc349e355af.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/08/b4a53569a7b145c3ac092becf8b02eba.jpg)
展示の仕方も面白かったですが、いつも空いている(失礼)旭川美術館に行き慣れている自分としては
足音が結構響き、沢山の鑑賞者が行き来しているせわしなさはちょっと落ち着きがありませんでした。
これも東京ならではの事ですね。行く事ができて良かったです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ec/e7c8c79f393b5a9461ddd5ae16efabf7.jpg)
翌日は高橋さんも私もそれぞれ仕事だったのですが、朝旭川駅で会った職場の同僚にも気付かず
「高橋さんオーラが全然無くてとても疲れている様でしたよ」と言われました。
多分桜岡で一年に会う人の数よりもはるかに大勢の人達をわずか二日間で見たせいだと思います。
でもボケ防止のためにもたまに遠出はしようと思います。
才能があるのですねぇ
ミツマタの花が見られたなんて羨ましい( ・∀・)
私もいつか見たい花です
ミツマタはコウゾと並んで和紙の原料となりますね
>しわになりにくく高級で、
また虫害にもなりにくいので、
1万円札などの紙幣や証紙など
重要な書類に使われる。
と、書かれています
林家ペー&ぱーこのようにいつも写真を沢山撮っていますよ。
でも撮るよりもじっくり時間をかけて観る方に力を入れるのも大事かなと反省しています。
ミツマタって和紙に使うのですね!
しかも日頃お世話になっているお札に使っているなんて…!
確か水にも溶けにくいですよね(それは防水加工のせいかな?)
何回も折られても破れにくい不思議な紙だなぁと思っていました。
この花は目立つ花で、見た時は二人で驚いて何だ何だ?!と騒いでいましたよ。