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テレビドラマ「仮面ライダー」ロケ地 探索

2023年03月15日 | 書籍・映画・音楽
来期4月まで仕事の区切りとなり少し時間ができた。そこで少しポタリング。昼から出かけたので近所を散策。以前から課題になっていた鶴川ロケの調査を決行する。移動はクロスバイクを選び青葉台から鶴見川を辿り鶴川駅へ。鶴川街道を北上し鶴川団地を目指す。先ず訪れたのは能ヶ谷きつねくぼ緑地。



今は雑木林の公園だが70年代までは荒れた造成地に未完成のマンションが放置されていた。俗にいう「お化けマンション」のロケ地となる。


制作/著作:東映・毎日放送


特撮ドラマ「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「超人バロム1」をはじめ刑事ドラマなど70年代には盛んにこの廃墟マンションがロケ地になっていた。建設を放棄された骨組みだけの高層マンションでのアクションシーンには子供ながらにハラハラしたものだ。このロケの撮影では地主に撮影許可も取らず勝手に立ち入ってロハで撮影していたらしい。時にはセメント袋を仕込んだ発破までやっていた。相当無茶な無許可撮影だった。今なら大問題に発展するところ。



この辺りにマンションが建っていた



現在の航空写真にマンション位置を重ねる


続いてのロケは「仮面ライダー」の第10話『よみがえるコブラ男』最後の撮影シーンで藤岡弘氏がバイク事故を起こした鶴川団地東交差点。お化けマンションからは目と鼻の先に位置する。藤岡弘氏操るバイクが団地直線道路の坂道を下り三叉路交差点を右折した際に砂に乗り上げ電柱横に突っ込んだ。


制作/著作:東映・毎日放送


直線の坂を下って



三叉路交差点(左が直線坂道)



右折しようとして(反対からの景色)



電柱へ


この事故で仮面ライダー13話からは2号ライダーの佐々木剛氏へと出演がスイッチした。

最後に向かったロケ地は同じく「仮面ライダー」。1クールだけ設定された立花藤兵衛が経営するスナック「アミーゴ」。


制作/著作:東映・毎日放送





此処も鶴川団地に隣接する鶴川第四小学校の入口交差点にある。現在は空き店舗となっているが外観は当時のまま。アミーゴだけでなく鶴川いちょう通り住宅地にあるセントラル商店街もその大半はシャッターが閉ざされていた。唯一の救いは鶴川団地の中央広場に面した鶴川団地センター名店街。営業している店舗が多く買い物客もみられた。調べてみると都市再生機構に頼らない自治運営が機能しているとのこと。60年代後半から70年に開発された日本中の団地群は何処も住民の高齢化問題が重くのしかかる。


大規模修繕で綺麗になった団地とセンター名店街



A:お化けマンション B:転倒現場 C:アミーゴ




本日の走行距離 28.59km クロスバイク積算 11,009km


この短い春の日に何をやればいいのか








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