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Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

シチズン レオパール

2020年08月23日 | 修理・工作・技術
国産の機械式時計はセイコーに傾倒していたけれどシチズンやオリエントなども気にはなっていた。シチズンとオリエントを一緒に語るとお叱りを受けるかもしれない。シチズンの時計ではブローバ社と提携した音叉時計のハイソニックや電磁テンプのコスモトロンはコレクションに加えていた。しかしまともな機械式時計はまだ手元になかった。そこでネットオクを物色していてレオパールに目が留まる。シンプルなケースデザイン、好みのちりめんダイヤルでデイデイト。そして28800振動スーパービート。機械はレオパールシリーズでは後期の77系。不動品とのことだが好みの条件は揃っていた。ケースは曇って汚れていたがダメージは少なく風防ガラスの傷は少ない。オークションの値もどんどん吊り上がり落札価格は22リコ(22k)になった。不動品にちょっと無理したかとも思う。届いた時計は早速内部をチェック。自動巻きのローター裏などに緑青のような錆と腐食。不動になって3-40年ほど眠ていたもののようだ。発条を巻いてみるとある程度巻いたところでスリップし緩解。錆おとしと磨き、発条交換のOHは必須。輪列やテンプの動きを確認のため少し注油して点検してみる。ちょこちょこ動かしていると機械が目覚める。弱い発条ながら時を刻み始めた。興味本位でタイムグラファーにのせてみた。果たして日差はマイナス60秒ほどだが動作は安定していた。流石は準高級機。しっかりメンテナンスせねばなるまい。
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