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Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

ハリハリ鍋の悪夢

2011年11月27日 | 食品、飲み物
バイク走行で立ち寄った赤レンガ倉庫では物産展のテントが立っていた。津波の被害にあわれた宮城県石巻市のブースが正面にあり海産物の販売に目がとまる。白いテーブルに積まれた赤い缶、POPには「くじら大和煮」とあった。我々世代は学校給食で鯨の大和煮は飽きるほど出されたものだ。アルマイトのカップに盛られたパサパサの賽の目の鯨肉と刻んだ生姜の風味が思い出される。社会人になってからも中央研究所勤務時代に東急東横線、綱島駅近くのコンビニ食品棚の奥にひっそりと積まれていたのを思い出す。もう20年以上昔の話。懐かしかったので多めに買いたかったけれどデジ一眼とデカイレンズを携えていた都合2個だけを買い求めた。まあ、感激するほど美味しいものではないのだけれど“懐かしさ”という調味料はたっぷりと効いているのだ。ついでにひとつだけとっておき情報をお教えしよう。もし鯨料理をたらふく召し上がりたいなら和歌山太地町の国民宿舎「白鯨」に泊まりなさい。格安にして一生分の鯨づくし料理が味合えます。出された多彩な鯨料理を前に「これはどこ(部位)のお肉?」と聞くのが忙しいんだから。
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