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Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

SEIKO EXCELINE

2010年04月05日 | 修理・工作・技術
週末に嫁さんが法事にいくことになり腕時計を取り出す。TPOに合わせて地味なSEIKOのEXCELINEを選んだ。この時計はワシが勤続20年の記念品にもらったものだ。会社は時計をあげるからカタログから好きなのを選べときた。しかしカタログにはクォーツ時計しか載っていない。これ以上時計は要らんないと女性用にしてもらった。しかし記念品なので裏ブタにどうしてもイニシャルを刻むことが決まりらしい。そこで仕方なく嫁のイニシャルを刻んでもらった。なんだかよくわからない記念品となる。で、久しぶりに取り出されたこの時計はタイミングの悪いことに電池切れだった。そこで電池交換しようと裏ブタを“こじあけ”で開ける。電池を取り出してみてマイナス極にタブがスポットで留められているのに気づく。そうであったこの時計はソーラー時計だったのだ。これは通常のボタン電池ではなくキャパシター(二次電池)なのだ。試しに電圧をあたると見事にゼロボルト。完全放電状態だった。電池はパナソニックのMT516(MT系リチウム二次電池、定格1.5V)が使われていた。そこらのDIYでは入手困難だ。メーカーに電池交換に出せばOH込みで2万円はかかりそう。そこで電池を取り出したついでもあり、電池は捨てるつもりで充電を試みる。ニッケル水素電池の1.2Vを繋ぎ1時間ほど放置してみる。電圧はともかく電流値抑制の抵抗は付けていないので無茶な急速充電かもしれない。充電後テスターで電圧を測定してみると正常電圧に復帰していた。時計に組み込んでみたところ動いているようだ。どのくらいもつか不明だが裏ブタを閉めて時計の文字盤を光源にかざして正規の充電を続行してみる。これで暫く様子をみてみることにする。皆様は絶対真似をしてはいけません。電池をお釈迦にしてしまう恐れがあります。時計もメーカーで修理を受け付けてもらえなくなるかも。
コメント (2)
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