宇宙のどこでいつなにが起ころうともそれは、時間と空間が、均等に釣り合って起こるものであって、計算され尽くされたものである。
占星術では、時間というものは日、月齢、ナクシャタ、ヨガ、カラナというものを基にして計算される。
それらは地球、月、太陽の動きと関連している。
天文学的には、8640万太陽年に一度、この目に見える世界は地震などによって崩壊し、新しい世界が創造される。そしてこの崩壊するまでの一期間のことをカルパといいます。
このカルパが36000回繰り返された後、この目に見える世界や霊界などすべてが崩壊しますが、これがブラフマの創造の一回分の長さにあたります。
時間というものはそもそもこのブラフマ神による創造が始まった時点からどれくらいかを示すものなのです。ガルーダプラーナP34
ポニョ:今日は以前の記事で好評だったマッチ棒を使った記事を再掲しますね。本当にインド人って数字に強いよな。
ヨシオ:さすがにゼロを発見した数学の国だけあるよな。それに星の動きを計算するホロスコープや数霊学なんかも昔から盛んやし。ヴェーダにも多くの数字に関する逸話が残されているしな。
ポニョ:数学ではインド人に太刀打ち出来ないおいらには、あんたが教えてくれたマッチ棒でタラタラ遊んでいるくらいがちょうど良いのかも。
ヨシオ:俺がシュタイナースクールで教えたのは、12本のマッチ棒を使って一筆書きのようにして一つの図形を作るんや。七つの海と五つの大陸を表している12本のマッチを使って全ては一つだと証明します。と言って12本のマッチ棒で面積が「1」の一筆書きの図形を順番に作って行くんや。別のクラスでは、自分たちが持っているプライド、怒り、嫉妬、妬み、ネガティヴな性格、冷酷さ、ずるさ、狡猾、ずぼら、怠惰、強欲などの悪い性格を1つずつ無くしていけば、最後は愛だけ残り、愛である神さんと1つになれるゲームだよ。だから最初は9だった面積を愛である1にするんだと言ってやらせるんや。面白そうやろ。
ポニョ:めちゃ面白そうやぜよ。そんな風に前置きを言って教えたら、子供たちもやる気を持つもんな。でもおいらのようなせっかち者は、前置きが長すぎるのは嫌いなんやぜよ。
という事で早速やろうぜ。先ず最初は縦横3本ずつ並べたら面積が9の四角形が出来るやろ。そして、その四角形の角にある二本のマッチ棒を内側にしてくっ付けると、面積が12だった四角形が面積11になるやろ。それを繰り返して面積が12から最後には面積が「1」の一筆書きの図形を作るんか?おいらは理科系の頭をしていないから、数学は不得手で三角関数とかを教えている数学の授業中は頭がプッツンになっていたけれど、これやったらおいらにも出来そうやぜよ。ちょっとトライしてみようかな。面積9の四角形は簡単に出来るぜよ。8も簡単や。7も6も5も出来たぜよ。でも4なんて無理や。もうこれ以上面積を少なく出来ないぜよ。
ヨシオ:それじゃさっきは12本のマッチ棒を使って四角形を作ってけれど、今回は12本のマッチ棒を使って三角形を作ってみ。
ポニョ:3対4対5の綺麗な直角三角形が、マッチ棒を12本使って出来たぜよ。
ヨシオ:それじゃその三角形からさっきみたいに、三角形の直角のところをマッチ棒を二本中に入れると面積は幾らになる?
ポニョ:6から1を引くから…面積が5の図形が出来たぜよ。でもこれってさっきの図形と一緒の大きさの面積やぜよ。ああそうか。まだ中に折る事が出来るぜよ。もう一つ折ると面積が4になるし、あゝ!もう一箇所折れるところを見つけたぜよ。これで面積が3になった。イエーイ!でもここからどうやって面積を減らしていけるんや?これ以上絶対無理やぜよ。
ヨシオ:そこまで出来たら、これ以上同じ方法で面積を少なく出来ないので、ちょっと頭を使って面積を2にまで減らすんや。先ず、さっきの元の面積が6の直角三角形を作ってから、底辺が4としたら、縦が3やろ。その底辺の四本のマッチのうち、一本だでけ使って直角三角形を作ると面積がいくらの三角形が出来る?
ポニョ:底辺が一やから、1かける4割る2やから、面積2の三角形やけれど、斜めところに上手くマッチ棒が収まりきれないぜよ。
ヨシオ:そこは無視してもええんや。次にその小さな面積2の三角形を斜辺を折れ線にして、折り紙みたいにして面積2の小さい三角形を内側に折るんや。すると大きな面積が6の三角形のうち、残りの面積はいくらになるかな。
ポニョ:ちょっと待って下さいな。内側に折ると…。2足す2やから4で、6から4を引くと、面積2の変な形の図形ができたズラ。ワッハッハ。おいらはここでやめとくズラ。これ以上はややこし過ぎて頭が痛くなって来た。
ヨシオ:そんな事を言わないで最後まで付き合えや。シュタイナースクールの生徒はここでやめると言ったらみんな必死になって怒るで。次はマッチ棒を6本使って、長方形を作るんや。簡単やろ。
ポニョ:マッチ棒を6本ですか?これは誰でも出来るぜよ。簡単簡単。面積が2の長方形がすぐ出来たぜよ。
ヨシオ:それを家の一階部分と見て、その上にマッチ棒を4本使って屋根を作るんや。これも簡単やろ。
ポニョ:はい、出来ました。
ヨシオ:そしてその大きな正三角形で出来ている屋根の部分を分解すると小さな四つの正三角形で出来ているって分かるやろ。
ポニョ:分かる分かる。
ヨシオ:その小さな四つの正三角形を順番に、一階部分も含めて全体の家の図形から取っていくと、面積2のみが残るから、その三角形を取った後の図形は面積が2という事になるやろ。
ポニョ:そういう事は理屈では分かるけれど、どうやって四つの小さな三角形を全体から取っていくんや?
ヨシオ:俺に答えを聞いてばかりせずにちょっとは自分で考えてみろや。
ポニョ:うーん。全体の図形から小さな正三角形を1つずつ全部で4つ取ればええんやろ。どうやって取れば1つの図形を保ったまま取れるんかな?ここを取ったら図形が2つなるし難しいぜよ。そうや!先ず一つ目は、家の壁に当たる縦のマッチ棒を一辺とした小さな正三角形を取れるぜよ。もう一方の壁も同じようにして取れるから二つの三角形が取れた。後二つか…。ちょっとパスしようかな。
ヨシオ:出来てるやないか。パスしないで頑張れや。…ちょっと難しいかな。答えを言うと、次は…
ポニョ:あゝ分かったぜよ!今取った三角形の一辺を使って、もう一つの三角形を取る事が出来るぜよ。もう一方も同じようにして取れるから、これで四つの小さな正三角形を取れたから、この変なロケットみたいな図形は面積が2って事になるよな。イエーイ!出来たぜよ。でも、面積が1の図形ってめちゃ難しいやろな。ここからどうやって作るんや?
ヨシオ:ここからが本当の数学の時間なんや。これは俺が答えを言わないとポニョやったら朝までかかっても出来ないやろな。先ず、今ポニョが作った変なロケットの胴体の二本のマッチの幅はどれくらいか計算出来るか?
ポニョ:ロケットの胴体の幅ですか?家の幅がマッチ棒2本分で、そこから小さな正三角形二個分の高さ分を引けばええんやろ。小さな正三角形の高さは1対2対ルート3やから、2分のルート3やけれど、同じ三角形がもう一つあるから2分のルート3が二つやから、ただのルート3になるぜよ。という事は家の幅であるマッチ2本分から三角形二つ分の高さであるルート3を引けば良いのかな。
ヨシオ:よく出来ました。ロケットの胴体部分の幅は2ー√3です。それではこの2ー√3の幅のロケットが、どれくらいの高さであれば面積1の図形になるでしょうか?
ポニョ:これは難しいぜよ。分かるわけがないぜよ。
ヨシオ:ちょっと難しかったかな?答えを言うと2+√3なんや。つまり高さ2+√3と幅が2ー√3をかければ、4ー3となって答えは1になるから、その図形の面積は1になるやろ。だから今ポニョが作った変な形のロケットの胴体部分を引き延ばして2+√3の高さにすればその図形は面積1になるんや。
ポニョ:そういう事か。でもどうすれば高さが2+√3になるんやろうか?
ヨシオ:答えを聞いてばかりせずに自分で考えろや。
ポニョ:考えすぎて頭が熱くなってきたぜよ。今は一本分のマッチ棒を使っているから、1x2ー√3やけれど、マッチ棒をもう一本分増やすと2x2ー√3になるよな。そして√3の高さの図形をその上に作るって…。あゝ!!分かった!さっき作った大きな三角形である家の屋根の高さは、小さな正三角形2つ分の高さやから√3やぜよ。だからロケットの胴体部分であるマッチ棒2本分の高さの上に大きな大きな屋根の高さである√3をくっ付けると、2+√3になるぜよ。それに家の幅である2ー√3をかけると、、4ー3となって面積が1の図形が出来るんや!やった!やった!出来た!出〜来た。あれ〜?でもマッチ棒を8本しか使っていないぜよ。それに上と下が煙突みたいに開いているから一筆書きの図形とは言えないぜよ。
ヨシオ:まだ使っていない4本のマッチ棒で蓋をすれば終わりやないか。上の部分はマッチ棒をとんがらせて蓋をし、下の部分はマッチ棒を中の方に入れて蓋を作ればプラスとマイナス ゼロで、面積1のままや。
ポニョ:あゝほんまや。出来た!なんか蛇のような変な図形になったぜよ。こんな曲がったロケットが飛ぶんか?打ち上げ不可能やぜよ。
ヨシオ:あのね、ロケットを作る作業をしてるわけじゃないんや。
ポニョ:あゝそうでした。これって変な形の図形やけれど、これは面積1の図形なんや。感激〜。じわーっと涙が出て来たぜよ。マッチ棒もしっかりと12本使っているし、上手くいったぜよ。少し難しかったけれど、こんな数学の授業を受けれる子供ってめちゃ幸せやぜよ。おいらは詰め込み教育を受けて、全然自分の頭で考えるクセが付かなかったから、こういうマッチ棒を使った授業ってとてもインパクトがあるよな。いつまでも覚えているやろな。それにマッチ棒を使うから数学の問題って思えないもんな。最後に「1」という数字で代表され、愛そのものである神さんだけ残って、全てが愛に融合するっていう発想が良いよな。こういう問題を解いたら、なんかちょっと英知が付いて賢くなった気分でヤンス。嬉しカルカル。
ヨシオ:マッチ棒ゲームをしたら英知が付くのか?
この世には、愛以上に素晴らしい美徳は存在しません。
愛は真理であり、愛は正義であり、愛は富であります。
この世は愛から生まれ、愛によって維持され、最後には愛に融合します。
すべての原子が愛から生まれました。
この世には、原子力、磁力等々、無数の力が存在していますが、愛の力はすべての力に勝っています。
信仰と愛のない人生は無意味であり、無益です。
この世に生きる人間にとって、愛こそが人生であり、愛がすべてです。
五元素は愛から生まれました。
すべての人の中にまぶしく輝いているものは、愛に他なりません。
28/7/99
https://m.youtube.com/watch?v=Vq3SRUJ0Q78
占星術では、時間というものは日、月齢、ナクシャタ、ヨガ、カラナというものを基にして計算される。
それらは地球、月、太陽の動きと関連している。
天文学的には、8640万太陽年に一度、この目に見える世界は地震などによって崩壊し、新しい世界が創造される。そしてこの崩壊するまでの一期間のことをカルパといいます。
このカルパが36000回繰り返された後、この目に見える世界や霊界などすべてが崩壊しますが、これがブラフマの創造の一回分の長さにあたります。
時間というものはそもそもこのブラフマ神による創造が始まった時点からどれくらいかを示すものなのです。ガルーダプラーナP34
ポニョ:今日は以前の記事で好評だったマッチ棒を使った記事を再掲しますね。本当にインド人って数字に強いよな。
ヨシオ:さすがにゼロを発見した数学の国だけあるよな。それに星の動きを計算するホロスコープや数霊学なんかも昔から盛んやし。ヴェーダにも多くの数字に関する逸話が残されているしな。
ポニョ:数学ではインド人に太刀打ち出来ないおいらには、あんたが教えてくれたマッチ棒でタラタラ遊んでいるくらいがちょうど良いのかも。
ヨシオ:俺がシュタイナースクールで教えたのは、12本のマッチ棒を使って一筆書きのようにして一つの図形を作るんや。七つの海と五つの大陸を表している12本のマッチを使って全ては一つだと証明します。と言って12本のマッチ棒で面積が「1」の一筆書きの図形を順番に作って行くんや。別のクラスでは、自分たちが持っているプライド、怒り、嫉妬、妬み、ネガティヴな性格、冷酷さ、ずるさ、狡猾、ずぼら、怠惰、強欲などの悪い性格を1つずつ無くしていけば、最後は愛だけ残り、愛である神さんと1つになれるゲームだよ。だから最初は9だった面積を愛である1にするんだと言ってやらせるんや。面白そうやろ。
ポニョ:めちゃ面白そうやぜよ。そんな風に前置きを言って教えたら、子供たちもやる気を持つもんな。でもおいらのようなせっかち者は、前置きが長すぎるのは嫌いなんやぜよ。
という事で早速やろうぜ。先ず最初は縦横3本ずつ並べたら面積が9の四角形が出来るやろ。そして、その四角形の角にある二本のマッチ棒を内側にしてくっ付けると、面積が12だった四角形が面積11になるやろ。それを繰り返して面積が12から最後には面積が「1」の一筆書きの図形を作るんか?おいらは理科系の頭をしていないから、数学は不得手で三角関数とかを教えている数学の授業中は頭がプッツンになっていたけれど、これやったらおいらにも出来そうやぜよ。ちょっとトライしてみようかな。面積9の四角形は簡単に出来るぜよ。8も簡単や。7も6も5も出来たぜよ。でも4なんて無理や。もうこれ以上面積を少なく出来ないぜよ。
ヨシオ:それじゃさっきは12本のマッチ棒を使って四角形を作ってけれど、今回は12本のマッチ棒を使って三角形を作ってみ。
ポニョ:3対4対5の綺麗な直角三角形が、マッチ棒を12本使って出来たぜよ。
ヨシオ:それじゃその三角形からさっきみたいに、三角形の直角のところをマッチ棒を二本中に入れると面積は幾らになる?
ポニョ:6から1を引くから…面積が5の図形が出来たぜよ。でもこれってさっきの図形と一緒の大きさの面積やぜよ。ああそうか。まだ中に折る事が出来るぜよ。もう一つ折ると面積が4になるし、あゝ!もう一箇所折れるところを見つけたぜよ。これで面積が3になった。イエーイ!でもここからどうやって面積を減らしていけるんや?これ以上絶対無理やぜよ。
ヨシオ:そこまで出来たら、これ以上同じ方法で面積を少なく出来ないので、ちょっと頭を使って面積を2にまで減らすんや。先ず、さっきの元の面積が6の直角三角形を作ってから、底辺が4としたら、縦が3やろ。その底辺の四本のマッチのうち、一本だでけ使って直角三角形を作ると面積がいくらの三角形が出来る?
ポニョ:底辺が一やから、1かける4割る2やから、面積2の三角形やけれど、斜めところに上手くマッチ棒が収まりきれないぜよ。
ヨシオ:そこは無視してもええんや。次にその小さな面積2の三角形を斜辺を折れ線にして、折り紙みたいにして面積2の小さい三角形を内側に折るんや。すると大きな面積が6の三角形のうち、残りの面積はいくらになるかな。
ポニョ:ちょっと待って下さいな。内側に折ると…。2足す2やから4で、6から4を引くと、面積2の変な形の図形ができたズラ。ワッハッハ。おいらはここでやめとくズラ。これ以上はややこし過ぎて頭が痛くなって来た。
ヨシオ:そんな事を言わないで最後まで付き合えや。シュタイナースクールの生徒はここでやめると言ったらみんな必死になって怒るで。次はマッチ棒を6本使って、長方形を作るんや。簡単やろ。
ポニョ:マッチ棒を6本ですか?これは誰でも出来るぜよ。簡単簡単。面積が2の長方形がすぐ出来たぜよ。
ヨシオ:それを家の一階部分と見て、その上にマッチ棒を4本使って屋根を作るんや。これも簡単やろ。
ポニョ:はい、出来ました。
ヨシオ:そしてその大きな正三角形で出来ている屋根の部分を分解すると小さな四つの正三角形で出来ているって分かるやろ。
ポニョ:分かる分かる。
ヨシオ:その小さな四つの正三角形を順番に、一階部分も含めて全体の家の図形から取っていくと、面積2のみが残るから、その三角形を取った後の図形は面積が2という事になるやろ。
ポニョ:そういう事は理屈では分かるけれど、どうやって四つの小さな三角形を全体から取っていくんや?
ヨシオ:俺に答えを聞いてばかりせずにちょっとは自分で考えてみろや。
ポニョ:うーん。全体の図形から小さな正三角形を1つずつ全部で4つ取ればええんやろ。どうやって取れば1つの図形を保ったまま取れるんかな?ここを取ったら図形が2つなるし難しいぜよ。そうや!先ず一つ目は、家の壁に当たる縦のマッチ棒を一辺とした小さな正三角形を取れるぜよ。もう一方の壁も同じようにして取れるから二つの三角形が取れた。後二つか…。ちょっとパスしようかな。
ヨシオ:出来てるやないか。パスしないで頑張れや。…ちょっと難しいかな。答えを言うと、次は…
ポニョ:あゝ分かったぜよ!今取った三角形の一辺を使って、もう一つの三角形を取る事が出来るぜよ。もう一方も同じようにして取れるから、これで四つの小さな正三角形を取れたから、この変なロケットみたいな図形は面積が2って事になるよな。イエーイ!出来たぜよ。でも、面積が1の図形ってめちゃ難しいやろな。ここからどうやって作るんや?
ヨシオ:ここからが本当の数学の時間なんや。これは俺が答えを言わないとポニョやったら朝までかかっても出来ないやろな。先ず、今ポニョが作った変なロケットの胴体の二本のマッチの幅はどれくらいか計算出来るか?
ポニョ:ロケットの胴体の幅ですか?家の幅がマッチ棒2本分で、そこから小さな正三角形二個分の高さ分を引けばええんやろ。小さな正三角形の高さは1対2対ルート3やから、2分のルート3やけれど、同じ三角形がもう一つあるから2分のルート3が二つやから、ただのルート3になるぜよ。という事は家の幅であるマッチ2本分から三角形二つ分の高さであるルート3を引けば良いのかな。
ヨシオ:よく出来ました。ロケットの胴体部分の幅は2ー√3です。それではこの2ー√3の幅のロケットが、どれくらいの高さであれば面積1の図形になるでしょうか?
ポニョ:これは難しいぜよ。分かるわけがないぜよ。
ヨシオ:ちょっと難しかったかな?答えを言うと2+√3なんや。つまり高さ2+√3と幅が2ー√3をかければ、4ー3となって答えは1になるから、その図形の面積は1になるやろ。だから今ポニョが作った変な形のロケットの胴体部分を引き延ばして2+√3の高さにすればその図形は面積1になるんや。
ポニョ:そういう事か。でもどうすれば高さが2+√3になるんやろうか?
ヨシオ:答えを聞いてばかりせずに自分で考えろや。
ポニョ:考えすぎて頭が熱くなってきたぜよ。今は一本分のマッチ棒を使っているから、1x2ー√3やけれど、マッチ棒をもう一本分増やすと2x2ー√3になるよな。そして√3の高さの図形をその上に作るって…。あゝ!!分かった!さっき作った大きな三角形である家の屋根の高さは、小さな正三角形2つ分の高さやから√3やぜよ。だからロケットの胴体部分であるマッチ棒2本分の高さの上に大きな大きな屋根の高さである√3をくっ付けると、2+√3になるぜよ。それに家の幅である2ー√3をかけると、、4ー3となって面積が1の図形が出来るんや!やった!やった!出来た!出〜来た。あれ〜?でもマッチ棒を8本しか使っていないぜよ。それに上と下が煙突みたいに開いているから一筆書きの図形とは言えないぜよ。
ヨシオ:まだ使っていない4本のマッチ棒で蓋をすれば終わりやないか。上の部分はマッチ棒をとんがらせて蓋をし、下の部分はマッチ棒を中の方に入れて蓋を作ればプラスとマイナス ゼロで、面積1のままや。
ポニョ:あゝほんまや。出来た!なんか蛇のような変な図形になったぜよ。こんな曲がったロケットが飛ぶんか?打ち上げ不可能やぜよ。
ヨシオ:あのね、ロケットを作る作業をしてるわけじゃないんや。
ポニョ:あゝそうでした。これって変な形の図形やけれど、これは面積1の図形なんや。感激〜。じわーっと涙が出て来たぜよ。マッチ棒もしっかりと12本使っているし、上手くいったぜよ。少し難しかったけれど、こんな数学の授業を受けれる子供ってめちゃ幸せやぜよ。おいらは詰め込み教育を受けて、全然自分の頭で考えるクセが付かなかったから、こういうマッチ棒を使った授業ってとてもインパクトがあるよな。いつまでも覚えているやろな。それにマッチ棒を使うから数学の問題って思えないもんな。最後に「1」という数字で代表され、愛そのものである神さんだけ残って、全てが愛に融合するっていう発想が良いよな。こういう問題を解いたら、なんかちょっと英知が付いて賢くなった気分でヤンス。嬉しカルカル。
ヨシオ:マッチ棒ゲームをしたら英知が付くのか?
この世には、愛以上に素晴らしい美徳は存在しません。
愛は真理であり、愛は正義であり、愛は富であります。
この世は愛から生まれ、愛によって維持され、最後には愛に融合します。
すべての原子が愛から生まれました。
この世には、原子力、磁力等々、無数の力が存在していますが、愛の力はすべての力に勝っています。
信仰と愛のない人生は無意味であり、無益です。
この世に生きる人間にとって、愛こそが人生であり、愛がすべてです。
五元素は愛から生まれました。
すべての人の中にまぶしく輝いているものは、愛に他なりません。
28/7/99
https://m.youtube.com/watch?v=Vq3SRUJ0Q78