大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

二治弘鑿 柄を交換

2020-09-24 18:08:13 | Weblog
この鑿について既に紹介した。  柄は持ち主が自分で付けた物だろう。 口金周りに割れが有り 柄が曲がっていた。 今回は柄を交換する事にした。  材料は古鉋の台を切って使った。  大体20ミリ径で棒を作った。  割と細い柄が付いていたのでそれを真似て作った。  柄の長さは125ミリとした。  普通の鑿より若干長めだと思う。 これで全体の長さは215ミリとなった。  柄に入る穴を真っ直ぐ開けるのが特に難しい。 調速ドリルで ゆっくり調整しながら 細いドリルから太いドリルまで 徐々に穴径を広げながら 曲がらない様に調整して開けている。 込みの部分は約35ミリと結構長い様だ。 その代わりなのか口金は 16ミリ程度で 関西の鑿と比較すると短い。   柄には OILを塗ってある。  隣が前の柄になる。 どうにか 上手く据えられたと思う。   これで半日時間を使った。 もう少し刃先に研ぎは 必要だろう。  やっと涼しくなって 作業もやり易くなった。  

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