![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/c1/cd433cfef1acae0353b348863746894f.jpg)
この鑿について既に紹介した。 柄は持ち主が自分で付けた物だろう。 口金周りに割れが有り 柄が曲がっていた。 今回は柄を交換する事にした。 材料は古鉋の台を切って使った。 大体20ミリ径で棒を作った。 割と細い柄が付いていたのでそれを真似て作った。 柄の長さは125ミリとした。 普通の鑿より若干長めだと思う。 これで全体の長さは215ミリとなった。 柄に入る穴を真っ直ぐ開けるのが特に難しい。 調速ドリルで ゆっくり調整しながら 細いドリルから太いドリルまで 徐々に穴径を広げながら 曲がらない様に調整して開けている。 込みの部分は約35ミリと結構長い様だ。 その代わりなのか口金は 16ミリ程度で 関西の鑿と比較すると短い。 柄には OILを塗ってある。 隣が前の柄になる。 どうにか 上手く据えられたと思う。 これで半日時間を使った。 もう少し刃先に研ぎは 必要だろう。 やっと涼しくなって 作業もやり易くなった。
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