川瀬 巴水展（立川高島屋）

正月２日　家でゴロゴロして居ても駄目だ。　今日は天気も良く暖かくなりそうなので、立川に川瀬巴水の木版画を見に行く。　確か何でも鑑定団に一度この人の木版画が出て居たと思う。　いかにも大正　昭和も戦前の良き日本の風景を上手く切り取った感じで、年寄りの喜びそうな木版画だ。　全国各地を廻り　日本の四季を上手く取り込んで、何となくしっとりした空気感を表現している様だ。　　作品は相当数展示されており、１００点以上は有ると思うので、じっくり鑑賞していると非常に疲れる。　鑑賞は２時間まで　作品は２０から３０点程度に押さえて選りすぐった方が良いと思う。

立川には久し振りに行ったが、以前のごみごみした立川とはすっかり変わった。ビル群の間を通る回廊はまるで香港の様では無いか。　人も結構多くて東京郊外の大きな街に発展していた。　古い情緒ある日本は消え去り画一的な騒々しい街になった様だ。　正月でも着物姿は無く　普段の休日と変わらない様だ。　展示は１月１６日まで。　入場料は少し高いが　今時はこんな物だろうと思う。　好きな人は見て損は無いと思う。