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小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

子育て支援WSレポート

2012年07月29日 23時32分43秒 | ヒッポファミリークラブ
2012年7月29日(日)

 今回もリアルタイムの記事です。

 今日は、北野田ファミリーの子育て支援ワークショップ
「多言語ママたちが見つけた赤ちゃんとことばの不思議」
3回連続コースの第2回目でした。

 この講座で、こちらからのアプローチは、
 「多言語のある環境で子育ても面白いですよ」
というもの。
 
1回目と3回目は火曜日に行われるため僕が参加できるのは
今回の2回目のコマだけ。
 「お父さんだって子供の言葉の成長をみつめている」と
いうことで、みんたから、スピーカーしてみたら、と薦めら
れてメインスピーカーをさせてもらうことになりました。

 参加者はわが家の5人プラスただ今うちにホームステイ中
のローラ(アメリカ)と、うちのフェロウのモモちゃん、
それにファミリーのお母さんメンバーと子供(2歳の男の子
と6か月の女の子)。

 1回目に来てくれた外部参加の人は3回連続で参加予定でした
が今日は来られず。飛び込みもなしで、残念ながら外部参加0
でした。

 メンバーのお母さんは下の子が生れる時に一旦退会していた
ので、ゆうきとりえの交流報告を聞いていない、ということも
あって、外部参加の人はいないけど、ふたりに交流報告をして
もらいました。

 僕の話は・・・外部参加の人がいないから別にいいや、と考
えていたのですが、せっかくだから、とみんたが言ってくれた
のでさせてもらいました。
 でも、外部の人相手に用意した話なので少しやりづらかった
ですね。

 で、中身の方は、と言うと・・・
 「世界にはいろんな言葉があるけど、すべて同じ人間の言葉
なんです、日本語と他の国の言葉との違いも実は些細なもの」
と、いうことを体験談を交えて話し、それから、
「言葉は聞き手がその意味を見つけるのです」と、いう話から
春奈のことを話しました。

 春奈は、自分の要求を伝える時に、相手が言う言葉を口にする
ことがありました。
 たとえば、ごはんがほしい時に、「マンマか、待ってや」と、
言ったり、靴を履かせてほしい時に、「くっく(靴)はいて」と、
言ったり。
 それでも家族は春奈の言っていることを理解していました。
 でも、これって実は大人でも、外国の人を相手に、その人の国の
言葉で話す時に同じことをしている、そして実際にヒッポメンバー
や僕が体験した実例を紹介し、それでもいずれのパターンでもホス
トはこちらの言っていることを理解してくれた。それは相手が意味
をみつけるから。
 だから、言えない、などと思わずに自分の体の中にある音を口に
出していけばいい。
 そして、最後に、「多言語人間とは、どんな言葉にも、どんな国
の人にも耳と心が開いている人」と、話して、そこから、「すべて
の言葉は同じ人間の言葉なんです」というところにまた戻る、とい
う内容でした。

 後で、メンバーのお母さんも、
 うちの子も、チーズいらない、という時に、「チーズ食べり」と、
私に言った、というエピソードを紹介して、
 「私が子供に食べさせるときに言う言葉を子供も使っていた」
と、話してくれました。

 やっぱり子供は家族が自分にかけてくれる言葉をマネっこしている
んやね。


 ちなみに、外部参加の人がいなかったので、「多言語のある環境
の中での子育ては面白い」という部分の話は削らせてもらいましたが。

 さて、残りは第3回目の1コマのみ。

 一応事前申込みは2組いてはりますが、いい場になることを祈って
おります。

交流会レポート

2012年07月27日 22時54分44秒 | ヒッポファミリークラブ
 今回は、2012年7月。リアルタイムの記事です。

 ちょうど今ヒッポ・ファミリー・クラブではホームステイの
プログラムが続いています。
 それで今回、堺地区に来ているゲスト2人を交えて、外部向け
の交流会を堺市内にある3つのヒッポファミリー合同で主催しま
した。

1回目 7月15日(日)堺市東区で

 ゲストは、ローラ(アメリカ)とサイファン(シンガポール)。
 外部参加は、ゆうきとりえのお友達(小6)と、小2と幼稚園の
女の子をつれたお母さんの2家族。

 メニューは、

ぐるっと自己紹介
お国自慢(ゲストの2人に、自分たちの国や州、家族のことなど
を話してもらい、こちらからは堺のことを話す)
 SADA(7ステップス、シエルト・リンド、ワー・ハー・ハー)
 交流報告
 ソノコのタイトルを歌う。(英語、ヒンディ、中国語、日本語)
 ホームステイ受け入れ話

 堺の紹介のところでは、ゆ&りのお友達が、学校で堺の研究に
取り組んだ時に堺の地場産業として包丁を取り上げたそうで、そ
れについて、話してもらいました。
 ゆ&りのお友達は、ラボのメンバーなのだけど、さすがに初め
て会う人たちの中ではなかなか話しづらそうでした。
 でも、ゆ&りのフォローもあり、それがどんだけの効果があった
大いに未知数だけど、がんばって話してくれました。
 それから、堺といえば巨大古墳群、ということで、みんなで古墳
の説明。

 SADAは、ゲストが、アメリカとメキシコのハーフ、中華系シ
ンガポール人ということで、英語、スペイン語、中国語のSADA。

 ゆうきとりえの交流報告は、去年の夏休みに青少年交流で行って
きた時の報告。
 ゆうきのロシア交流報告では、ホームシックになった時のエピ
ソードが登場したことにビックリ。前は、友達などの前ではその話
はしたがらなかったのに。今では友達の前でも話すようになったん
やね。
 りえは台湾交流の話。時間配分を気にしてくれて、いつもの内容
をカットして話を組み立てて話してくれたことも成長ってやつなの
かもしれん。
 やっぱりいろんな人から、交流報告をさせてもらう場をもらって
きたおかげだね。

 ホームステイ受入れ話では、今までにやって来た外国のゲストが
驚いた、日本人にとっては当たり前だけど外国では違うものを、
クイズ形式で。

 ふたりの女の子をつれて参加してくれたお母さんは、
 「英語だけじゃなくて、いろんな言葉をするって面白いですね」
と、いうご感想を話してくださいました。


2回目 7月22日(日)堺市北区で

今回は、ローラ、サイファンに加えて、西宮にステイしているアメ
リカ人のアンジェリカも参加。ローラとはアメリカでルームメイト
だそうです。
外部参加は、3歳の男の子をつれたご夫婦と、中学1年生の女の子
とお母さんの2家族。

 メニューは、

 ぐるっと自己紹介
 What’s Hippo
 SADA(シエルトリンド、7ステップス)
 お国自慢
 タイトルを多言語で歌う

 今回は、What’s Hippoをメニューに入れて、それから、お国
自慢のコーナーを長めにとりました。

 1回目2回目を通して、来てくれた外部の人たちと、ゲストたち
と交流をしてもらうのが難しかったですね。
 何しろ初対面の外国の人相手に気さくに話しかけるわけです
から、そう簡単にはいかないのは当然かもしれません。結果と
してヒッポメンバーがゲストにいろんな質問をする、という形
になってしまいました。
 前にやった交流会では、外部参加者が小学生ばかりだったの
で、英語の挨拶や自己紹介をしてもらう、というメニューでや
りましたが、今回は大人の人もいましたから、その時みたいに
はいかないし。
 次回は、もう少し気さくになれるような雰囲気作りが必要な
のかも。
 それでも1回目に来てくれた、ゆ&りのお友達は頑張っていろ
いろ話してくれましたからね。とにかく話してみる、というこ
とを実践できる場を外部参加の人に提供する、というやり方も
考えてみてもいいかも。

 いろいろ反省点はありますが、せっかくのホームステイなの
で、ヒッポ以外の人たちにも交流をもってもらう機会はゲスト
にとっても、また受け入れに興味のある人にも貴重な体験にな
ると思うので、これからもそんな場を作っていきたいものです。