★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

CT検査とヨード剤

2006-11-29 09:56:24 | 体調
エコーの検査でひっかかり,
造影剤を使ったCTの検査を受けることになった。
この検査は確か2度目だ。
ずいぶん前のことなのであまり記憶は定かではないが
造影剤のアレルギーがなかったことははっきり憶えている。

造影剤を点滴するために、まず血管を確保する。
ずいぶん長くて太い針だ。
おまけに何かがコーティングされていてすべりが悪い。
刺し終わってしまえば別になんてこともないけれど。

検査室に入るとまず普通の撮影。
そのあと、造影剤が体内に入ってからの説明が詳しくされた。

点滴開始。程なく体中が熱くなった。
と同時に喉が猛烈に痛くなり、やがてくしゃみの連続。咳もひどい。
「息を止めて」といわれても咳が・・・・。

私「ちょっと待ってください」
技師さん「待てないんです。造影剤が血管を通っているうちに撮らないと」

そりゃそうだ。
一生懸命咳をこらえなんとか2枚撮りおえた。

技師さん「アレルギーが出ましたね。
     帰宅後もしばらく注意してください。
     まれに、重篤な症状が出ることがありますから」


造影剤はヨードだ。
ネットで調べてみたら、
投与後30分から数日後に、蕁麻疹などの副作用が出ることがある。
2500人に一人の割合で重篤な副作用が出る。
50万人に一人の割合でアナフラキシー・ショックで死亡することもあると
書いてあった。

喉の痛みは床に入るまで続いていた。
人間の身体は年月とともに変化する、
いわば当たり前のことを身をもって味わった検査であった。