★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

床が動き回る!

2009-05-25 15:07:44 | 体調
昨日の朝友人から電話があった。今日のスケジュールについて楽しく話し、
いつものように話があっちへ飛びこっちへ飛びして
20分ぐらいで電話を切った。
椅子から立とうとしたら周りがぐらぐら動いて立っていられない。
おまけに猛烈な吐き気。目を開けると余計に吐きそうなので
夫にベッドまで連れて行ってもらいすぐ横になった。
メニエルの発作かと思ったが頭の後ろがどーんとする。
念のため血圧を計ってもらうと179-117。
たぶんめまいのストレスで血圧が上がったのだろう。
高いけど200を越していないのでじっと寝ていることにした。

横になっても周りがぐらぐらゆれ、吐き気が治まらない。
喉が乾いてきたのでスポーツドリンクを少し飲んだ。
とたんに全部吐いてしまった。

めまいはいわば昔からの持病でいつもメニエル氏症候群と
言われていた。あるとき別の耳鼻科にかかったところ、
耳石が原因の「良性発作性頭位性めまい」という長ーい
名前の病気であることが分かり、耳石を落ち着かせる体操をして
すっかり治っていた。また耳石が動き出したのかとうんざりしたが
今迄で一番めまいがひどく嘔吐もひどかった。

午後から番茶は受け付けるようになり夜遅くおじやを少し食べた。
しかしムカムカはなかなか治まらなかった。
血圧は夜になると150-100まで下がっていた。

今日もまだ少し吐き気がする。
ちょっと調子がよかったので動きすぎたのか。
また体重が2キロ減ってしまった。
ま、食べられるようになればまた増えるだろうから
心配はしていないが。


今年もヒメヒオウギが床下から顔を覗かせた。








いよいよ始まる裁判員制度

2009-05-19 10:52:38 | 暮らし
この21日から裁判員制度が始まります。
”司法を国民の身近なものに”がうたい文句ですが
あまりにも問題が多すぎます。
その辺りを作家の高村薫さんが分かりやすく書いてくれました。

5月18日中日新聞 夕刊
社会時評 裁判員制度の困惑
市民感覚とは別次元の話

(略)今月はついに裁判員制度が始まる。依然として
国民の参加意識は低いままで、昨年末に一回目の
候補者に選ばれた人びとのうち、かなりの割合で
辞退を希望する人が続出したと聞く。本制度についての
明確な賛否以前に、仕事や生活に追われている一般市民が
最高裁判所からの物々しい通知を受け取ってみれば、
自分が人を裁く立場になることへの困惑や、気の重さを
新たにしたというところだろう。
 本制度については、巷間さまざまな問題点が指摘されて
いるが、私たちの困惑の気分にはそれなりの理由がある。
第一に、刑事裁判に市民感覚を持ち込むという本制度の
目的自体が、それこそ市民感覚では理解しがたい、という
ことがある。普通の市民は人殺しも強盗もしない。
被害者になった経験もない。生活感覚として犯罪や犯罪者に
怒りを覚えることはあれ、そのことと裁判の世界はまったく
別の次元であって、そんな世界が自分にも担えると考える人は
少数だろう。市民感覚というのであれば、法律は法律家、裁判は
裁判官に任せるというのが市民感覚である。

 また物理的にも、刑事裁判では死体や血や凶器などの証拠品を
避けて通れないが、無作為に選ばれた市民がそんな生々しいものを
見分する義務を負わされる理由も無い。市民として、犯罪者に
然るべき処罰をと願うことと、そのために自ら死体の写真を見たり、
殺人や強姦の詳細を聞いたりすることは、いかにしても結びつく
話ではない。またどんな犯罪者であれ、その命一つを左右する
責任を負うことに、どんな合理的な根拠があるか。
それが本制度で定められた国民の責務だというのであれば、
制度の理念のほうがおかしいのだと言うほかはない。

 このように私たちが裁判員を辞退したいと思うのは自然な市民感覚
なのだが、さらに実際の裁判に思いをはせたなら、その困難さは
容易に想像がつく。死刑判決が確定した和歌山カレー事件一つを
思い出してみても、「難しい」「分からない」というのが
市民感覚だろう。被告の自白がなく、直接証拠もないなか、
状況証拠だけで被告以外に犯行を為しえた者はいないと推定して、
死刑判決を下すようなことが、私たちに出来るか。

 しかも本制度では、多忙な市民を裁判にかりだすために、
わずか数日で審理を終える必要があり、そのため何より重要な
はずの供述調書の調べさえ省略されると言われている。
一般市民には大量の活字を読むのは無理だという配慮らしいが、
取調べ過程の前面可視化が実現していないなか、非公開の
公判前整理手続きで事前に選別された証拠だけをもって、
真実を十分に解明出来ると考えるほど、私たち市民は呑気でもない。

 こうして考えるに、「自信がない」「難しい」「分からない」という
一般の反応は、実に正当なものだといえる。現に、本制度に備えて
短期間で結審するようになった最近の裁判例では、
基本的な証拠調べの粗雑さも目立つ。職業裁判官が裁いても
そうなるのなら一般市民がそこに加わって起きるのは、
なお一層の粗雑さか混乱だろう。

 裁判の長期化や有罪率の高さなど、現行制度が抱える問題は、
取調べの全面可視化を実現するだけでも、かなりの程度改善
されると思われる。刑事裁判の質の低下は、どこまでも裁判所と
検察の体質の問題である。まずそこから改革せずして、
刑事裁判のあるべき改革はない。(たかむら・かおる=作家)

といったように問題点だらけの裁判員制度。
わたしなど、人の人生、ひいては生き死にまで
関わらなければいけないことに耐えることはできません。
選択の自由のないこの制度は、憲法で保証されている
基本的人権をも侵すものではないでしょうか。


困ったワン



初もの

2009-05-06 11:10:11 | 暮らし
所用で友人のお宅を訪問しました。
去年新築されたステキなお家。
写真はそのうち撮らせてもらう予定です。
嬉しいことにお宅に生ったさくらんぼを頂きました。
「かわいいー!」今年の初物です。
なっているところをカメラに収めたかったのですが
時間がなく、そそくさとおいとまを。

皮が柔らかく新鮮そのもの。
小粒でも味はバッチリ!


山のように採れたということですから
今度はゆっくりお邪魔しようと思っています

ゴールデンウイークはおそばを食べに行っただけでした。
体調がいまいちなので、新型インフルに罹らないよう
じっとしています。
それでも日替わりで頭痛が激しかったり、
下痢が続いたり・・・。
おかげで家の中が少し片付きました。



とろろそば&さんやほー

2009-05-04 21:14:30 | 暮らし

岐阜県関市の「助六」さんは全国の蕎麦好きが訪れる
お店です。助六のとろろそばは自然薯が使われています。
その自然薯は友人で有機農業のエキスパートのTさんが栽培しています。
わたしも時どきご相伴にあずかります。
昨年頂いた自然薯。1.2mあります。
(蛇ではありません
 

久々に帰省した息子と3人でとろろ蕎麦を食べました。
「うーん、おいしい!」
(カメラを忘れて写真が撮れませんでした)

自然薯の味を知ると、ある意味不幸でもあります。
山芋はこくがないし、自然薯はなかなか手に入りません。

助六さんで出してくれたお酒が美味しいというので
美濃市の蔵元まで足を伸ばしました。
美濃市は古い町並みが残っていて「うだつ」のある街としても有名です。
名前は『さんやほー』むかし山野豊(倉知のけんか御輿)という
お祭りがありその掛け声が名前の由来だそうです。

 
このお酒は一切農薬を使わないで栽培された
美濃錦だけで作られています。

醸造元は「百春」で有名な小坂酒造。
この建物は1772年に建てられたもので
国の重要文化財に指定されています。

わたしも家で少しだけなめてみましたが
香りのいいさわやかな美味しいお酒でした。
その上、とても安いのも魅力的です