御所は1854年火災で焼失しているので、翌年とりかかった
安政の造営の際描かれた200面の襖絵が一挙に公開された。
90名を超える一流の絵師の作品は絢爛豪華そのもの。
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1897年に文化財の保護を目的として発足。
重厚なヨーロッパ風の建物と整備された庭園は
とても心が落ち着く。
博物館のすぐ近くの三十三間堂では、ちょうど恒例の
「通し矢」、の行事が行われていた。
これは,今年成人を迎えた人たちや有段者が
三十三間堂とおなじ長さ(60メートル)の距離を
弓矢で射て技を競うと言うもの。
特に女性は振袖に袴といういでたちでとても華やかだ。
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参加者は全国から2000人余り。
その上今日は、無料開放とあって参詣者も多く、境内はいものこを洗うよう。
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通し矢の振袖揺らす初松籟 さち
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横顔のきりりと締まる弓はじめ さち
この日は何度も京名物の時雨があって、若い人たちも
寒さに震えていた。
特に男性は片肌を脱ぐので、寒さで皮膚が赤い。
競技が終わると即座にダウンジャケットなどをはおるので、
袴とのミスマッチがなんともいえなかった。
午後からは宇治の平等院へ。
小学校のときに訪れて以来だ。
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休日でも人出はあまり多くなく静かに拝観できた。
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有名な鳳凰はレプリカで、本物は鳳翔館に展示されていた。
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旅は楽しかったが、その後二人とも熱が出て寝込むことになるとは。。。
情けない限りである。
今年の演目は、幸田露伴作の『五重塔』と河竹黙阿弥作『魚屋宗五郎』。
プラス前進座創立75周年を記念しての梅之助の口上と盛りだくさん。
それに因んでまず東寺の五重塔(国宝・世界遺産)を見学。
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東寺は826年弘法大師により建立に着手したが、4回の火災にみまわれ
今建っているのは1644年徳川家光の寄進により建立されたもので
55メートルの高さがある。
よく晴れた冬空に美しくそびえていた。
ホテルにチェックインした後は、4時の開演までフリータイム。
このとき昼食をどこで食べるかが楽しみの一つ。
今年はあらかじめ調べておいた四条河原町の「志る幸」へ。
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このお店は、勤王の志士・古高俊太郎の屋敷址。
その名のとおりお味噌汁が売り。
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お昼は名物『利休弁当』に好みのお味噌汁を食べるのが一般的。
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お汁の具は常時十種類以上あるが、メニューには濁点がついていない。
濁点=濁る、すなわち汁が濁るのを嫌ってのことらしい。
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白味噌、赤味噌、おすましと三種類ある。
夫はたいあら、わたしはおとしいも(やまいもをすって味噌汁に落としたもの)。
二人とも白味噌を頼んだ。京風の甘みのある味だった。
腹ごしらえが出来たところで南座へ。
『五重塔』は嵐圭史の十兵衛・藤川矢之輔の源太。
重厚で緻密な舞台は大いに見ごたえがあった。
前もって東寺の五重塔を見学したので、
舞台装置の五重塔が、よりリアリティをもって感じられた。
『魚屋宗五郎』の梅雀、国太郎のおはまはともに持ち味をよく出していた。
その後は劇団との交流会。
矢之輔さんと女優の高柳育子さん。
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圭史さんは昼夜2回の公演で少々お疲れ気味。
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ホテルに帰ったのは11時。
ここちよく疲れました。
メールでの年賀も増えています。
さて、年賀状美術館第二弾です。
この友人の絵手紙と書は、素人の域を超えています。
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書道六段(もっと上かもしれない)の小学校の先生です。
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この方はリタイアー後、世界のあちこちをスケッチしながら
旅しています。
今年はアメリカからでした。
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絵をこするといい香りがします。
コメントに共感しました。
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毎年こった版画を送ってくれます。
版画の賀状は、みなさん飛騨高山出身の方たちです。
本場なんですね。
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ソフトで作られたようです。
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開発の進むJR岐阜駅周辺の様変わりを、
毎年スケッチで送ってくれる同い年の友人。
見事なスケッチにいつも舌を巻いています。
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昨年は確か、茨木のりこの詩『倚りかからず』でした。
今年は城山三郎です。
いつも心に響く、生き方の指針となる詩を送ってくださる先輩です。
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このほかにも、まだまだアップしたいはがきがありますが、
今年はこのくらいで。
友人宅ですばらしい音のスピーカーを紹介された。
タイムドメイン
録音された音が忠実に再現されると言う。
あのビル・ゲイツもこの会社のスピーカーの音を聴いて
「わたしの8千万かけたオーディオセットはなんだったんだろう」と
言ったとかいわなかったとか。
タイムドメイン理論とは、(株)タイムドメインの由井啓之社長が提唱する
オーディオ理論です。
従来のオーディオ理論は、主に周波数領域(Frequency Domain)に着目して、低音から高音までの再生限界と特性のフラット化と
歪率の最小化を目指してきました。
それに対し、時間領域(Time Domain)の再現性に着目したのが
タイムドメイン理論です。
「音」とは空気の「振動」ですが、タイムドメイン理論は、
その振動の発生から消滅までの時間的な過程(音の波形の過程)を正しく再現し、限りなく原音に忠実に近づけるために生まれた理論です。
確かに柔らかくホットする音である。
心に語りかける音で、癒しの効果も大きいそうだ。
1セット31万5千円のもあるがこのミニタイプはわずか1万8千円。
お値段もリーズナブルだし、音楽を聴くことが至上の楽しみである私としては
今すぐにでも欲しいけど、今使っているファイブ・サラウンド・システムも
まだ傷んでいないのでもったいないし、
大いに迷うところだ。
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遅ればせの報告を。
昨年12月にコーラスの定期演奏会を開いたサラマンカホール。
ロビーや階段がイルミネーションで美しく彩られていました。
今年が初めての試みのようです。
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演奏後お花をたくさん頂いて感激。
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