★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

造影剤(ヨード剤)の副作用

2009-06-25 11:14:28 | 体調
昨年の入院騒ぎから8ヶ月余り経ったので
定期検診を受けた。
造影剤入りCTを撮って腫瘤の痕を調べる。
この検査は4~5回受けているが
くしゃみが出たり、ふらついたりの軽い副作用が
毎回あった。

そのことは事前に書類に書き入れ、同意書にも
サインをした。

今回も大したことはないだろうと軽い気持ちで
検査を受けた。
造影剤が体内に入るとかーっと熱くなる。
今回はその度合いが強いような気がした。
するとくしゃみが出だし止らない。
その上、喉がイガイガ、ヒリヒリしてきた。
何度も「大丈夫ですか?」の声がかかったが
冷房が猛烈に効いているので寒いせいもあると思い
「はい」と答えた。

検査を終わるといつものようにふらふらしたが
待合室でしばらく休むことにした。
立会いの医師が来て「ほんとに大丈夫ですか?」
「ええ、大したことは・・・」
「声が変ですね」「そういえばかなり喋りにくいです」
普段割りに高い声で話すのが、しゃがれた低い小さな声しか出ない。
「やっぱり変なのですぐ点滴をします」とソファで針を刺し
ヴィーンFと書かれた輸液(500CC)をぶら下げ
消化器外科のセクションへ。

そこは抗がん剤治療をする部屋らしくベッドは満員。
リクライニング付きの椅子に座ること2時間30分。
悪いことに、冷房の吹き出し口の風が点滴の腕に当たって
そうでなくても冷えている腕が氷のようになってしまった。
その間何度もお手洗いへ行き、造影剤は体外へ(出たと思う)。


4.造影剤の副作用
造影剤の副作用は、検査中や検査直後に生じるもの(即時性副作用)と検査後数時間から数日後に生じるもの(遅発性)とがあります。
また、検査中から検査後数日の間に注射部位が腫れたり、炎症を起こすことがあります。

A.即時性副作用
ほとんどは、吐き気、嘔吐、熱感、皮膚の異常(赤くなる、かゆみがでる、 むくむ、じんま疹)、くしゃみ、せきなどの軽いものです。しかし、まれに(10万人にひとり程度)、冷や汗、血圧低下、胸が苦しくなる、呼吸困難などの重い副作用が起こることがあります。極めてまれですが死に至る報告もあります。
また、注射部位が腫れたり、炎症を起こすことがあります。

B.遅発性副作用
まれに、検査後数時間から10日後くらいの間に、体がだるくなったり、頭痛、皮膚の異常などが出ることがあります。
http://www.huhp.hokudai.ac.jp/medical/pdf_relation/kensa_ct.pdfより


他のサイトでは副作用に嗄声(させい)も書いてあった。
あたしの嗄れ声は帰宅した後もしばらく続いていた。
その後二日間は身体がだるくて横になっていた。

数日後結果を聞きに。幸い腫瘤の痕跡はほとんど無く
今後は年に一回の検査でよいことになった。
「問題は造影剤の副作用ですね」と医師。

アナフィラキシーショックでは25万~50万人に一人の
割合で死亡するらしい。
検査で死んでいては元も子もない。
誰にでも安全な造影剤が一日も早く
開発されることを願っている。
            
今年も合歓が咲いた。
この木が縁で松山のちょびママさんとお友だちになった。
忘れられない花。
去年よりさらに大きく育ったようだ。
              
 

                 



尾籠(びろう)な話で恐縮ですが・・・。

2009-06-22 21:26:57 | 体調
加齢のせいで腸の働きがかなり悪い。
便秘症ではないが、薬(パントシン散+酸化マグネシウムと)をのまないと
お通じがない。
時には薬が効きすぎ下痢がひどくなる。
自分でコントロールしながら過ごしているが
お通じの悩みは尽きない。

ところが図書館とか書店へ行くと
必ずトイレへ行きたくなる。
県立図書館など行く度に駆け込む。

書物に便意をもよおす何かが含まれているのか
ひょっとしたらインクのせいなのか。
糊のせいなのか。

私のこの奇妙な現象をごく親しい友人に話してみた。
するとどうだろう!
彼女は私より一回り若いが「私もそうなの」。
図書館や自由書房、カルコス(どちらも大きな本屋さん)へ行くと
同じような現象が起きるという。

あーよかった!私だけじゃなかった。
「便秘がひどくなったら図書館へ行けばいいよね。
自然の治療法があるのは心強いよね」と
大笑いしたが、原因は一体何なんだろう?


どなたかご存知ですか?


友人宅のざくろ

今はまさにこの季節






 水彩画教室

2009-06-06 10:20:31 | 趣味
今度のめまいは治りが悪く、いまだに吐き気も続いている。
病気の話題ばかりでは読んで下さる方にも
書いているほうも気が滅入るので、
具合のいい日に受けた単発の講座のお話を。

昔から絵を描くのは好きだったが、歌と同じ下手の横好き。
誰かこつを教えてくれないかなと漠然と考えていたところ
近くの生涯学習センターでこんなチラシを見つけた。

「絵は才能ではありません。絵には秘密があるのです」
というフレーズにつられて申し込んだ。
募集定員は12名。ところが人気があって多くの人(50人余り)が応募。
定員を15人に増やしたとのこと。
そのおかげか私も受講できた。
講師は「団塊世代のための市民講師養成講座」を終了した
元サラリーマンのもの柔らかな方。


上記のようなヒミツの道具が配られた。
スケール、水をくぐらせたはがき、水性ペン、ねりけし。
そして絵の具が4色。

素材は玉ねぎ。
①スケールを10センチほど離して玉ねぎの
 輪郭をスケールにフエルトペンで描く。
②①のスケールを10センチほど離して
 「利き目」ではがきに細いシャープペンシルで
 玉ねぎを書き写していく。
 絵の具の色を美しく出すために、練り消しで
 輪郭を薄くしておく。
③はがき(既に水張りされている)の全体を水で濡らす。
④黄色の絵の具を薄く溶いて玉ねぎ全体を塗る。
⑤赤と緑の絵の具で皮の色、青赤緑の絵の具で
 影の部分を塗る。光っているところは水をつけ
 吸い取る。
 (色を塗るときはそのつどドライヤーで乾かす)


ニトリの100円の額に入れてできあがり。

絵は知覚能力、すなわち右脳で、必ず利き目で描く。
左脳で描くとシンボリックな絵になる。
利き目は片目ずつ瞑ってみて見やすいほう。
などを学び楽しく2時間を終えた。
さて、出来栄えは???