★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

コンサート  C・バルトリ

2006-03-31 22:16:20 | 趣味


どうしても聴きたくてコンサートに出かけた。
メゾソプラノのチェチーリア・バルトリとチョン・ミョンフンのピアノ伴奏。
超豪華な顔合わせだ。
案の定、安い席は早々に売り切れてしまったので
思い切ってB席をゲット。
AやS席はオペラより高くとても手が出ない。
日本の演奏会はチケットが高すぎるとよく言われるが
ホントにそう思う。

さて当日会場へ行って驚いた。安い席がいっぱい空いている。
なんてこと!
高いチケットを売るためのソールド・アウトだったんだ。
なんてアコギな商法だこと。

しかも安くないB席でも天井桟敷。
ただ舞台からは遠いが真正面なので
音がいいのがせめてもの救い。

が、バルトリが歌いだすと先ほどの腹立ちはどこへやら、
夢見心地に。

その声は豊かで艶があり、華麗でやさしく
聴くものを包み込む。
表現力の豊かさは、言葉の分からないわたしにも
題名を聞いただけで、こんなことを歌っているに違いない
と思わせてしまう。

その上超絶技巧のコロラトゥーラ
人間業とは思えないほど。
声域がメゾなのでより深みもある。

伴奏のミョンフンさんは指揮者としても
ピアニストとしても超一流。
オペラも多く振っているので
アリアの伴奏などオケを聴いているような豊かさだ。

演奏が終わるとスタンディングオベーション。
それに応えてアンコールを4曲も歌ってくれた。
友人と二人でハイになりっぱなしのまま帰路に着いた。




ここで突然葉牡丹のつぼみです。
記事とは関係ないけどあまり美しかったので。









80年ぶり

2006-03-30 21:12:10 | 趣味
のち

朝起きると、天気予報どおり雪が降っている。
ふつう春の雪はちらちら降ってすぐ溶けるのだが
今日は様子が違う。真冬のような降りかただ。
10時ごろには回りは真っ白。
3センチ積もったとニュースで言っていた。
しかも、岐阜で3月に雪が3センチも積もったのは
80年ぶりとか。
昨年の12月は60年ぶりの大雪だった。

不気味な異常気象が続く。

昨日はこんな春爛漫の写真を撮ったのに




今日の景色はこのとおり





せっかく咲き出したチューリップやムスカリも
ふるえているよう。










天満宮の梅

2006-03-23 21:02:25 | 趣味
我が家の近くに天満宮があります。
天満宮と言えば梅。
『東風吹かばにおいおこせよ梅の花主なしとて春な忘れそ』
菅原道真のうたを思い出します。

ここの紅梅はことのほか美しい










白梅は裏側からみるとまた違った色の美しさです。


これ、れんぎょうなんです。アップで撮ったら昆虫のよう。


こんな椿もありました。



これは一体何なんでしょう?


これから花が咲くのかな?
風に揺れてとても風情がありました。



さくらの便りが聞かれると言うのに、いまごろ梅をアップして・・・。
何事も遅いさちでございます。





かわしまやの「草もち」

2006-03-20 15:04:49 | 趣味
我が家へプリウスがきて1ヶ月。
体調が悪かったのでほとんど運転していない。
今までアナログっぽい車だったので、
すべてデジタル(っていうのかな?)の
プリウスには戸惑うことが多い。

まずキーがない。エンジンをかけるにはボタンを押すだけ。
ギヤーも前面にあり、入れても元の位置に戻って次をスタンバイ。
今では別にめずらしい装備ではないそうだが
頭が固くなっている私には、馴れるには時間が必要だ。
それに信号待ちしていると、まるでエンストのように静かだ。
一瞬うろたえたが、これがハイブリッドの特徴なのだと納得した。

ただハンドルが軽く、前の車より車長が20センチ以上短くなったので
かなり進んだ腱鞘炎の身には、小回りが利いて運転しやすい。

で、少し遠出しようと海津市まで草もちを買いに出かけた。
揖斐川の左岸、今尾橋東詰めにある『かわしまや』は
ナビのおかげですぐ分かった。



草もちは10個入ったケースが900円
(新聞には1個80円と書いてあったけど
ケースが100円もするのかしら?)
桜もちは1個90円


よもぎの香りがことのほか良く
弾力があり、あんもいやみのない甘さ


桜餅も上品であきのこない味



よもぎは養老山や伊吹山のふもとで四月の旬に
摘み取るそうだ。だから香りがいいのかな?


評判を聞きつけてか、車がひきもきらない。
なかにはマイクロバスで駆けつけた一団も見受けられた。
店内は超満員。
まわりは人っ子一人通らない静かな場所なのに。
新聞で紹介されたからかな。













梅まつり

2006-03-18 10:09:26 | 趣味
毎年恒例の梅見に出かけた。
例年だと見ごろは3月の初旬だが、今年は20日近く遅い。
かなりの枝が満開だったが、まだ一、二輪しか
咲いていない木もある。

岐阜市の梅の名所は、繁華街の柳ヶ瀬から
歩いて7~8分のその名も梅林(町名)にある。
1948年地元の素封家が、私有地を岐阜市に寄付、
その後都市公園として整備された。

園内には52種の白梅700本、紅梅600本が植えてあり
早咲きから晩生まで,一月以上梅が楽しめる。





一重寒紅(ひとえかんこう)



五色梅(ごしきばい)



青龍枝垂(せいりゅうしだれ)


小梅(こうめ)



鹿児島紅(かごしまこう)



茶青梅(ちゃせいばい)



輪違い(りんちがい)
同じ枝に白梅と紅梅が咲いている



さいごはやっぱり『花より団子』
幔幕の下には緋毛氈が敷かれ
「なめし、でんがく」が食べられる


さといものでんがく


とふでんとなめし、あかだし。


夫は好き嫌いがないのだが、さといもだけ受け付けない。
わたしは大好き。二人前平らげて動けないほど満腹になってしまった。

例年だと寒くて、どうしても「熱燗一本!」
ということになるのだが、今年は暖かくて
お茶だけでした。


今日の写真はちょっと色が変でしょ?
実はデジカメを忘れて、携帯で撮りました。
編集方法が分からず、一枚一枚メールで
パソコンに送りました。
もっと簡便な方法があると思うのですが
どなたか教えてくださいませんか?









薬害肝炎名古屋訴訟の傍聴

2006-03-16 09:25:26 | 趣味
2月28日薬害肝炎訴訟の第11回口頭弁論で本人尋問が始まった。
なにをおいても傍聴しようと、
早くから手帳に二重丸をつけていたのに
体調不良で止むなく断念。

薬害肝炎訴訟は名古屋のほか仙台、福岡、東京、大阪の
各地裁で争われている。
大阪は2月20日、福岡は22日にすでに結審した。
名古屋では28日が第一回の本人尋問だった。

名古屋では9人の方が原告になっているが
実名を明かしているのは金田和子さんだけ。
病気への偏見や無理解による差別があるので
なかなか実名が公表できないのだ。

C型肝炎の詳細については、下記をご参照ください。
http://www.med.or.jp/kansen/cqa.html


以前にも書いたが、私も50歳検診の折、
突然「肝機能が異常だ」といわれた。
毎年健康診断を受けていたが、前の年まではなんの異常もなかった。
それが半年にわたって肝機能の異常がつづき、慢性肝炎と診断された。
それから15年。注射と、投薬を続けているが徐々に悪くなっている。
その間何度もインターフェロンの投与を薦められたが、
高ウィルスと血小板の低さ、副作用の多さ、治癒率の低さに
なかなか決心がつかない。

私も金田さんと同じ原因で、出産時のフィブリノゲン投与により
発症した。しかし出産した病院はなくなり、証拠としてのカルテを
手に入れる手立てがない。
いつも病気のことが頭からはなれず、治療代もかなりの金額だ。
毎年、確定申告が欠かせない。

多くの人が長い年月苦しむ薬害を二度と起こさないためにも
治療の体制を整え、負担を軽減するためにも、国や製薬会社は
誠実に対応して欲しいと思っている。

名古屋では4月25日と7月4日に、あと6人の方々の
本人尋問が行われる。
万難を排して傍聴に行くつもりだ。
私が出来ることはそれぐらいしかない。









ジャスミン

2006-03-12 21:06:24 | 


10日ほど前にスーパーの花屋さんで見つけたジャスミンが咲き出した。
やわらかな小さな葉と可憐なつぼみと花々。



ジャスミンは木犀科


いままさに咲かんとす。
フラッシュあり(上)フラッシュなし(下)





ほのかな香りがあたり一面に漂い
ホッとするひととき





メニエル氏病

2006-03-10 10:47:25 | 活動

2月25日、夜中に寝返りを打つと突然回りがぐるぐると回転を始め
猛烈な吐き気が襲ってきた。「メニエルだ!」
じっとしていれば治るだろうと軽く考えていたが
一向によくならない。
夜の明けるのを待って、ちょうど休日だった夫に
付き添ってもらい病院へ。
血圧が170/119。が、どこも痺れていないし
頭痛もないのでヤッパリメニエルの発作と診断。
めまいと吐き気止めの点滴を打って帰宅。
4日間タクシーで通院しかなり改善したが
未だに軽いめまいと吐き気が治らない。
もう半月経ったのに、いつになったらすっきりするのかしら。


我が家のさざんか 北にあるので花が遅い