★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

快復の旅  その1

2008-05-30 13:58:00 | 

友人の好意で温泉旅行に誘ってもらった。
行き先は奥飛騨・福地(ふくじ)温泉。
お宿は『長座』。
今年が開業40周年だそうで、私たちの結婚年数と同じ。

一昨年も泊まって、お湯の質、建物、お食事、ロケーションなど
とても気に入った場所だ。

体調が万全でない私たちは、後部座席のゆったりシートに
のんびり座らせてもらった。

お天気は上々。それだけでも気分が晴れる。

お昼は荘川の『蕎麦正』。
香りのいいそばにわさびが一本付いてきた。うれしいー。
わさびは大好物。

お蕎麦屋さんからの眺め。



このおそば、お塩で食べても風味が増して美味しい。

玄関先にはそば打ちに使う水を飲む屋台があった。
試しに飲むととてもまろやかな味のやさしい水だった。
おそばの美味しいのもむべなるかな。


宿の長座ではみずばしょうのお出迎え。



さっそくもらい湯に『草円』へ。
開業して3年とかで、まだ新しい露天風呂はとても気持ちがよかった。
カメラを忘れて写真がない。残念!

こちらは長座の半露天風呂。
平湯川の豪快な流れを眼下にしての源泉かけ流しは、夢見心地。


仮眠の後は楽しみな夕食。
患っているときはおかゆばかりだったので、久々のご馳走に感激しながら
ほとんど平らげてしまった。


山の幸の盛り合わせ

川魚のおつくり

おなじみの炉辺焼き しいたけ・五平餅・岩魚(うっかり食べてしまった)

飛騨牛と野菜の網焼きは菅笠に盛られてきた。
こんな使い方もあるんだ。


満腹感とほどよい疲れで9時半には眠ってしまった。


ずいぶんかかった。

2008-05-26 11:03:18 | 体調
ようやくもとのからだに戻りました。
といっても、年齢が年齢だけにいまひとつすっきりしない。

あれ以来夫は、右へ右へとふらつくようになり、脳梗塞ではないかと
脳の断層写真を撮りに行った。

結果は大丈夫ということでホッとしたが
なぜふらふらしたのかというと、私たちの年齢で
39度以上の熱が出ると、病後よろめくのは普通のことだそうだ。

大事でなくて良かったが、また知人のおつれあいが亡くなった。
脳梗塞による突然の別れ。夫と同じ年齢の方。

知人は私より若い。
別れは人の世の常とはいえ、彼女の胸中を思うと
気持ちが沈む。












ノロウイルス?

2008-05-08 21:07:31 | 体調
連休も終わって看病に明け暮れた息子は東京へ。
私は、今日はひさびさに京都の病院へ行く予定だった。

ところが、また夫の様子がおかしい。
熱を測ると39度近い。

キャンセルしようと思ったが、夫がタクシーで病院へ行くから
心配しないでという。

とりあえず京都へ。
主治医の江部先生は高雄病院を退職され
4月から川原町通りの江部医院での診察になった。

京都駅からバスで15分~20分。
バスも3系統がひっきりなしに出ている。
高雄病院へはバスで50~60分。
新幹線に乗車している時間のほうが短かかった。

京都府立医大病院でバスを降りきょろきょろしていると
なんだかかわいらしい喫茶店のような建物がある。
よく見るとそこが江部医院。
オッシャレー。




待合室も趣味のいい家具や調度品で
およそ医院らしくない。
病気であることを忘れてしまうような雰囲気だ。








診察券入れのカエル君には思わず微笑。


事務の方も、看護師さんも私服で
京都弁ともあいまったとてもソフトなファッション。

こんな雰囲気の医療施設は初めてなので
なんだか嬉しくなってしまった。

最近の私の様子と、夫が今熱を出していることなどを話すと
「あなたにもまたうつるかもしれませんよ」

生薬をどっさり処方してもらい、そそくさと2時の新幹線で帰宅。

案の定、夫はまた39度5分の熱と軽い下痢で死にそうな様子。
その後5日間の抗生剤の投与でようやく治ったが。

わたしといえば、Drのご託宣どおり
3日後にしっかりとうつって39度2分。
腹痛と下痢で夫より苦しんだ。

4月末から5月中旬まで、夫と交替で患っていた。
夫は今年厄年(あんまり信じないけど)。
私は別に厄でもなんでもない。

それなのに、悪いことはみんなおつきあいしている。
このあとまだ何かあるのかな?

ノーノー、取り越し苦労はやめましょう。



風邪?

2008-05-04 22:03:24 | 体調

4月30日

ここ、一月ばかり微熱が続いていた。
咳も一向に止まらなかったが、
花粉症だろうとたかをくくっていた。

ワンコの散歩の帰り、だるくて何度も休んだ。
ちょっと普通じゃないと思い熱を測ったら37度5分。

そのうちのどが痛くなり、鼻がつまり
典型的な風邪症状。
食欲はまあまああるのでそのうち治るだろうと思っていたら
翌日はついに38度2分。

たまりかねて病院へ。
血液、インフルエンザ、X線と検査をし
結論は、風邪の細菌か、ウイルスに感染したのだろうとのこと。

咳と息切れがひどかったので、間質性の肺炎を心配していたが
Drのお話では、まだ(!)大丈夫。
肺胞の繊維化が少しあるので経過観察することになった。

抗生剤の投与で熱は下がったものの、咳は収まらない。

ところが、5月2日の夜、私がダウンして
家事に仕事にとがんばってくれていた夫の様子が
どうもおかしい。
熱を測ると、なんと38度6分。しかもひどい下痢。

明日から連休に入りお医者様はみなお休み。

「私の風邪がうつったんだ」
申し訳ないと思いながら様子を見ていると
咳も鼻水もなく、のども痛くないという。

ちょうど息子が帰省していたので、
とにかくかかりつけの病院へ電話し診察してもらった。
当直医は整形外科が専門の方。
点滴と座薬が処方された。

翌日は体温はとうとう39度8分。
もう一度病院へ。
こんどは内科が専門のDr。
『胃腸風邪』ということで、抗生剤と風邪薬が処方された。

夫は腸炎じゃないかと思うとポツリ。
悪いものでも食べたの?と聞くと「生のレバーを少し」

どうりで風邪の症状がないはずだ。
食中毒だったんだ。
生のレバーはカンピロバクター
に汚染されやすく
その潜伏期間は2~5日という。
ちょうど計算が合う。
その翌日も点滴に通いなんとか熱も下がってきた。

ただ、Drのお話では
「胃腸風邪」か食中毒かは断定できないとのこと。


私たちの結婚四十周年のお祝いと、
骨休めを兼ねて帰省した息子は気の毒に、
わたしたちの看病とアッシー君でてんてこまいだった。

東京へ帰ってから、ダウンしなければいいが。。。




早くこんな五月晴れを楽しめる体調に戻りたい。