★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

読書会&お食事会

2005-06-30 21:35:19 | 






のち

昨日は読書会だったが、疲れて詳しくブログにかけなかった。
私の家とは反対方向に住んでいる友人が、送り迎えをしてくれたので
ずいぶん楽をしたはずなのだが。
やはり、これが『老い』というものか。

読書会のテーマ本は、上野千鶴子さんの「老いる準備」。
10時から12時まで、レポートを中心に、じっくり
話し合った。
今日のテーマは、プロローグ、第1章向老学の時代へ。

●この先私の前にあるのは、下り坂だと言う感覚である。
 I am peaked =(人生の)峠を越す。
 その先は、また違った景色が見える。

●『老人問題』は客体として老人を扱い、『老後問題』は
 主体的な経験として老いを扱う。

●向老学は、老いに立ち向かう学問ではなく、老いを迎え入れる
 学問だ。

●社会的価値には、地位や権力、経済力や健康、知恵や能力
 などがある。こういう社会的価値を、否応なしに失っていく
 のが老化だとするならば、この価値を失っていく自分を
 肯定的に受け入れられないというアイデンティティの危機こそが
 老後問題を構成する。そして、その問題に苦しむのは、ほかならぬ
 自分自身が同じ価値を共有してきたからこそなのである。

●「かわいいおばあちゃんになりたい」というのは
 女が依存的な存在として生き抜いていくための生存戦略と
 いうべきものであった。

●弱者が弱者のまま尊重される社会
 たとえ社会的な価値がなくなったとしても、人間としての
 尊厳が失われない社会
 そのような社会の構築こそ向老学が目指すもの

以上のようなフレーズが、特に印象に残った。



そのあとのおたのしみ、昼食のてまりずし。
このほかにゆりね饅頭がついた。


にわかフアン

2005-06-29 21:46:48 | 趣味
ときどき

今朝4時ごろから、待望の雨が降り出した。
これで水がめも、田畑も、植物も潤うだろう、と
思いきや、時々晴れ間も見えて,たいした量は降らなかった。
新潟はまた豪雨で被害も出ていると言う。
もう少し満遍なく平均的に降ってくれないものか。

昨日のブログで、花の名前を間違えてしまった。
すぐにブログ友達が教えてくださり、正しい名称
を知ることができた。

ブログを書くために、にわか植物観察を始めたが
底の浅さを露呈してしまった。






散歩を終えたうちの子とワイヤープランツ


水芭蕉もどき

2005-06-28 21:33:46 | 趣味


我が家の近くに、節分の「つりこみまつり」で
有名な神社がある。有名な割には、小さくて
狭い神社だ。

その片隅に、余り手入れのされていない、池ならぬ
水溜りがあり、そこで見慣れぬものを見つけた。
『水芭蕉』である。

水芭蕉と言えば「尾瀬」。
♪みずばしょうの花が咲いている~~~
♪はるかな尾瀬~、遠い空~。

コーラス部でよく歌ったものだ。



ミズバショウ サトイモ科 白い部分は花ではなく仏炎苞 
花は中心の円柱形のもの 肉穂花序とよぶそうだ(難しい名前!)




英名はなんとSkunk Cabbage
スカンクがすきなのか、よほど匂いがきついのか?




アブチロン(チロリアン・ランプ)

2005-06-27 21:29:27 | 趣味


昨夜は蚊に悩まされた。眠りについたと思ったら
「ブーン」。「うわっ蚊だ」
早速、電気蚊とりを持ってきてスイッチ、オン。

わたしは、電気蚊とりをつけると、のどがイガイガして
気持ちが悪くなる。そりゃそうだな、虫を殺す薬だもの。

でも、背に腹はかえられない。
ところが、蚊のやつ(!)それまでにさんざんわたしを
刺したらしい。それも、指の先とか、足の裏とか
掻いても掻いてもききめのないところばかり。
かゆみどめをぬったり、またかきむしったり。
気がつくと1時過ぎになっていた。あーあ。

で、今朝は4時半に起き散歩へ。眠かったけど
涼しかった。




ここ2・3年とくによく見かけるようになったアブチロン。
ランタンのような花がかわいらしい。
と思ったら別名チロリアン・ランプというそうだ。
ステキな名前ですね。



ゴーヤ

2005-06-26 21:00:06 | 趣味
またまた最高気温32.8度

今日もご近所ネタです。
お向かいさんは沖縄出身の方。
毎年5月の末に、プランターにゴーヤの
種を播かれます。生命力の強いゴーヤは
あっという間に芽を出し、双葉ができ
つるが延び始めます。

もうこんなに茂っています




ゴーヤの花 ウリ科はやっぱり黄色い花?





お料理はやっぱチャンプルーかな?それともみそいため?

ノウゼンカズラ

2005-06-25 22:14:40 | 趣味


どうも空梅雨らしい。わんこの散歩も暑くなる前にと
あさ6時半には家を出る。お日さまはすっかり上っているが。

今日は、いつもとちょっとコースを変えてみた。
初めて会う女の子にうちのわんこ(♂)は興奮気味!

わたしはノウゼンカズラを見つけて、早速パチリ。

ノウゼンカズラは凌霄葛と書くが、どういう意味なのか調べてみた。

『凌』は<しのぐ>、『霄』は<そら>の意。
つるが木にまといつき、天空を凌ぐほど高く
のぼるところから、この名がついた。

凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)はナスタチウムのこと。
花がノウゼンカズラに、葉がはすに似ているから。
そういえばそうだな。

ノウゼンカズラは派手な花なので、もっと艶っぽい
意味の名前かと思っていた。
調べてみないと分からないものです。








「アンナとロッテ」

2005-06-24 19:04:05 | 


年に3回、女性だけの映画鑑賞の会がある。今日はその2回目。
いつもの仲良し三人組で出かけた。
今日の映画はオランダの「アンナとロッテ」
双子の姉妹の物語である。

1926年ドイツの双子の姉妹、アンナと
ロッテは、両親の死により、離れ離れになる。
アンナは貧しい農家へ引き取られ、
教育も受けさせてもらえない。
一方ロッテは、オランダの裕福な家庭に
引き取られ、何不自由なく育てられる。

10年後、アンナはおじの暴力に耐えかね、
農家を飛び出し、メイドの職を得る。
アンナは音楽とドイツ語を大学で学んでいる。
二人はようやく会うことができたが、ヨーロッパはナチが台頭し、
戦争の時代へと突入していた。

そんな中、アンナはナチの将校と結婚、ロッテはユダヤ人の青年と
婚約する。やがてナチの手はオランダにも及び、ロッテの
婚約者はアウシュビッツへ送られ、無残な死を遂げる。
一方、アンナの夫も戦死し、傷心の身でロッテを尋ねるが
ロッテは、ナチと結婚した姉がどうしても許せない。

お互いに深く愛し合う双子の姉妹が、時代に翻弄され
深く傷ついてゆく、そして姉の死とともに迎える和解。

戦争と言う不条理が、ごく普通の市民である二人を引き裂いてゆく。
心に深く染み入るとともに、いま自分が置かれている時代を
深く考えさせないではおかない映画だった。



この花の名は?

夏ばて?

2005-06-23 21:51:13 | 体調
のち

今日は鍼治療の日。ここのところ食欲皆無。
横になっている時間が多い。
特に腹筋が弱っている。
これは肝、腎、脾が弱っているため。
東洋医学で言う腎、脾は西洋医学とは
解釈が異なる。詳しくはまたの機会に。


ご近所で、鉢植えのネムノキを見つけた。


うめぼし、うめしゅ

2005-06-22 21:49:52 | 趣味
のち

生協から減農薬の梅が届いた。
1キロは梅酒に、1キロは梅干にした。
梅酒はいいとしても、梅干を1キロ漬ける
というと、みな笑う。たったそれっぽち。
手間かけるなら、2キロも3キロも同じじゃない。

ごもっともとは思うが、まだ去年のが残っている
しまつ。わたしの梅干は塩分8~10%。
焼酎は使わない。だからかびないように、
絶えず目配りが必要。しそもたっぷり使うので
色もよい。家人には好評だ。





去年の梅干、焼酎のお湯割に最適



ブログを書くようになってから、植物や生き物を
注意深く見るようになった。
今日見つけたのはギンバイカ(銀梅花)
この頃、緑の葉の中に楚々と咲く
白い花に惹かれる。





おえかきツール

2005-06-21 16:18:24 | 趣味


水不足のニュースが載りはじめた。
空梅雨でも降りすぎても困る。
つくづく、人間は自然の中の生き物だと
当たり前のことに気づく。

るなさんに刺激されて、おえかきツールなるものを
試してみた。いろいろな雰囲気の文字が描けて
楽しい。
とりあえず基本の文字で書いてみた。
カーブが思うように描けずぎこちない字になってしまう。

でも、色も合成できるし、練習すれば絵心の無い私でも
それなりのデザインができるかも。

楽しみが一つ増えた。




台所仕事をするわたしをみつめるうちのわんこ

ねじばな

2005-06-20 20:25:36 | 趣味


梅雨はどこへいってしまったのだろう。
連日一滴の雨も降らず、気温は30度前後。
植物もあえいでいる。

今日のお花はねじばな。
文字摺草、捩摺(もじずり)ともいう。
我が家のねじばなは、椿を挿し木した鉢に
どこからか飛んできた。
地味だけど可憐な姿が大好きで、毎年
咲くのを楽しみにしている。

その上は真っ青な空ねじればな

花が咲き上るのに、右回りと左回りがあるそうで
家のは右。花はごく小さいがよく見るとらんのよう。


それもそのはず、調べてみると「らん科」でした。






6月15日にアップしたさなぎがこんな色になった。
もうじき羽化するのかしら?なんか蛾のような気もする。
昆虫の知識がからっきし無いので、よく分からない。



父の日

2005-06-19 21:08:06 | 趣味


今日は父の日。父を幼いころに亡くした私には
無縁の日。で、気にも留めていなかった。

するとニュースを見ていたつれあいが、ポツンと
「今日は父の日か。」
「○○、何も言ってこないな。電話も無い。」
わたし「・・・・・。」

「母の日にはいつも、君に何かプレゼントしてくるのに。」
わたし「いまさら照れくさいんじゃないの?」

そういえば、母の日はカーネーションも贈られる。
父の日の花は?何かあるのかな?わたしは未だに
知らないが。

いずれにしても商業ベースで決められた祝日。

とはいうものの、さびしげな『父』がチョッと
かわいそうになり、スーパーの「父の日には
お父さんにお肉を!」のキャッチフレーズに
踊らされて、ステーキ肉を1枚おごった。

『父は、永遠に悲壮である』×*?? -萩原朔太郎ー




ダイアンサス・スーパーパフェ
「中心部の赤い目がチャームポイント。
ストロベリーパフェ、ラズベリーパフェ、
二つの味をお楽しみください。」とある。
要するにナデシコです。




くちなし

2005-06-18 21:20:15 | 趣味


お隣からくちなしをいただいた。
朝はすっかりつぼみ。だんだん膨らんでくる
夜には満開。あたり一面に芳醇な香り。



お昼ごろ                               ゆうがた


今日は朝から、関わっているネットワークの通信の発送。
送るべき書類に不備があり、連絡を取り合ってようやく発送に
こぎつける。気がつくとお昼。なんだか疲れて食欲がないので
昼食は抜き。

ごごからは、かねてから溜め込んでいた書類の整理。
懐かしいものが一杯出てくる。
10年以上も前、自分の住んでいる町を変えたいと
勝手連的に市長選をすることになり、「この指とまれ!」と
仲間を集めた運動の関係書類。その中に、1枚の写真があった。
みんなまだ若い。あっ、彼女だ。そんなに親しくは無かったけど
あれから数年後訃報を聞いたなぁー。

整理する手も自ずと遅くなり、日もいつしか暮れた。
夕食の準備も大変なので、つれあいと近所の割烹屋さんへ。
小さな店だが、満員の盛況。
薄味の煮物やおしたしがあるので、いつも家族連れで
賑わっている。お刺身の盛り合わせ、ひりょうず、
ナスの田楽、鮎の塩焼きなどで満腹。

そういえば彼女はお酒が強かったなぁ。



長良川の天然鮎の塩焼き

シルクの木

2005-06-16 21:46:07 | 趣味
ときどき

雨上がりに、近くの公園を、わんこと散歩していると
顔になにか「ボテッ」とあたった。
「ひゃー」ととびのいたが、そんなにいやな感触では
なかった。
よく見ると「合歓の花」。
見上げるとかなりの大木だ。

やわらかなピンクの、ブラシのような花が満開だ。
「うわっ、きれい!」気持ちまで優しくなるような
楚々とした風情。

ネムノキは英名で「Silk・Tree」というそうだ。
ホント、やわらかな絹糸で作ったような花だ。

夜になると葉を閉じるので有名だが、昼間でも
強くさわれば閉じるそうだ。
でもそれは、木にとってすごいストレスになるという。
そりゃそうだよね。人間だって無理強いされれば
胃が痛くなるもの。



      かなりの高木                    ほほをなでてみたくなる




なんのさなぎ?

2005-06-15 22:47:30 | 趣味
のち

午後から雨が上がった。
すると一羽の揚羽蝶がひらひらと舞いだした。
我が家の青虫が羽化したのか、どこからか
飛んできたのかはっきりしないが、
私としては我が家の山椒を坊主にした青虫の
立派に成長した姿と思いたい。

で、なにげなく山椒の後ろにあるビオラを
みつめていると何かキラキラと光るものがある。
「何かしら?」
よく見ると、褐色のさなぎだ。
さらに近づくと、さなぎの下の方に、まるで
『金』をハンダ付けしたようなガラがある。

いったいなんのさなぎだろう?




    なんのさなぎ?                       イソトマとコリウス