★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

薄墨桜がこんなに近くに

2008-03-24 17:17:20 | 暮らし
桜の便りが聞かれる今日このごろ、岐阜でもきのう開花が宣言された。
いつもの散歩コースに標準木があるので早速見に行った。


おっ、咲いてる。太い幹から花弁がちらほら。

周りには早咲きの桜が満開に。雪柳も見事だ。



ワンコと歩いているとすぐ近くにこんなに大きなあおさぎが。
人にもワンコにも慣れているんだね。
嬉しいようなさびしいような。

帰りがけいつもの天満宮(先日、梅を写した場所)を歩いていると
白っぽい花の桜が満開だ。
こんなところに桜が咲いていたっけ。
この地に住んで40年以上になると言うのに今までまったく気がつかなかった。

石塔には天然記念物薄墨桜と書いてある。
昭和11年卒業生記念植樹とも。

物知りの人に尋ねると、あの本巣市根尾の日本三大桜を
移植したものとのこと。
樹齢1500年の淡墨桜は、枯れそうになったのを
若木を何十本も接いで蘇らせたことは有名だ。



薄墨桜はソメイヨシノより咲き始めが早く
はじめはピンク、満開のときは白、散り際には薄ずみ色になるという。
今まさに満開で,白に近い花色が美しい。

今日はいいものを発見して嬉しかった。
今までなぜ気がつかなかったのか考えてみると
境内にはソメイヨシノの巨木が何本もあり
そちらに気をとられていたからだろうと
勝手に納得している。






さよならパーティー

2008-03-15 17:40:19 | 暮らし
若い友人のHちゃんが引っ越すのでお別れパーティーを開いた。
ポトラック(持ち寄り)でしよう、ということになり
わたしは野菜サラダとイチゴを持参。
(楽なものばかり)。
もう一人の友人は、とり手羽のトマト煮、さつまいもの
オレンジジュース煮、パン、
そしてデザートのミモザケーキという手の込んだものばかり。
もちろんすべて手作り。


メインディシュの手羽のトマト煮
水を一滴も使っていない。


さつまいものオレンジジュース煮
ベーコンオニオンブレッド


ブロッコリーとカリフラワーのサラダ(野菜9種)
キャセロールの中身はトマト煮


ミモザケーキ いかにも春らしい。
元気の出る黄色。


スポンジを焼いて中央を丸くえぐる。
そこにカスタードムースを入れ
えぐったスポンジをおろし金ですりおろし
ケーキの周りを飾るという手の込んだもの。
甘すぎず薄すぎず、まさに絶妙の味。

アメリカ人のHちゃんが「絶妙ってなんですか?」
「うーん、エクセレントかな?」
いろいろ説明しているうちに
「パーフェクトですね」
「そう、パーフェクトがぴったり」



彼女はこの1月に出産したばかり。
ぼうやはまだ2ヶ月とちょっとなのに
ときどきとてもステキな笑い顔を見せてくれる。
孫のいない私は赤ちゃんを抱くのはほんとに久々。
やわらかであったかで、いつまでも抱いていたくなる。

あいにくシャッターチャンスを逃して笑顔の写真はない。

眉根にしわを寄せて難しい顔をすることも多いので
周りの人たちは『きっと将来は哲学者だ』と噂している
と、Hちゃんは楽しそうに話してくれた。

しばらく帰郷し再来日するとのこと。
今度は長野に住むことになるというので
「絶対会いに行くから」と固い約束を交わした。
ぼうやの成長振りが楽しみだ。





手前味噌

2008-03-03 15:22:48 | 暮らし
生協に注文しておいた手作り味噌のセットが届いた。
名づけて『手前味噌』。

 

味噌作りには興味があったが一度も作ったことがない。
で、手始めにキットを買って基礎を教わることにした。
材料は大豆(無農薬)1㎏、米麹1kg、食塩(天塩)490g、なま味噌200g。
①まず大豆を一晩水に浸し柔らかくなるまで煮る。煮えたらざるにあけ、煮汁を良 くきる。(煮汁はあとで200cc使う)
②大豆が温かいうちに、大豆の大きな粒がなくなる程度まですり潰す。
③米こうじをボールにいれ、塩470gを加え混ぜる。
④潰した大豆に、③のこうじ、煮汁200㏄、種味噌(なま味噌)を加え
 良く混ぜる。
⑤手順④のみそを手で丸める。
⑥食品用ポリ袋の内側をアルコール(焼酎など)を使った濡れ布きんで消毒する。
⑦仕込み容器(樽)に⑥のポリ袋を広げ⑤の丸めた味噌を打ちつけるようにしてい れ、拳で潰して空気を抜く。
⑧表面を平らにして塩20gをふりかけ、ラップなどで表面を覆う。
⑨ポリ袋の空気を抜ききつく縛る。
⑩落し蓋をし、重石を載せ温かい場所で熟成させる。

 

これで、塩分12.5%、水分約48.5%のお味噌が3.8㎏できる予定。

土用の丑の日が過ぎたころから食べられるそうだ。
「色が白く旨みはあっさり」から熟成させればさせるほど
「色は赤く旨みは深く」なるそうだ。
さて上手く熟成してくれるかどうか、不安でもあり楽しみでもある。


なごりのポインセチア。