★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

情報のかたよりー中日新聞夕刊『大波小波』

2009-02-23 16:53:46 | 暮らし
2月21日付けの中日新聞・夕刊のコラム『大波小波』を読んで
驚きました。
次のようなことが書かれていました。

ー恐ろしい国ー
今月24日、和歌山カレー事件の上告審弁論が開かれる。
林真須美被告人は事件への関与を否定し続けている。
物的証拠は何一つない。動機すら解明されていない。
すべて状況証拠だけ。ところが一審と二審の判決は死刑。
「疑わしきは罰せず」ではなくて「疑わしきはとりあえず
有罪で、国民感情が収まらないなら死刑」ということになる。
この国の刑事司法は完全に窒息した。

さすがに検察もこれで有罪にできないと思ったのか、これまでの
裁判では、二十三件の類似事実を持ち出してきた。
つまりヒ素を使った事件が被告人の周辺で過去にこれだけ
おきているのだから、今回も当然有罪です、という論理だ。
ところが二十三件のうち十九件は起訴すらされていない。
さらに被告人が関与したとされる六件については、
被害者とされた二人がこれを否定するという
異常な事態になっている。

鍋に混入されたとされるヒ素鑑定や、被告人が鍋の周囲を
うろうろしていたなどの証言も、あらためて記録を読めば
相当に怪しい。
はっきり書けば冤罪の可能性がとても高い。
でもほとんどの人はこれを知らない。
かつて被告人を「毒婦」などと形容したメディアが
新しい展開を報じないからだ。
恐ろしい国になったものだ。(巌窟王)



そういえば林真須美被告人はカレー事件については
一貫して否認している、という記事は見たような気がします。
しかし、事件直後からのテレビ、新聞などのメディアの扱いは
まさに『毒婦』を印象付けるものでした。
このコラムを読まなかったら、わたしは彼女が犯人だと
思い込んでいたと思います。

松本サリン事件の河野義行さんもはじめは犯人扱いで
多くの人が、報道のとおり彼の犯行だと思っていました。

折りしも5月21日から裁判員制度が施行されます。
もし裁判員に選ばれた場合、わたしなどは
メディアの報道で受けた印象にかなり左右され、
事件を公平、公正に判断する自信はありません。

その意味でもメディアの責務は多大なものがあります。
メディアが事実を冷静に、温度差なしで報道することを強く望みます。






ロールケーキと自然薯

2009-02-19 16:15:57 | 暮らし


バレンタインデーからばっちり花粉症が始まりました。
去年は花粉の飛散が少なく難を逃れました。
ブログによると、一昨年は2月12日から始まっていますから
年々発症が早まっているようです。
くしゃみ、鼻水、眼のかゆみを避けるために
なるべく外出しないようにしています。

で、生まれて初めてロールケーキを焼いてみました。
この歳になって”初めて”というのも
ちょっと恥ずかしい気もします(笑)

上手く焼けたら、美味しい自然薯をわざわざ届けてくれた
友人に持って行こうと力を入れましたが・・・。

なんと不細工なでき! 




ほんとうはこのように焼きあがるはずでした。


もう少し修行してから友人にプレゼントすることにしました。

1日寝かせたら、杏ジャムが浸みこんでお味はけっこうグッドでした。



キンカンの甘煮   

2009-02-13 13:13:03 | 体調
今日は上野千鶴子著『おひとりさまの老後』の読書会。
今日が最終日です。
今は二人でも、いつ一人になるか分からない。
特に昨年病気をして、夫ともお互いの死後のことについて
この本を参考にしながら話し合いをしています。

今日は仲間の一人がきんかんをたくさん持ってきてくれました。

そのうちの500グラムをさっそく甘煮にしました。

よく洗ってへたをとり竹串で数ヵ所穴をあけ
たっぷりのお湯で3分間ゆでます。
苦味が苦手ならば20分~1時間水にさらします。

キンカンの半量の砂糖250グラム(好みの甘さで)と
水250mlで汁気がなくなるまで煮て出来上がり。
古ーいブランデーがあったので少し入れてみました。
うーむ、風味がよくなりました。





今日は立春

2009-02-04 16:19:17 | 暮らし
今日は暦どおりの暖かさ。
ひさびさに、ワンコと一緒にいつもの散歩コースを
歩いてみました。
梅が咲き始めたかな?
天満宮に寄るとほのかな香りがただよっています。
まだちらほらですが白梅が咲いていました。





少し歩くと川沿いに、今度はうすピンクの花が。
こちらは三分咲きといったところでしょうか。


 

この川端では鷺やカワセミは見かけますが
今日は珍しくカルガモのカップルがすいすい。




100年に一度の大不況・深刻な世情を
ちょっとばかり忘れたひとときでした。


シンビジウム

2009-02-02 08:43:09 | 暮らし
和歌山に住んでいる従兄弟からシンビジウムが届きました。
風邪で臥せっている私には恰好の元気付けです。
その名もジェンティール・ペパーミント。
生き生きしたとても元気な株です。



 

大学の農学部で教鞭をとっていた従兄弟の親類が
趣味で栽培を始めたそうですが、立派なものです。



おかげで、気分もちょっとずつ良くなっています。