★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

蒲の穂

2005-07-31 16:34:04 | 趣味
のち

毎朝わんこの散歩でお寺の前を通る。
感心するのは、まだ6時少し過ぎだと言うのに
いつ見ても境内にちりも落ち葉もひとつもないのだ。
たぶんお庫裏さんが早く起きて掃除をされるのだろう。



きれいなのは見ていて気持ちがいいし大好きだ。
が、我が家は?というと、『ホコリでは死なないね』、
『かたずづけ過ぎると、どこに何があるか分からなくなるもんね。』
と言う二人が住んでいるので、自ずと整理整頓された美しさとは
ほど遠い住環境だ。

そのお寺から少し歩くとこんな植物がある。




蒲の穂である。



これを見るとやっぱり「因幡のしろうさぎ」を思い出す。
穂の茶色は雌花、その先の白いところが雄花だそうだ。

その近くにヒルガオがひっそりと花を開いている。




ヒルガオには種が無く、地下茎で増えるそうだ。
フランス映画『昼顔』のカトリーヌ・ドヌーブはきれいだったな。

吸葛(スイカズラ)忍冬葛(ニンドウカズラ)

2005-07-29 11:37:40 | 体調

雪ダルさんからの「お尋ね花」





スイカズラ ニンドウカズラ(金銀花ともいう) どちらも学名はLoniceraJaponika
日本全国に分布







こちらは野生種




種も二つ並んでつく




園芸種をHoney Suckleという
とまあこんなところしか分かりませんが、スイカズラの類はつる性ですよね。
雪ダルさん家のは、これからつるが出るのか、変異なのかどうなんでしょう。




お向かいのお宅のハマユウが満開 幼いころハマモメンといって笑われた。
お向かいの印度浜木綿                浜木綿(海岸に咲く)



調味料バトン   モミジアオイ

2005-07-27 09:56:29 | 趣味


台風一過、吹き戻しの風は強かったけど爽やかな一日だった。
名前が分からなかったモミジアオイの写真もアップできた。


モミジアオイ  葵科 フヨウ(ハイビスカス)属   北アメリカ原産







雪ダルさんから回ってきた「調味料バトン」面白そうなのでお答えします。


質問項目
【Q1】次のメニューにどんな調味料をかけますか? 薬味は含みません。
目玉焼き   → 塩、コショウで味をつけるのでなにもかけない。
納豆     → しょうゆ(ヤマキ醸造の無農薬、天然水仕込「御用蔵」)
         からし (無着色粉からしをそのつど練る) ねぎは白髪で
冷奴     → しょうゆ ポン酢(自家製)
餃子     → しょうゆ、酢、ラー油
カレーライス → レーズン、松の実、刻みピクルス
ナポリタン  → パルメザンチーズ
ピザ     → タバスコ・赤 時々みどり

生キャベツ  → ケンコーフーズのウスターソース、
イタリアンドレッシング、コールスローソース、
パスカルのからしドレ、自然塩
トマト    → 自然塩
サラダ    → イタリアンドレ、フレンチドレ、
         白菜とたまねぎのサラダはしょうゆとレモンの絞り汁、
         削り節
カキフライ  → レモン、ウスターソース
メンチカツ  → 食べるとすればとんかつソースとウスターを混ぜる
コロッケ   → ウスターソース
天ぷら    → 自然塩、抹茶+塩、てんつゆ
とんかつ   → とんかつソース、からし
ご飯(おかず無しの時)→ゆかり、ごましお、、七味あられを砕いてのせる            
  

【Q2】周囲に意外だと驚かれる、好きな組み合わせはありますか?
      上に書いた、「ご飯の上に七味あられ」を食べていて変人扱いされた。

【Q3】それが一般的なのだとは知っているが、
苦手な組み合わせはありますか?   
      牡蠣や白身のフライにタルタルソース

【Q4】バトンをまわしたい5名は誰ですか?(※追尾機能を参照)
      
ちょっと分かりません。ブログ友達が少ないので、
      相手の了解を取ってからでないと決められません。

「老いる準備」

2005-07-26 15:28:17 | 
のち

今日は10時から12時まで読書会だった。
上野千鶴子さんの「老いる準備」を1章ごと一人、
長いところは二人で担当しレポートする。
今日はその2回目。私の番だ。
自分の好きな章を選べるので、当事者として、迷わず
第5章「ニューシルバーが老いを変える」を選んだ。

さて「ニューシルバー」とは,これから先高齢化する人で
今までのシルバーのイメージを変えていく人々のこと。
そこにはボリュームゾーンとして団塊の世代がはいる。

むかし歳を取れば子どもの世話になって・・・と言う考えが
一般的だった。データによると1962年を境に「頼るつもり」の
答えはどんどん減って、95年には「頼るつもりが無い」が
多数派となった。

<ニューシルバー4つの特徴>
1 ニューシルバーは気分が若い。
2 ニューシルバーには資産がある。
  この資産はフローが少なくてもストックがあると言うこと。
  バブル期以前に持ち家を取得している。
3 ニューシルバーは家族よりも自分が大事
  「自分の教養のためにお金をかけたい」14%から21%へ。
  「パソコンやワープロを習う」
  「自分専用の電話が欲しい」
  「家族と過ごす時間を増やしたい」は19%から16%に
   減っている。
4 ニューシルバーは仕事より遊び好き
   旅行が好き、アウトドアも好き、登山ですれ違うのは
   ほとんど中高年、高齢者劇団、高齢者ロックバンドなど。

   「世のため、人のためよりも、自分のために」という
   ニューシルバーの姿が見えてくる。

 だが、わが身を振り返ってみれば、年金だけに頼れない時代は始まっているし、
 フローもどんどん目減りしていく。「高齢者は生活貴族」などといわれて喜んで はいられない。
 そこで武蔵野方式が提案される。
 これは、資産(土地)を抵当に入れて、生きている間、安心して暮らせるよう
 さまざまな介護サービスを提供するリバース・モルゲージ(Reverse Mrtgage)
 のシステムを導入したもの。全国的に有名になって、武蔵野方式と呼ばれるよう になった。
わたしの住む自治体にもぜひ採用してもらいたいものだ。

最後にニューシルバー四つの指針
 
 1 わがままに生きよう
 2 住み慣れた土地で、親しい仲間たちと一緒に
 3 気の合うネットワーク作りを
   血縁でも、地縁でもない選択縁のネットワーク
 4 最後は一人と覚悟する
   「その最後に「私」を支えてくれるのは配偶者でもなく
   家族でもなく、やっぱり友人や仲間。
   そのために世代を超えた仲間づくりが必要だろう」
   と上野さんは結ぶ。

読書会のあとは恒例のお食事会。
和の創作料理でコースになっていて1570円。
美味しくて安いのでいつも満員。食べているのは全員女性だった(!)。
 

ニチニチソウ アップにするとまた違った雰囲気だ




 

 


カンナ

2005-07-24 21:04:10 | 趣味
ときどき


今日は所用で一日出かけていた。
おとといの36度という猛暑に比べて、30度はこえて
いたものの、涼しく感じた。



ご近所のカンナが満開を迎えた。








一本だけある ホウセンカ





涼しげな・・・カヤツリグサの一種か?




草花の少ない我が家にとっては貴重な露草


かわせみ(翡翠)

2005-07-23 15:01:38 | 趣味


今朝早く川岸を散歩していると、さーっと鳥が飛んできた。
「なにかな?」とじっとしていると、2,3度行き来し
岸辺の大きな石にちょんととまった。
背中がコバルトブルーでとても美しい鳥だ。
「そうだ!かわせみだ。」今まで見たことは無かったけど
とてもきれいな羽の色だと聞いたことがある。
何枚か写真を撮ったけど、ちょっと遠すぎてズームでも
よく見えない。鳥はやっぱり一眼レフの望遠かなんか
でしか撮れないのかな?




かすかにブルーの鳥が見える。おえかきツールはむずかしい。丸がきれいにかけない。





えごの実がたわわにみのりました。





ちょっとぼけていますが、ぎんなんです。






こちらはつる性の花で白とうすむらさき。ノウゼンカズラのように寄生していました。
名前が分かりません。どなたか教えてください。


朝の茶事

2005-07-22 13:35:06 | 


ちょっと古い話だが、18日友人宅の茶室で
朝の茶事を催すので来ないかと誘われた。
絽や紗の着物は持っていないので、断ろうと思ったら
洋服でいいと言う。ならばと出かけた。
本当の朝の茶事はお点前のあと朝食をいただくのだが、
朝が早すぎるのはみんな苦手なので、8時半に席入りして
お茶を頂き、昼食をご馳走になることになった。

茶道の精神は「一期一会のおもてなし」
特に朝茶は夏の茶事なので、いちばんのおもてなしは「涼」。

わたしは決まりごとは良く知らないが、「涼」のもてなしをするための
道具立てに興味がある。


腰掛待合 ちょっと変則だが室内にある。
玄関を出て中門、つくばい、にじり口へと進み席入りする。






床のお花はムクゲとトラの尾





水指には養老の名水が入っている。




寄り付きの軸も養老の滝を描いたもの。





名品も数々あったので写真を撮りたかったが、
あまりに無粋なので最小限に留めておいた。

サルスベリ・むらさき

2005-07-20 21:30:13 | 体調


今日は、月に一度の定期健診。
血液検査の結果を聞きに行った。
暑さもあって、ずっと調子が悪かったが
案の定データは悪くなっていて、
「病状の進行が見られる、早く手を打つべきだ」
と主治医にいわれた。
主治医のアドバイスはもっともだが、私の場合
その治療法の成功率は20%弱と言われている。
しかも、かなり激しい副作用がある。
せめて治癒率が50%あれば、副作用も我慢できると
思うのだが・・・。

その上、ここのところ手の関節炎や腱鞘炎がひどく
ハンドル操作にも痛みを伴う。
あさ痛みで目を覚ますこともしばしばだ。

私って一体いくつ病気があるのだろう。
頚椎と腰椎の椎間板も軽いヘルニアだし。
小さいころから「病気の問屋」といわれていたが
問屋どころか、病気の『総合商社』だ。

でも生きているのよね。
痛くても、だるくても楽しいことは一杯あるし。
『総合商社』のおかげで病んでいる人の気持ちを
思いやることもできるし。

などと考えているうちに、そうだ!むらさきのサルスベリが
咲いていたのはこの辺だった、と思い出し
四辻を曲がると、あった!
というわけで写真を撮ってきました。









ピンクっぽく見えるけど、実物はもう少し暗い紫です。


インクボボ(アメリカ山ごぼう)

2005-07-19 15:38:49 | 趣味





いつものようにわんこと散歩をしていると、懐かしい植物に出会った。
小さいころ、その実をつぶすと赤黒いインクのような汁が出て、
それを人につけたり、ハンカチを染めたしてりいたずらをしたものだ。
私の地方では、子どもたちはそれを「インクボボ」とよんでいた。








正式な名は アメリカ山ごぼう


学名はPhytolacca Americana  Phyton(植物)lacca(紅色の顔料)
ごぼうと名がつくが根に毒があるので食べられない。

毒があるなんて知らなかったが、まだ生きているので口には入れなかったのだろう。




八重咲きのムクゲ三態




これも八重というのかしら?






            右の写真  紫のムクゲは珍しいと思ったが、しぼむ前の色変わりかもしれない。










梅雨明け

2005-07-18 22:09:04 | 趣味

たいした雨も降らないうちに梅雨が明けてしまいました。
セミも本格的になき始め、これからますます、暑さとの戦いです。
今日は一日中忙しく、バテてしまいました。
もう床に入ります。

白いサルスベリ

2005-07-17 17:59:58 | 趣味
うすときどき

我が家の周りには、サルスベリのあるお宅がたくさんある。
でもその9割は、薄ピンクか濃い紅色の花を咲かせている。
ところがあまり通らない辻に、白いサルスベリが満開になっていた。
白もまたいいものだ。
サルスベリは100日咲き続けるから百日紅という、と教わった。
実際は、花が先へ先へと咲き続けていくので100日咲き続けて
いるように見えるらしい。



ややうすいピンク色






濃いピンク(紅色に近い)





白はまたちがった美しさ。花の前にいるとやさしさに包まれているよう。 

 



こちらは夏椿(ナツツバキ) 幹がツルツルしているので『猿滑リ』と呼ばれることがある。




(植物図鑑より)




緑地公園

2005-07-16 22:02:47 | 趣味


毎日散歩する公園は、清水緑地と呼ばれている。
以前は、大小の市民プールと、柔道、弓道、剣道の
道場があり、桜の名所だった。
それが、市の整備計画で、プールや道場は取り壊され、
すべて、石あるいはコンクリートの公園に様変わりした。
それも、二段階に分けた工事で、まず川を整備し、
草も刈られ石が敷かれ一年してようやく葦などが生え
みどりに包まれるようになった。
これで終わりかと思ったら、また石をはがし、整備
し終わった公園をあちこち掘り返し、桜ももとの面影を
とどめないほど移植に、移植を重ね、ようやくこの春
完成した。公園を訪れる人はみな、なんで一度の工事で
すまないんだろう。どうして何度も何度も掘り返すんだろうと
異口同音に話していた。
まさにお役所仕事の典型、税金の無駄遣い。
夏になりようやく再び公園の態をなし始めた緑地だが
土の道がなくなってしまったので、コンクリートの   
照り返しがとてもきつい。再び桜の名所になるには
まだ何年もかかるだろう。


きれいに整備はされたけど土の部分がなくなってしまった。









さすが夏草は生命力が強い。






        戻ってきた川トンボ            ほとんど枯れている移植されたサクラ



しそジュース

2005-07-15 21:38:15 | 趣味


無農薬のしそが和歌山から届いた。
去年、友人がしそジュースを作ってくれ、
爽やかな味がとても美味しかったのと、
花粉症がいくらか軽かったような気がしたので
今年は自分で作ることにした。

まず、しそ300gは3回ほど、葉を破らないように
やさしく洗い、ざるにあげて水を切る。





これは600グラムです。


大き目の鍋に、水1.5ℓを沸騰させ、赤しその半量を
緑色になるまでゆでる。(2~3分)
ゆでたしそをボールに受けたざるにあげ、のこり
半量も同じ鍋でゆでて、汁ごと先ほどのざるにあげる。
鍋はホーローかステンレスがよい。



あざやかなみどり色に




ざるにあげてしそが冷めたら軽く手でしぼり、
ボールにうけた汁とともに鍋にもどし、
砂糖500グラム(はちみつでもよい)を煮溶かし
荒熱をとってレモン汁(レモン2~3こ)または
クエン酸小さじ2(5~6g)を加える。
容器に移し冷蔵庫で保存する。


3リットルほどできました。とてもかんたんです。











レモン汁など酸を入れるとこんなに美しい色になります。

夕化粧

2005-07-14 15:35:55 | 趣味
のち

夕化粧なんて艶ななまえ。
なんてことはないオシロイバナのこと。
今頃の季節、どこででも見かける。
英名はFourO'clock 。夕方4時ごろから咲き始めるから。

英名も面白いけどあまりにもそのものずばり。
やはり夕化粧のほうが私にはしっくりくる。

メキシコ原産で、江戸時代に渡来した。
ペルーとの説もある。
学名はMirabilis jalapa.ヤラッパ(メキシコの地名)の不思議の意。

貝原益軒が名付け親だそうだ。
花のあと黒い実がなるが、その中に白い粉質の胚乳が
含まれていて、それをおしろいに見立てて子どもたちが
遊んだことから、オシロイバナと名付けられた。

黄色とピンクが咲いていた。





それが混ざってこんな色の花が近くに咲いたと思った(別の枝)。



ところがこんな花が咲いている枝もある





色が混ざったわけではなく、みんな違う花なのかな?





だから『ヤラッパの不思議』というのかな?





京都

2005-07-12 22:07:33 | 体調
のち

きょうは、京都の病院で検診。
土砂降りのなか、新幹線の岐阜羽島駅まで運転していく。
京都へつくと雲は多いが薄日が差していた。
それにさわやかで岐阜よりずっと涼しい。

そうだ、ここは『苔玉ごろごろ』のるなさんの
住んでいらっしゃるところ。
なんか懐かしいような気持ちになった。
ブログを開いていなかったらまったく知る人のいない土地。
IT縁?ブログ縁とでもいうのかしら?

京都駅からバスで50分。ようやく病院へ。
予約制なのに待合室はいつもと違って超満員。
今週はDrの都合で、診察日が一日少なくなったためらしい。

始めは本を読んでいたが、2時間もすると目が疲れてくる。
するとおとなりの女性が声をかけてきた。
「どちらから?」「遠いんですよ、岐阜なんです。」
「私は東京からです。主人が悪いので2ヶ月に一度
二人できているんです。」「それは大変ですね。」
と当たり障りのないことを話していたが、そのうち
「煎じるときの臭いがすごくて、ご近所に迷惑じゃないかと心配で。
それに主人は、自分の薬なのに全部わたしに作らせるの。
せめて、くすりを漉すとき,布くらい持ってくれてもいいのに。
なんにもしないんですよ。」
わたし「ハァ。。。」
そこでちょうど名前を呼ばれた。(ホッ)

わたしより3~4歳は若い人たちだったが、
「男子厨房に入らず」の価値観なのかな。

結局かえりのバスは渋滞に巻き込まれ、京都駅に着いたのは午後4時。
遅い昼食をとって、買い物もせず帰宅。
せっかく京都へきたのに、といつも後ろ髪を引かれる思いで
新幹線に乗る。

一度泊りがけで来ようと思いながら、もう4年になる。


クスダマクサギ (臭牡丹 牡丹草木)葉に臭気があるそうです。









こんなにきれいなのに・・・。