★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

演奏会の余韻

2007-12-26 23:21:52 | 趣味

月初めにコーラスの定期演奏会がありました。
750席あまりの会場が満員になりました。
いつもながらうれしいことです。
聴きに来てくれた友人たちからお花やチョコやら
ワインやらいろいろいただきました。



これはクリスマスのケーキ、シュトーレン。


ラズベリーのリキュール

いずれも友人の手作りです。
シュトーレンはクリスマスまでに少しづつ頂くお菓子。
写真を撮る前に食べてしまいあわててシャッターを(汗)。

今年の演奏会のCD。~表~
絵心のある団長が、毎年ステキなデザインのCDを
作ってくれます。

   ~裏~
今年はいつになく大所帯でした。

頂いたお花はつい最近まで良い香りを
漂わせていました。
鉢物は春までは楽しめそうです。
そういえば昨年頂いたシクラメンは
夏を越し、葉が盛んに出ています。
お花の一杯あるくらし、だーい好きです。



あまーい!

2007-12-23 12:32:21 | 暮らし

干し柿が出来上がりました。
今年の柿は極上の甘みです。
ただ、渋柿の皮をむいて干しただけなのに
こんなに美味しい自然のお菓子(?)ができちゃうなんて。
昔の人は知恵者だったんだと今さらながら感心します。






しばらくご無沙汰のマックです。
もうじき9歳、五十代に入ります。
首の皮も少々たるんできました。
(角度にもよりますが)
それにしてももう少しましな洋服を着せてくれないかな。
だぼだぼで余計におじさんくさくなっちゃうよ。



お父さんお気に入りの角度デス。





松江旅行 その3

2007-12-21 14:50:27 | 暮らし

月照寺のあとは堀川めぐり。
松江城の周りを囲むお堀を遊覧船でめぐる。
時折雨が降るあいにくの空模様だったが
乗船場まで思い切って歩くことにした。

ところが、歩き出したとたんに雨脚が強くなり
おまけに雷まで鳴り出した。
ときどき民家の軒先や駐車場をお借りしながら歩くこと30分。
ようやく船着場に。みんなびしょぬれになりながら「よくがんばったね」と
褒め合った。

昼食を済ませ、そぼ降る雨の中さっそく船に乗り込む。
今日はやや底冷えのする寒い日。
船の中にはこたつがしつらえてあり足をもぐりこませると
ほっとする暖かさ。昔懐かしい豆炭コタツ。
このコタツ船は今日から始まったとのこと。
ラッキー!

おっとりした船頭さんの解説を聞きながらの
50分の堀めぐり。
きのう歩いた武家屋敷の辺り。(塩見縄手)



堀をめぐる間に大小さまざまな橋があり

橋げたの低いところを通過するときは
なんと、船の屋根が下がるようになっており
わたしたちは首をすくめて通過するのを待つた。



堀の周りは紅葉が美しく、マガモ、カルガモ
オシドリなどが美しい羽を休めていた。

ほどなく雨も上がり虹が現れた。
なんてバラエティに富んだお天気でしょう。
山陰を訪れるときは『弁当忘れても傘忘れるな』という
教えがあると聞いていたけど、まさにその通りだった。

お土産をどっさり買い、米子20時30分発、名古屋21時30分着の飛行機で帰途に。
名古屋空港から岐阜に帰る直通電車は21時50分が最終。
飛行機が遅れると乗れるかどうか分からないので
チケットを買っていない。

案の定飛行機が遅れ、しかも到着ゲートからはバス利用。
みんな直通電車に乗りたいので、足の早い人に
切符を買ってもらうことにした。
60代ながらシャドウボクシングをやっている超元気な仲間が
「私が走る」といってくれた。
残りの8人も、走った走った。
電車に乗ったとたんに発車。フウーっ!

おかげで思ったより早く岐阜に着いた。
それにしても、ふくよかな人も多かったので、
誰か心臓発作でも起こしたらどうしようと思ったが
思い過ごしに終わってほっとした。

みなさん、おつかれさまでした。







松江旅行~その2

2007-12-18 15:03:28 | 

宍道湖の夕日・・・といいたいところだが
翌日の朝日。
水面がきらきら輝いて美しい。
今日はいいお天気かな?


バイキングの朝食を美味しく頂いて
今日はまず月照寺へ行くことになった。
境内には不昧公に召抱えられた雷電為右衛門の碑が。



友人の手のひらが赤ちゃんのよう。

月照寺。松江藩主松平家の菩提寺。
初代直政から九代斎貴までのお墓がある。

初代藩主・直政の生母月照院の霊牌。

不昧公の廟。
どの廟もまず鳥居がある。
なぜだかいろいろ調べてみたけど分からない。

廟門にはそれぞれ見事な彫刻がある。
これは不昧公の廟門の彫刻でぶどうが彫られている。
名工・小林如泥の作といわれている。

写真には撮れなかったが、鷹狩りの好きな殿様には鷹の彫刻、
お酒の好きな殿様にはひょうたん、といったぐあいである。

六代藩主宗衍(むねのぶ)の廟所にある寿蔵碑。

その土台となっている大亀。
夜な夜な松江の町に出かけ大暴れしたという。
この伝説は、八雲の『知られざる日本の面影』にも書かれている。




書院ではお茶席が設けられ
当時の庭をめでながらお抹茶をいっぷく。
日ごろ陽気な仲間たちも、しばし口数が減り
静寂の中に身をおいて往時をしのんだ。



月照寺は山懐に抱かれたとても静かなたたずまいの寺院。
八雲もことのほかこの場所を気に入っていたとか。
日曜日なのに観覧者は私たちと中年のカップルだけだった。

~つづく~




松江旅行~小泉八雲ゆかりの地~

2007-12-10 17:27:03 | 暮らし

11月に読書会で松江へ旅をした。
この読書会は、子どもが中学のときに発足し、
なんとなく続いている。
もうみんな孫のある(私は無い!)歳になった。
顧問の先生が選んでくださるテーマ本は、芥川賞や
直木賞の受賞作品が多い。

時には、行きたいところがあるのでと、
その土地に因んだ作品を
選んでくださるようリクエストしたりする。
結構、おおらか、というよりいい加減な読書会だ。
だからこんなに長く続いているのかもしれない。

今回は積み立てがだいぶ貯まったが
一泊二日しか出かけられない人も居るので
飛行機を利用することになった。

悪いことに(?)私は幹事が当たっていたので
9月から旅行社と準備に取り掛かっていた。

パック旅行は超お値打ちだけに、いろいろ制約がある。
選択できるホテルや旅館が決まっているとか
旅館やホテルが二人からしか泊まれないとか。

今回の旅行は男性の顧問の先生も参加されるので
どうしても一人部屋がいる。

旅行社へ通うこと?回。いよいよ出発だ。
懐かしいプロペラ機。
仲間の一人は「え、まだこんな飛行機とんでるの?」

名古屋発9時40分、米子着10時50分。一日が有効に使える。

ホテルに荷物を置き早速松江の町めぐり。

松江の町を循環しているバスの一日乗車券がサービスで付いてきたので
早速利用する。
運転士さんは若い女性。とても親切な対応だ。



まず山陰で唯一天守閣を持つという松江城へ。




五層六階建てのこの城には石落としや、鉄砲や弓矢を
放つための狭間(さま)がくりぬかれていて戦いに備えていた。
この城を築いたのは堀尾吉春。5年の歳月をかけて1611年に完成。

堀尾氏三代、京極氏一代のあと、徳川家康の孫
松平直政が城主となり、松平氏が243年間治めた。
中でも有名なのが七代目冶郷、いわゆる不昧公。
茶人として不昧流を興し、今も松江に生き続けている。

天守閣から見た宍道湖。



塩見縄手と呼ばれる通り。武家屋敷が400メートルほど連なっている。
ここに、松江といえば小泉八雲、ラフカディオ・ハーンの旧居もある。
この通りは電柱がなく、片側は堀割で老松の並木が続く。
車の陰が無かったら、江戸時代に容易にタイムスリップできる。

今日の締めくくりに「宍道湖の夕日を」と意気込んだが
曇り空。ご覧のような景色だった。




ホテルに帰り、温泉につかり美味しい夕食。
おしゃべりに花が咲き、身も心もリラックス。
おかげでぐっすり眠りました。