★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

東京オペラシティ(新国立劇場)

2007-10-12 12:00:33 | 暮らし

新宿の西口からこんなバスが10分おきに出ていて
ホテルへ直行できる。

チェックインをすませ、夕食に出かけた。
東京オペラシティは新国立劇場や食事のできるタワーなどがある複合施設だ。



施設の全体像

メインエントランス

表示に沿って歩いていくと正面玄関。
何気なく扉を押してみると、あら、開いた。
せっかくなので(笑い)中を見ることにした。

広大なロビーには人っ子ひとりいない。
ロビーをを飾る巨大なオブジェ


ロビーから上を見上げると、オペラの衣装らしきものが陳列されている。
 

こんな劇場でオペラを観てみたいものだと思いながら
タワーの53階で遅い夕食をとった。


つきだしいろいろ      燗酒を注文すると、とっくりが熱いお湯の中に。
              冷めないようにとの配慮らしい。

  お寿司一人前
 
マツタケのお寿司 洋風の味だった。

以上は息子が食べた献立。
わたしはもちろん、ずっと少なめ。
それでも満腹で、ホテルに帰りバタンキューだった。

翌日はホテルで、12時のチェックアウトまでゆっくり
身体を休め、夕方の新幹線で岐阜へ帰ったものの、
ともすると、いとこの置かれた状況が思い出され
精神的な疲れがどっとおしよせてきた。




いとこのお見舞い

2007-10-11 14:03:56 | 暮らし
神奈川に住んでいるいとこが私に会いたがっていると
いとこのおつれあいから電話が入った。
いとこは80歳。私たちはお互い一人っ子だったので、兄妹のような間柄だ。
4年前脳溢血で倒れ、ずーっと病院暮らし。一時は同じことばかり繰り返し
話すので、痴呆が始まったのかと思ったが、今回の訪問では、明快な標準語で
2時間あまり話しづめだった。その内容は過去のことが多いが、理路整然。
よほど話し相手が欲しかったようだ。いとこは半身が麻痺しているので車椅子を使っている。
「とにかく一歩でも自分の足で歩きたいと、痛いリハビリをがんばっているんだ」と力強く話してくれたが、入所しているのが老健なので廻りはほとんど話せない人ばかり。
そのイライラが険しい表情に表れている。
もっと頻繁に訪問できるといいのだが、海老名までは遠すぎる。
介護保険が始まり、介護の制度や方法も多様化しているので、
いとこに一番良い介護の方法はほかにあるとは思う。
しかしいとこの家族の考えもあるので、他人が口を挟むことはできない。
いとこの気持ちを思うとやりきれなかった。
病院を出ると、日がどっぷりと暮れていた。

息子が同行してくれたので、ホテルをとってある新宿へ出た。
海老名から新宿へは小田急で直通。
新宿は人、人、人。それに引き換え、ホテルの近くの西新宿は
ほとんど人影がない。食事をしようと「東京オペラシティ」まで
歩いたが、聞こえるのは車の音ばかり。

                         ~つづく~