★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

樋口一葉ゆかりの地

2009-11-26 23:39:08 | 

新宿で息子と待ち合わせ。
今日の東京は昨日と打って変わって抜けるような青空。
コートが邪魔なほど暖かい。


ちょっと早めのお昼をお手軽フレンチで。
そのお店にあった変わった椅子。
座ってみると見た目と違って柔らかくしかも心地がいい。


疲れてはいたがせっかく東京へ来たので
今日が命日の樋口一葉ゆかりの地を訪れることにした。
息子が「東京江戸物語」という今は絶版になった本を持っていて
手際よく案内してくれた。

一葉が住んでいたところ  銭湯「菊水湯」の煙突


一葉が使っていた井戸     一葉が住んでいたこの辺りは急な坂が多い


一葉がよく通っていた伊勢屋質店は、一葉の命日に当たる11月23日だけ
一般に公開される。
少人数ずつしか入れないので、入場を待つ人で長蛇の列。
時間が無いので諦めた。


一葉終焉の地。命日なのでお花がいっぱい飾ってあった。


一葉の住処の近くにはこんな標識も。


駆け足だったので一葉の記念館にも行けなかったが、4時半の新幹線が取れたので
(5時以降の指定席は売り切れだった)帰途に着いた。
案内をしてくれた息子に感謝。

         白山茶花咲き満つ一葉住処あと さち



御殿場~綾瀬市~新宿

2009-11-25 18:44:04 | 暮らし

変なタイトルだけど、わたしが22日23日と移動した場所です。
22日は96歳で亡くなった義父の七回忌の法要。
御殿場の富士霊園まで行く。
7時に家を出て、三島駅で東京から車で来る息子と10時に落ち合う約束。

高速の1000円均一で渋滞するだろうと6時に新宿を出たら
8時半に三島に着いてしまったと電話がかかる。
「アラ気の毒。しばらく寝てて頂戴」

三島に着くと外気温は8℃。おー寒い!
小春日和が続いていたので、寒さが身にしみる。
いつもなら山の向こうに富士山がそびえているのだが
今日はあいにくのお天気でまったく見えない。
 
法要は12時から。
千葉、埼玉からも親類が集まって父のお墓の前で読経が始まった。
いつも数分でお経が終わるのでコートを脱いで手を合わせた。
ところが今日のお坊さんはとても丁寧。読経もいつもの倍、
そのうえ講和らしきものまであってありがたい事ながら、
すっかり凍えてしまった。

お食事は霊園に併設された富岳亭。お部屋から見るなごりの紅葉が美しい。
親類といっても11人の小所帯。和気藹々のなか時が流れた。

3時半皆と別れて御殿場駅へ向かう。
ところが、近くの富士スピードウエイでトヨタの「F1撤退さよならレース」があり御殿場へ向かう道は大渋滞。
何度か富士霊園へ来ている息子はナビを駆使しながら
裏道を抜けようやく御殿場へ。

私たちはこれから私の従兄弟のお見舞いに綾瀬へ行くのだが
夫は明日の祭日も仕事があるので一人自宅へ戻っていった(おつかれさま)。

東名では事故と自然渋滞に巻き込まれ
初めていく綾瀬の老健メイプルを探し回って、着いたのが6時半。

従兄弟は「会いに行ってもほとんど分からない」と家族から聞いていたのだが
開口一番「○○ちゃんTちゃんよく来てくれたね。」と私と息子の名前を
大きな声で言ってくれた。
「何で来たんだい?」「車で」
「分かりにくかったろう?ナビを使ったのかい?」

息子とわたし思わず顔を見合わせ
「え!ナビを知ってるの?」
「あー、Y(息子の名前)も使ってるよ。便利なもんができたよなー」

ボケているどころか、とてもはっきりしていて
来てよかったと息子と話し合ったことだった。

ホッとして疲れがどっと出たがとにかく東京に帰らなきゃ。
また渋滞があり新宿に着いたのは10時近く。
やきとりやで夕食をとったが、比内地鶏を使っていて
柔らかく美味しかった。

が、レジでびっくり!焼き鳥も安くない。
直ぐ近くにホテルを取ってあったのでチェックインしてばたんきゅー。



百足屋

2009-11-17 08:40:14 | 暮らし

先日漢方医の診察を受けるために京都へ行った。
いつも診察を終えるとすぐ京都駅へ直行し昼食をとる。
たまには別の場所で取りたいなと思い、あらかじめ
京都駅でグルメのパンフを貰っておいた。

京都といえばおばんざい。
パンフを探すと「おばんざい百足屋」という字が目に付いた。
えー!ムカデ?食べ物屋さんでこの屋号?
読んでみるとランチは2時がオーダーストップ。
とにかく行ってみることにしてバスを四条河原町で下車。

地図のとおり錦の市場をまっすぐ西へ。
烏丸通を越えてと書いてある。
京の町にあまり詳しくない私はすぐ着くとばかり思っていた。
市場を通り抜けてようやく烏丸の大きな通りに出た。

2時まであと8分。室町、新町と抜けてようやくたどり着いた。
大慌てで歩いてきたので汗びっしょり。
典型的な京の町家。
百足屋町にあるのでこの屋号がついたらしい。


さっそくランチを注文した。
 
かなりの品数。これにデザートのフルーツが付く。
お味は京風でさっぱりしているので全部平らげた。
 
   鰆とお豆腐の煮物             黒豆のおこわ

わたしが座ったテーブル席の周りには、昔の厨の道具(ミニチュア)が
所狭しと並べられていた。

  
          

うなぎの寝床のような座敷を抜けていくと、
本物のおくどさんや箱階段、よく手入れされた
庭があり町家独特の風情が味わえた。
百足屋本店

お腹がいっぱいになるといつもどおり眠くなる。
そそくさと駅へ行き新幹線で爆睡。
一生懸命歩きすぎたのかひどく疲れた。




嬉しい贈り物

2009-11-10 11:39:21 | 暮らし
昨日、京都の病院から帰ると宅急便が届いていた。
「ちょびママさんの柿だー」
開けてびっくり、とても大きな柿。
りんごと同じくらいのものは320gもあった。

京都行きの疲れもものかは、明日の朝干せるようにと
さっそく皮むきをした。


ちょびママさんとは5年ほど前、ブログに載せた
「合歓の花」が縁で知り合った。
それ以来いつも心の片隅にしっかりと存在している人である。

ワンコつながりでもあり今回も写真を送ってもらった。

腕が悪くて(眼も悪い!)ぼけちゃった。ちょびちゃんごめんね。


ネットにはいろいろ問題もあるが、こうして
人と人との信頼関係が生まれることは、とても嬉しいことだ。

早く寒くなって甘いあまい干し柿が出来るのを楽しみにしている。