★さちの夢空間

さちの身辺雑記。
ときどき情報の交換も。

中尾温泉 その2

2006-01-31 22:46:36 | 裁判


中尾温泉では2月1日から15日までかまくら祭りが開かれる。
会場のテニスコートでは準備が着々と進められていた。
見学をお願いすると、快く受けて下さった。





かまくらの中から外を見る。


さて、これは何でしょう?

これはカウンターで、バーのかまくら。
振舞われるのはカクテルではなく、地酒オンリーとのこと。


ほかにも温泉の湯を引いたお風呂のかまくらもあるそうだ。


ここはの湯。
あまりに寒いので足を出す勇気はなかった。




薄暮の中露天風呂に入り「あーしあわせ」と笑いながら顔をみあわせた。
夕食は、岩魚のお造り、ひだ牛のお刺身に陶板焼き、あまごの熊笹焼き、
茶蕎麦、きのこの土瓶蒸し、てんぷら、生麩のあんかけ、かにの酢の物、
姫竹のごまマヨネーズあえ・・・。まだあったように思う。
だいぶ食べてから写真を撮り忘れているのに気づいた。

お料理を運んでくれた娘さんの話だと、お母さんとおばあちゃん二人で
調理するそうだ。味はうすくちでとても上品。お腹に優しい家庭的な
料理ばかり。美味しかったが量が多すぎ食べ切れなかった。
残してゴメンナサイ。


長い夜は、仲間の一人が用意してくれた楽譜で「愛の喜び」や
「アヴェ ヴェルム コルプス」「花」「荒城の月」などを
ハモッて大いに盛り上がった。

先日の京都、今回の奥飛騨と、月に2度も一泊旅行に出かけたのは長い人生でも
初めてのことだ。









奥飛騨温泉郷~中尾温泉~ その1

2006-01-29 22:21:55 | 裁判

26、27日とコーラスの仲間4人で、奥飛騨の中尾温泉へ出かけた。
歌い始めて16年。「一度いっしょに旅行しようね」といいながら
一度も実現していなかった。
仲間の一人が、JRと路線バスの「とくとく切符」を手に入れてくれた。

11時前に高山着。雪が降ったりやんだりしていた。
おなじみ宮川の風景。


名物の高山ラーメンを食べて、バスに乗る。
去年の秋訪れた福地温泉の『長座』の前を通り
さらに奥へ。中尾温泉まではちょうど1時間30分かかった。
雪もやみ日がさんさんと照ってきたが、空気が氷のようで
ほほがひりひり痛い。


中尾温泉の入り口には大きな暖簾がさげてある。
季節ごとに色が違い、冬はほんとはブルーの暖簾だ。




宿は山荘『錫杖』。7部屋のこじんまりした旅館。
雪が深くウイークデイでもあるので、泊り客はわたしたち4人だけ。
ラッキーなことに貸切状態だった。


部屋の窓からは笠岳や錫杖岳がよく見える。
雪山が青い空に映えて美しい。


窓にはみごとなつらら。長いものは1.3メートルほどあり
太くてまるで剣のよう。


夕食まで少し間があるので、散歩に出かけた。
こんなに寒くても、ななかまどの実はしっかり赤い。


近くに母校(高校)の合宿所がありびっくり。
卒業後建てられた物らしい。


つづく








妙心寺 大通院

2006-01-25 09:58:00 | 活動
きのうは観劇、今日は京都、福井を観光して岐路に着く。
まず妙心寺へ。ここは臨済宗妙心寺派の寺で
46の塔頭をようする。
ちょうど昨日から、
非公開文化財の特別公開(1月14日~3月19日)が始まったので
山内一豊の菩提寺、大通院を見学した。



大河ドラマの主人公ということで大変な人だった。

右が一豊の位牌と墓石。左が千代の位牌と墓石。



位牌はほんのちょっと一豊のほうが大きいが
墓石は全く同じ大きさ。
一豊は男女平等論者?そんなはずはないね。

一豊は信長、秀吉、家康に仕え権力闘争を乗り切った戦国武将というから
よほど世渡りがうまかったとみえる。

また夫と妻がいっしょに祀られるのも
当時としては珍しいそうだ。


庭には三椏の木があった。どの枝もみごとに三叉に分かれている。
こうぞなどと同じ紙の原料だ。



花はまだ固いつぼみだった。


三椏の花 三三が九 三三が九   汀子








『たいこどんどん』

2006-01-23 12:34:15 | 
 

14,15日と京都へ行った。
演劇鑑賞会が毎年催している「新春の南座興行」を楽しむツアーだ。
今年の出し物は前進座公演、いのうえひさし作『たいこどんどん』。







清之助 嵐圭史


桃八 中村梅雀

この作品は井上ひさしが直木賞を受賞した『江戸の夕立』を
自ら劇化した音楽劇とも言えるもので、作曲はいずみたくが
担当している。

時代は幕末。
江戸日本橋の薬種問屋の若旦那清之助と太鼓持ちの桃八が乗った舟が
嵐にあい流されて東北にたどりつく。
東北各地を九年間も放浪し珍道中を繰り広げる。
やっと帰ったとき、薬問屋はつぶれて跡形もなく
江戸は東京に変わっていた。





この珍道中を、歌あり踊りあり下駄タップあり、また前進座お得意の
歌舞伎の所作あり、富本節を美しいのどで聞かせるなど、
娯楽性たっぷりでとても楽しい音楽劇に仕上げている。





圭史さんはもともと立ち役が専門の役者さん。
それが好色でわがままで、なよなよした若旦那を演じているのだが
これが絶品。美形の圭史さんにははまり役だと思ったが
「なよなよ」した感じを出すのは、立ち役でびしっと決めるのより
体力が要るそうだ。今回が最後の出演だとおっしゃっていた。
圭史さんの至芸が観られて幸せだった。
また梅雀さんの桃八も心にくいばかりに見事な太鼓持ち。
二人の掛け合いの絶妙さ。
お芝居の楽しさをたっぷり味わったひとときだった。


 
京都南座の内部 91年に改修された


特別席












幼なじみ

2006-01-17 15:26:52 | 趣味


友人が亡くなった。
くも膜下出血で半日横になったきりで
逝ってしまった。
美しい人だった。

小学校から高校までずっと同じ学校で学んだ。
お互いの家庭を行き来しよくあそんだ。
長じてからは、疎遠になっていた時期もあったが
老舗にとついでからは、よくお店を訪ねた。
おつれあいが私の夫と同じ大学の出身と分かって
もう一組の友人夫婦と6人で食事会も楽しんでいた。

祝い事や法事の引き出物はいつも相談にのってくれ
差し上げた方にセンスの良さを褒められた。

3人の子を産み、厳しい姑につかえ
夫に尽くし、店の切り盛りをし大店に成長させた。

働きづめで、自分を殺し尽くすことに
生きがいを見出しているようだった。

わたしとは対極の生きかただった。

人の命のあまりの儚さにうちのめされている。
























ねこやなぎ

2006-01-11 23:00:19 | 活動



先日アップしたこの植物はネコヤナギでした。
花の形がよく似ているとは思ったのですが。
花芽がこんなに鮮やかな色をしているとは。。。




そこで、『四季の山野草』を参考にネコヤナギの変化を
アップさせていただきました。


1月9日
東京港野鳥公園 にて
硬い鎧をまとったネコヤナギの冬芽は、
漆を塗ったような光沢のある鮮やかな赤。
よほど眼を近づけないと見逃してしまう冬の枯れ野でも、
接写を得意とするマクロレンズの眼で被写体を探してみると、
別世界があちこちに。




2月14日
長野県戸隠高原 にて
猫のしっぽのような花をつけるヤナギを、
すべてネコヤナギと言ってしまっているが、
本来はカワヤナギの和名を持つこの柳の別名がネコヤナギであり、
種類は一つだけ。
しかし、種類はどうあれ、
この姿をみたらみなネコヤナギでかまわない気がします。



3月15日
東京港野鳥公園 にて
ネコヤナギは雌雄別体の植物。
雄花と雌花は別々の蕪に咲き、花粉を付けるのが雄花なのだが、
成長してしまうと、見た目での区別は難しい。
この写真は綿毛から花粉を付けるまで育つ過程が良くわかる興味深いショット




★ワンコと散歩する公園のネコヤナギの成長を楽しみにしていたのですが
 めぼしい枝はほとんど引き裂かれたように折られ、
 やりきれない気持ちです。












抜け毛よけ?

2006-01-09 22:17:59 | 活動
ときどき


この冬は天候が悪くワンコはほとんど家の中。
またるなさんの真似をして、上着を作ってみた。
洋裁はからきしダメの私。(ほかの家事もダメだけど)
私の着なくなったミカレディのノースリーブ・ハイネックを
縫い詰めて出来上がり。









もう一枚は、黒のタンクトップを縫い詰め
首周りにヘアーバンドを縫い付けて
出来上がり。




黒だけに抜け毛が目立つが
うちの子にはこちらのほうが似合ってると
私は思う。が、つれあいは黄色のほうがいいといっている。




お父さんもモノトーン。
ボクも合わせてモノトーン。



お父さんの膝の間にいるときが一番落ち着くんだ。










春の兆し?

2006-01-07 20:59:55 | 活動

早朝まで雪が降っていたが
そのあとは抜けるような青空。
ひさびさに最高気温が6度あった。

息子から風邪をもらったつれあいは
おとといからダウン。
鼻水、発熱、咳が続いている。

今日もワンコの散歩は私の仕事。
いつもの散歩コースには雪がうっすらと残っている。



せせらぎは清冽な水を流しているが
冷たさもものかわ、水草が青々と茂っている。



ふとこんな枝が眼に入った。




紅い芽がふくらみはじめているもの、
すでに紅い衣を脱いで銀色のはな?をつけているもの。





形は猫柳にそっくり。
なんの枝か知らないが、その銀のまぶしく美しいこと。
そこには春があった。





この植物をご存知の方教えてください。










めずらしや!

2006-01-04 12:13:11 | 体調


今年のお正月は、ひどい口内炎ができていた。
にもかかわらず
美味しいものがあると、痛みと戦いながらも
口に入れてしまうたくましさ?がある。
(単に食いしん坊というだけ)

で、初計測とばかりに体重計に乗った。

な、な、なんと!

1.3キロも増えているではないか!
このところ痩せる一方だったのでちょっぴりうれしい。
「ふとった」といって喜ぶと、みんなに「イヤミ」といわれる。

ブログの中だけで喜んでいよっと。





★友人宅のカトレヤ
貴婦人のよう

















今年の祝い酒

2006-01-02 19:07:20 | 趣味


毎年三が日は祝い酒と称して塗り物のさかづきで日本酒を飲む。

おとそセットは結婚したての頃買った安物。


今年の銘柄は『獺祭』と『房島屋』。


『だっさい』は山口県旭酒造のしぼりたて純米吟醸。
『ぼうじまや』は岐阜・揖斐の所酒造無ろ過生酒純米吟醸。

どちらも当たりの柔らかい爽やかな味。
ほんとうのお酒飲みには頼りないかもしれない。

『房島屋』は関市の蕎麦どころ『助六』のご主人に
教わってから、その味のとりこになった。
お値段が手ごろなのも気に入っている。

所さんはまだ32歳くらいの若い経営者。
良心的で美味しい酒造りに精魂込めている人。


      


       

『房島屋』は岐阜市の中島屋で手に入る。



賀春

2006-01-01 18:26:45 | 趣味


あけましておめでとうございます!





昨年はいろいろお世話になりありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。




2月に友人にすすめられて、右も左も
分からずにブログなるものを始めました。
休み休みではありましたが
コメントをいただくのが嬉しくて
なんとか続けています。
今年も更新は遅れがちになると思いますが
お暇な折には覗いていただけると
嬉しく存じます。

で、早速ぐちを。
息子が30日に帰省。労働力をあてにしていたら
ぐったりしている。なんと38度5分の熱。
昨日の晩から調子が悪かったという。
わたしは迎春準備に看病が加わって大忙し。

とにかく玄関のお飾りだけでもと
買い置きの葉牡丹、松、一人ばえの南天を
ありあわせの鉢に寄せ植え。
鉢があまりにも汚れていたので、ストックしておいた
ペーパーをかぶせて出来上がり。
しめて350円也。




「し残した大掃除は暖かくなってからしよう」と
連れ合いと意見が一致。
とりあえずお節の定番、きんとん、黒豆、たつくり、
なます、お煮しめなどをこさえ,元日を迎えた。

我が家のお雑煮は昆布でだしをとり
鶏肉、もち菜、三つ葉、かまぼこをいれ、
柚子を香り付けに飾って出来上がり。





こちらのお節は外注。
行きつけの料理屋さんで作ってもらった。




  


息子の熱は少しずつ下がってきた。
食欲があるので大丈夫だろう。