米国のゲーツ国防長官が来日して、普天間飛行場の沖縄県内への移設を強く求めているという記事を連日目にする。その関連でこんなブログを見つけた。
小泉政権のときイラク戦争に反対して外務省を勇退させられた天木直人氏のブログである。
10月17日毎日新聞の「闘論」に述べられていた佐藤学沖縄国際大学教授の次の言葉を鳩山首相はよく読んでゲーツ国防長官との会談に臨むべきである。
ゲーツ国防長官は言葉を失うに違いない。
まだ間に合う。民主党議員はこの言葉を鳩山首相に読ませたらどうか。
「米軍にとっての普天間飛行場は、日本国内での代替基地建設を必要とする(ほどの)重要性はない・・・
そもそも普天間の閉鎖・返還は95年の沖縄少女暴行事件後、沖縄で高揚した反基地世論を抑えるための米側の提案だった。
当時日・米・沖縄間の交渉にかかわった元国土庁事務次官、下河辺淳氏の証言によれば、米国が代替施設として要求したのは、長さ45メートルのヘリコプター発着帯だけだ。
それが・・・沖縄側の公共事業発注への思惑も加わり、大規模な代替施設案になった。
軍事的な重要度が低くとも、日本側が提供するのだから、米側が拒否するわけがない・・・
そもそも侵略部隊である海兵隊は日本の安全保障に寄与せず、沖縄に置く必要がない・・・
『政府間協定は動かせない』と日米官僚は言うが、オバマ政権はブッシュ政権時に結んだポーランド、チェコとのミサイル防衛に関する協定を見直した。米国自身が協定見直しをしたのだから、日本の新政権が協定の再交渉をするのは当だ・・・
貴重な自然を破壊して、緊急必要性がない軍事基地建設が(ごり押ししてつくられようとしている事が)米国で広く知られれば、ノーベル平和賞を受賞した、環境重視のオバマ大統領には打撃になる。
建設中止は米政府にも利益をもたらすはずだ。
皮相的な米国追従は米国の利益すらならない・・・」
だったらこの問題はとっくに解決済みのはずなのに・・・。
名護市辺野古の美しい(ちゅら)海はジュゴンのふるさと。
その海を守ろうと、基地建設に反対している人たちの座り込みも、2000日を
超えた。ちゅら海を守れ
ジュゴンのこと
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大浦湾の青サンゴ
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