■2004年 日本 119分
■2005.10.22 wowow
■監督 土井裕泰
■出演 竹内結子(秋穂澪) 中村獅童(秋穂巧) 武井証(秋穂佑司) 大塚ちひろ(高校時代の澪) 浅利陽介(高校時代の巧)
《story》
「それは、雨がもたらした6週間の奇蹟」
「この雨が止んでしまうと
彼女は、また消えてしまう。」
秋穂巧は妻に先立たれ、6才の息子の裕司と二人で暮らしていた。そこに、死んだgはずの妻澪が現れる。彼女は巧や裕司のことを全く覚えていなかった。不思議な三人の生活が始まった。巧と澪は、二人の出会いを語るうち、二度の目の恋におちいる。しかし、澪がここにいられるのは雨の季節だけ、6週間だけだった。梅雨の終わり、雨があがり・・・。
◎死ぬとわかっていても、その道に進むことができる愛が、どれだけ心深いものか、どれだけ感動的か、二つの視線から語るラストが好きだ。高校時代を思い出す場面も、二人の視線から間をあけて再び表れる。そうだったのか、そのときは相手の心はわからなかったけど、今お互いの気持ちが通じ合う、お互いの時間が結びつく。なかなか触れあえない青春時代も、蝉しぐれのような日本的な純愛だけに、切なく胸をしめつけられる。
オフィシャルサイト「いま、会いにゆきます」