■2008年 アメリカ 85分
■原題「CLOVERFIELD」
■2008.11.15 DVD
■監督 マット・リーヴス
■出演
マイケル・スタール=デヴィッド(ロブ)
マイク・ヴォーゲル(ジェイソン)
オデット・ユーストマン(ベス)
ジェシカ・ルーカス(リリー)
リジー・キャプラン(マレーナ)
T・J・ミラー(ハッド)
《story》
栄転となったロブを祝うパーティー会場で、ハッドはその様子をハンディビデオカメラで撮影することになった。ところが、突然の轟音、外で大変な事が起きていた。カメラをずっと撮影状態のまま、外に飛び出すが、自由の女神の首が飛んでくるなど、正体不明の何者かにニューヨークの街は破壊されていた。ベスから助けを求める電話を受け、ロブたちは救出に向かう。しかし、仲間は次々にやられていく。ビルからベスを救出したあとヘリに乗り込むが、怪物にやられ撮影し続けていたロブがやられた。助かったロブとベスだが、彼らが見たものは・・・。
あんまり・・・
これを見たとき少し眠かったせいかもしれんが、ただの怪獣映画にいつものスリル満点の救出劇に、家庭用ビデオでリアルさを出したという感じだった。何の予備知識もなしに見たので、いつまでビデオカメラなんだと腹が立った。そこまで撮影せんでもええと言いたくなった。さらにそこまで撮影せんだろうとも言いたくなった。劇場ではビデオのぶれで気分が悪くなった人もいたという。1週間たって、この映画どんな映画だったっけ、と一瞬全ての内容を忘れてしまった。それだけ印象に残らなかった。
不思議だなと思うこと。仲間を救いに行くのに、行った仲間が次々に死んでいくこと。
大学時代のバイトを思い出した。まず最初は家庭教師。3人の子を教えたかな。今と同じ、計画性のない学習だった。そして皿洗い。1時間400円。夕方5時から10時まで2000円、夕飯付き。その店は焼き肉屋で、ランチも牛丼もステーキもあった。私は皿洗い、そしてご飯盛り、時には牛丼も作った。タレはおいしかった。山盛り牛丼を作って自分でも食べた。あるとき、牛丼用の肉の色が少し変色していた。「店長、この肉おかしいですよ」・・・「かまわん」という返事。あるとき、洗い物が追いつかなくて、ご飯茶碗がなくなった。「店長、皿洗いますから」・・・「いや、これでいい」と言って、水に浸かっている茶碗を取り出して、おしぼりでふいてご飯をよそって出した。厨房の裏を見て唖然とした。その後、この店は潰れた。やっぱりなと思った。