そよかぜから-映画

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デジャヴ

2008年11月08日 | サスペンス/ミステリー

2006年 アメリカ 127分
■原題「DEJA VU」
■2008.11.2 DVD
■監督 トニー・スコット
■出演
   デンゼル・ワシントン(ATF捜査官ダグ・カーリン)
   ポーラ・パットン(クレア・クチヴァー)
   ヴァル・キルマー(FBI捜査官プライズワーラ)
   ジム・カヴィーゼル(キャロル・オースタッド)
   アダム・ゴールドバーグ
      (Dr.アレクサンダー・デニー)
   エルデン・ヘンソン(ガナース)
   エリカ・アレクサンダー(シャンティ)
   ブルース・グリーンウッド
      (FBI捜査官ジャック・マクレディ)
   エル・ファニング(アビー)  マット・クレイヴン(ATF捜査官ラリー・ミヌーティ)
   ションドレラ・エイヴリー(キャシー)  ドナ・W・スコット(ベス)

 《story》

「すでに起こった事件を、あなたは防げるか?
    すでに殺された女性を、あなたは救えるか?
    すべての答えは『デジャヴ』の中に・・・」


アメリカ、ニューオリンズ州。500人の海兵隊と家族を乗せたフェリーが爆破された。捜査官のダグは、現場で収容された女性クレアを見たとき、この女性を知っているというデジャブに襲われる。彼女の部屋を捜査したとき、残されたメッセージ、留守電から流れる自分の声に驚く。ダグは、政府の極秘組織「タイム・ウィンドウ」に誘われ、スクリーンに映される過去の映像を操作する姿に驚く。そこでタグは、クレアの自宅映像を要求。それはどこかで見た記憶であり、今回の事件を防ぎ、彼女を救うことができると強く思うのだった。ダグは、自分が過去に戻ることを決意。犯人に殺されかけていたクレアを救出。フェリーに仕掛けられた爆弾を爆発させないようにフェリーに向かう。しかし、そこで犯人に気づかれる。爆弾が積み込まれた車ごと、ダグとクレアは海に沈む。フェリー爆破は免れる。脱出したクレアも生きていた。しかし、ダグは車ともに海に沈んだ。桟橋で悲嘆に暮れるクレアの前に現れた捜査官は・・。

 結局タイムマシンだ

ひとつの時空のタグは死んだが、もうひとつの時空のタグは生きている。あのあとクレアとタグはどんな会話をするのだろうか。タイム・ウィンドウのメンバーとタグは接触することなく時は流れる。フェリーの大惨事は起きなかったのだから。時を越えるってややこしくてわからなくなる。ひとつの時間の世界に二人の自分がいるなんて変だ。自分にとってはそのもう一人の自分は他人だ。どちらかが死んでもいいなんて思えない。でも、そんな難しいことを考えなくても、おもしろくて楽しめる映画だ。

時を越えられるならどこにもどろうか。少年時代・・高校生のとき・・大学生・・いつがいいだろうか。もどって何かをやりなおせるだろうか。そして未来が変わるだろうか。それは自信がない。過去にもどっても同じ事を繰り返してしまうと思う。一歩踏み出せないところは、やっぱり二度目も踏み出せない。失敗したところは、同じように失敗する。こうすればうまくいかないという道を、もう一度同じようにたどるアホな自分がいる。二つに分かれている道を、そっちはだめだと分かっていても、進んでしまう自分。結局生きていく力強さがないのだろうね。自分で切り開いていくというエネルギーに欠けているんだろうね。

偶然の良いことと悪いことに左右される。自分で切り開こうとしないから、占いのような偶然の選択に大きく左右される。死に神が出れば憂鬱になって物事がうまくいかないし、大吉がでれば心が晴れて積極的に行動できてよかったり。昨日は心配事が一気に増え、一気に解決した珍しい日。気分はよかったけど・・・

 公式サイト「デジャヴ」


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