そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

南極日誌

2008年11月29日 | サスペンス/ミステリー


2005年 韓国 115分
■原題「ANTARCTIC JOURNAL」
■2008.11.22 DVD
■監督 イム・ピルソン
■出演
  ソン・ガンホ(チェ・ドヒョン隊長)
  ユ・ジテ(ミンジェ)  カン・ヘジョン(イ・ユジン)
  パク・ヒスン(イ・ヨンミン)
  キム・ギョンイク(ヤン・グンチャン)
  ユン・ジェムン(キム・ソンフン)
  チェ・ドクムン(ソ・ジェギョン)

 《story》

「狂気の極点へ」
「その恐怖は『シャイニング』を越える」
「それは命まで凍りつく」


南極到達不能点を目指して、6人の探検隊員が進む。そこはマイナス80度を記録したり、ブリザードが吹き荒れる、極寒の地。ある日、80年目のイギリス探検隊員の日誌を発見する。そしてその日誌に導かれるように、不思議な出来事が起こり始める。チェ隊長は、失った妻子の影を背負いながら、強引にも前進を目指す。それは、一人ひとり失っていく隊員を見殺しにしたり、緊急のための無線装置の破壊などに現れていく。隊員の間でも不審は募る。それでも、前進することが、死んだ息子に言った言葉、「強くなれ」、そして家族のように思う隊員への思いが重なる。さらにチェ隊長の行動は、狂気に満ちあふれていく。

 自分が正しいのだ

「強く」という言葉が、次第に一人歩きしていく。本当は聞いて欲しい心の言葉は、語られることがなく終わる。「強くなれ」とは「死ぬな」に起きかけられ、「死んでも強く」と狂気に満ちあふれた世界へと変貌していく。孤独の思いを聞いてほしかっただけなのに。思いを伝えたかっただけなのに。弱さが悪のように突き返されてしまった。息子の死は、その刃によるもの。強くなるには、だれもが心の支えがいる。
モンスター化してしまった感じのある隊長。実際の所、この映画の意味はよくわからなかった。もっと深い意味があって、迫る恐怖、未知の体験があるのだと思っていたのだけど、何が言いたいのか。チェ隊長の息子への思い。その歪んだ表現。または、自分は間違っていないという、自己主張。弱いものが悪いのだと責めているのかもしれない。

東京にいる息子に事務連絡。会社もマンションも決まり、再びスタート。仕事は大丈夫だと思うけど、生活が心配。体のことも心配。今までのように、福岡だったらすぐにでも行けるけど、東京はすぐには行けない。私より頭はいいから、事務的なこともどんどん自分でこなす。健康に気をつけて・・・事件や事故に遭わないように・・・だまされないように・・・さまざまなことを思う。生まれたとき、片目だけつむって生まれた子。3才のとき、「もうしらん」と部屋の中に一人放っておいたら、不安な顔をしながら、それでもいつまでもじっとしていた。泣き叫んで出てくるかと思ったけど、じっとがまんしていた姿が心に残っている。東京は、私が大学時代にバイトでお金をためて友人を訪ねたことがある。それ以来かな。このまま順調にいけば、高速道路が1000円になれば、来年の夏に行きたいな。栄養をしっかりとって、運動もして、健康にだけは気をつけろよ。



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