■2007年 日本 94分
■2008.11.22 DVD
■監督 兼重淳
■出演
仲里依紗(ちーちゃん=歌島千草)
林遣都(モンちゃん=久野悠斗)
高橋由真(武藤白) 波瑠(林田遊子)
奥村知史(加藤信二) 植松孝行(橘)
兼子舜(横田) 小野まりえ(大島)
霧島れいか(久野智子) 中山祐一朗(西一洋)
永山菜々(歌島千草=少女時代)
飛田光里(久野悠斗=少年時代)
堀部圭亮(久野武) 西田尚美(歌島実奈子)
《story》
「死んでも、終わらない恋」
大きな桜の木の下で遊ぶちーちゃんと悠斗。ちーちゃんはお化けが大好き。ベランダから大きな傘を広げて飛んだ悠斗、次はちーちゃんの番だ。月日は流れ、二人はは高校生。いつも屋上で昼食をとる。悠斗は弓道部。ちーちゃんはオカルト同好会。ちーちゃんは部室で学校の七不思議の冊子を見つける。さっそく二人でその場所を巡る。苔地蔵の前に立った二人の前に、弓道部の先輩が現れる。しかし、その先輩はちーちゃんを無視。ちーちゃんが作ったお弁当を食べているはずなのに、その直後に感じる空腹感。悠斗が抱える苦悩がしだいに明らかになっていく。何かに気が付いた悠斗が、あわてて駆け込んだちーちゃんの家。そこには、あの幼いちいちゃんの写真が・・・。
気づかなければよかったのだろうか
だれも気づかなければ、ずっとずっと二人の幸せな時間は続いていたんじゃないだろうか。その方がよかったと思うんだけど。気が付いたのが不幸の始まり。別れがやってきた。世の中何も知らない方がいいこともある。知ったばかりに苦しむこともある。しかし、この二人はいつか気づく。小学校時代、中学校時代と気づかなかったのが不思議だ。気が付かないふりをしてきて生きてきたのかもしれない。いつか、悠斗の前に悠斗を想う女性が現れる。そのときが事実を知るとき。別れの時。悠斗が、過去を乗り越え、未来に向けて歩き始めるとき。でも・・・このラスト少し変じゃない。あの先輩の体にちーちゃんは入り込んだのか。あの先輩の心はどこに行ったんだ。もし先輩の体を奪ったのなら、ひどいんじゃない。これから楽しく過ごせるのか。
公式サイト「ちーちゃんは悠久の向こう」
大学4年生のときに、お金をためて東京に行った。ヤマザキパンの夜の仕事。夕方出勤して、運ばれてくるパンの仕分けをする。真夜中の12時に夜食、休憩、朝方まで仕分けして、トラックに積み込む。トラックは朝4時頃、それぞれの店に向けて出発する。下宿に戻れるのが7時頃、少し寝てすぐに大学に行くこともあった。きつい仕事、きつい日々。でも、その当時で1日7000円くらいもらった。だから結構貯めることができた。そのお金をもって、どのようにして東京に行き、何をして、どのようにして広島に帰ったのか、細かいところは不明。何にしても記憶力のない私だから情けない。多分、鈍行で京都に行ったのだと思う。京都の友人の下宿に行った。そこで1泊した。別な友人と合流。バイクで大阪に。大阪から山梨に。山梨で都留文科大学に通う友人の下宿に2泊。バイクで河口湖に行った記憶がある。そこで、友人の友人を紹介された。そこから東京の後輩の下宿に。まあ、友人の下宿を渡り歩く旅だね。