■2008年 日本 110分
■2008.10.27 TOHOシネマズ緑井
■監督 朝原雄三
■出演
西田敏行(浜崎伝助)
三國連太郎(鈴木一之助)
浅田美代子(浜崎みち子) 常盤貴子(河井波子)
竹内力(河井康平) 山本太郎(高田大輔)
鶴田忍(堀田社長)
中村梅雀(草森秘書課長) 中本賢(太田八郎)
益岡徹(舟木課長) 笹野高史(前原運転手)
持丸加賀(浜崎鯉太郎)
奈良岡朋子(鈴木久江) 北村総一朗(高田靖彦)
《story》
「“バカ”が輝くシーズン到来」
伝助が、会社の健康診断にひかかった。厚生担当の河井は伝助に内視鏡による精密検査をすすめるが、怖いと言って断る。その様子を見ていた、部下のおとなしいはずの大輔が伝助に食ってかかる。みち子さんの付き添えで病院に行くが、伝助は大騒動。検診の結果は良好。河井の世話で慰安旅行に大分に出かける。伝助は、河井の兄の船で釣り。その夜は大宴会。河井は大輔ととともに伝助を迎えに行く。帰りの車がガス欠。後ろで寝ている伝助。大輔は河井にプロポーズ。伝助は、披露宴のあいさつを頼まれる。自信たっぷりで出席したものの、あいさつのメモをトイレで無くす。さらに前のあいさつをした人が、伝助が話そうと思っていたことだった。マイクを前に言葉が出ない伝助。ただ一言、おめでとうの言葉に、河井の兄の大きな拍手。会場も大きな拍手に包まれる。
歳を取ったなあ
浜ちゃんは60才だよね。映画の中では30代だけど、以前の迫力はなくなったよなあ。す-さんもあまり登場しなくなった。若きカップルの行方が中心だった。寅さんのようにこの映画も、何となく見て笑う映画、心が少し晴れてくる。見てみようかなと思う映画。見て損はしない映画だと思う。こんな映画を引き継ぐ俳優さんは、もう出ないのかなあ。
久しぶりにシネツインに行った。久しぶりに2本続けて見た。「石内・・」と「ぶたが・・」どちらも良かった。石内は、うちの近くなので、どこか知った場所はないかと考えながら見ていたら、神社が映った。「ぶたが・・」はかなり良かった。見終わったあと、次の会は階段下まで並んでいた。考えさせられる映画だ。どうしたら、あんな活動エネルギーが生まれるのだろうか。
公式サイト「釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様」
■2006年 日本 114分
■2008.10.26 DVD
■監督 塙幸成
■出演
宮崎あおい(みすず) 小出恵介(岸)
宮崎将(亮) 小嶺麗奈(ユカ)
柄本佑(タケシ) 青木崇高(テツ)
松浦祐也(ヤス) 藤村俊二(バイク屋)
《story》
「あの三億円事件の実行犯」
「あなたとなら時代を変えられると信じていた」
母は兄を連れて行方不明、父はいなかった。みすずは叔母の家で育てられ、孤独だった。ある時、兄が突然現れ、美鈴に何かあったらここへと言ってマッチを渡す。それは「B」というジャズバーの店だった。みすずはそこで、岸ら兄の仲間と出会う。「大人になんかなりたくない」という美鈴を岸らは受け入れる。時代は学生闘争の真っ只中。若者は権力に立ち向かうことに必死になっていた。偶然闘争に巻き込まれた仲間たちは、警官に殴られ負傷する。岸の権力への怒りは、三億円強奪という計画を深めた。協力を持ちかけられたみすずは、実行を決意。1968年12月10日、白バイに乗った警官姿で、現金輸送車を襲う。
あの事件も懐かしい時代の中
あのモンタージュ写真はだれもが脳裏に焼き付けている。もしかしたら、あのモンタージュ写真のために、捜査が混乱したと言えるのかもしれない。思いこみ。実は女性だったと、発想を転換させる話はおもしろい。一人の女性の恋による力だとしたら、しかしながら今その人が生きているとしたら、「実はね」って語ってほしいという願望がある。笑い話のように語れたら・・・いやいや謎は謎のまま語り継がれる方がいいのか。なにゆえお金を奪う必要があったのか。そのお金はどこにあるのか。謎は謎のまま。「初恋」という題だから、その謎を追究するのではなく、その動機をさまざまな角度から推測しているのだ。女性だったら、それが愛する人のためだったら、お金への執着はないよね。
町の風景とか車とか、ジャズ喫茶のあの雰囲気とか、懐かしさを感じる。「三丁目の夕日」とちかがった、前向きさではなく、押しても押しても動かない壁への絶望感みたいな感じだ。
朝目覚めて、「ああ今日は休みだ」という安心感。この気持ちの差は休み明けに力を奪う。だから、片づけだ。身の回りを整理することで、脳に力がわく。心を強くする。そして体を動かすこと。心のだるさは体から。さあ、リフレッシュだ。
公式サイト「初恋」