ランドマーク探しⅢ

2012年から出張先での風景や社寺仏閣、由緒を訪ねて記録してきました。2016年からは自分の足で散策し、記録しています。

北向神社(埼玉県美里町小茂田)

2018年01月03日 20時49分15秒 | 社寺仏閣

正月に実家の美里町に帰郷しました。リハビリがてらに周辺をサイクリングしました。前から興味のあった小茂田の北向き神社を散策しました。2014年8月のお盆の時にも寄ってアップしています。

ランドマーク北向神社・小茂田:北向神社は、古代から小茂田地区の鎮守様であるとともに、「北向様」と呼ばれて、近在近郷の人々からも広く崇敬されてきました。

 社伝によりますと、桓武天皇の時代である延暦20年(801)に、征夷大将軍坂上田村麻呂が、蝦夷平定のために東北地方に出陣した折り、当地を訪れておまつりしたといわれています。

 当時、近くを流れる身馴川(小山川)には、周辺の村々の田畑を荒らし廻わり、人々を苦しめる大蛇が棲みついており、坂上田村麻呂は上野国(群馬県)赤城山の神霊である赤城大明神の霊威をいただき、みごと大蛇を退治することができたという伝説が伝えられています。坂上田村麻呂は、小茂田をはじめ、沼上・十条・阿那志・古郡の五か所に、赤城大明神の神霊を、赤城山に向かって、北向きにおまつりしたため、北向大明神とか北向神社と称されるようになったといいます。地元の人々は、五か所にまつられた北向神社を総称して、「五社の明神」と呼んでいます。

 北向神社は、邪気を祓い、人々の幸福を願う節分蔡行事で有名ですが、五穀豊穣や厄除開運をはじめ、勝利祈願や安全祈願にも霊験あらたかといわれています。また、氏子の人々によって鎮守の森が保護され、自然環境を大切にしておまつりされています。

杜の池(小茂田池)条里制によって奈良・平安時代に掘られたものだそうです。

周りの南側は鬱蒼として桜も植えてありました。

遠く赤城山が見えます。

手水舎

拝殿

 

惟神祖霊社(社務所)

稲荷神社

北向神社末社 八坂神社 神明神社 天満天神社

厳島神社 山之神社 大国神社 三嶋神社 八雲神社

大国主命の像は最近建てられたようです。

田舎ではパグちゃんが待っていました。

こんな野菜が周りの畑で栽培されていました。ロマネフコというらしいです。

深谷ネギの産地でもあります。

昭和の区かう整理で猫の額みたいに小さかった耕作地が整備されました。記念碑です。

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