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どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(38)

2008-02-10 01:02:31 | 書評
    本の中の野性  友人に薦められて、宇江敏勝著『森のめぐみ』--熊野の四季を生きるーーを読んだ。  内容は大塔山系の照葉樹林の紹介からはじまって、古座川、赤木川、大塔川、安川、前ノ川といった川筋の住人の生活・行事・祭祀などの移り変わりを自ら足を運んでレポートしたものである。  ベースになるのは『紀伊続風土記』に書かれた記述で、著者は何代にもわたる山の民の暮らしを遡りながら、そこに生きる人 . . . 本文を読む
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