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「神秘の湖」然別湖の次に向かったのは、「幻の橋」タウシュベツ橋梁です。
ここは糠平湖へ流れ込むタウシュベツ川に架かるかつての鉄道橋の跡で、ひがし大雪アーチ橋群の一つです。
タウシュベツ橋梁を含む、詳しい概要は
「NPOひがし大雪アーチ橋友の会」というサイトがあるので、こちらをどうぞ。特徴、歴史、写真等様々な情報が詳細に紹介されていて「幻の橋」と呼ばれる理由も詳しく紹介されています。
時間が無いという方の為に、俺がここで簡単に説明すると、糠平湖の水量はダムの関係で増えたり減ったりするため、このタウシュベツ橋梁は現れたり水没したりを繰り返し季節により、見えるその姿が異なる・・・これが「幻の橋」と呼ばれる理由ですね。
俺も帰ってきてから気付いたのですが、6月はちょうど沈み始める時期だったんですね・・今回俺が行ったときも
このように、完全に水没する一歩手前といった感じでした。
本来の姿は、ローマの水道橋を思わせるようなアーチ型の橋脚がとても綺麗で、それが糠平湖の湖面に映るとめがねのように見えることから「めがね橋」とも呼ばれているそうです。・・・見たかったなあ。残念。
ちなみにここは、ごらんの通り完全に「自然のまま」のスポットです。
毎年水没を繰り返しているわけですから、当然年々老朽化は進むわけですが、敢えて自然のまま人工的に手を加える事無くそのままにしている場所です。
だからこそ、自然のあるがままの姿を見れるわけですが、いつまでもそのままの姿を残すというわけでは無いのですね。
それもまた、自然のあるべき姿というべきなのでしょうか・・ちょっと考えさせられました。
ちなみに、ここはなかなか分かりにくい場所にありますので、すこしその道順を紹介します。
まずは、国道273号線を糠平湖を右手に見ながら北上します。そうすると↑のような看板がありますので、ここから入っていきます。
しばらくは、このようなダートコースが続きます。途中狭い箇所や、道路脇が急斜のガケになっていたりして危険な場所もあるので、安全運転で慎重に進みましょう。
小さいですが、「タウシュベツ橋梁入り口」と書かれた板が、木に括り付けられています。これが目印になります。
向かい側には若干の駐車スペースがあります。
ここからは、自然保護の為車の乗り入れが禁止されているため、徒歩での移動になります。この周辺は希に熊も出没するそうですから、ラジオや鈴などを準備しましょう。無い場合は終始大声で話をしながらとか、歌を歌いながら歩きましょう(笑)
林道を抜けた先には、タウシュベツ橋梁があります。
・・・・今回は、ちょっとタイミングが悪くて本来のアーチ型の姿を見ることはできませんでしたが、これもこれでタウシュベツ橋梁の一つの姿なんだと受け止めることにします。
ここはまたいつか、今度はすべて現れている時期に訪れてみたいですね。
タウシュベツ橋梁
河東群上士幌町内(地図)
見学自由
駐車場 約10台
林道、うっそうとしていて、ちょっと恐いですね。
知り合いの「民宿こもれび」様の、ホームページに、この橋の写真ありました。
私のブログにブックマークしていますので、時間があったらのぞいてみてくださいね。
http://www16.plala.or.jp/komorebi-yado/syasinnkann.html
今年は水没するのが平年より若干早かったですね。普段なら7月前半までは「セーフ」なんですが。次回再チャレンジですね!
写真見ましたよ~。
良い時期のタウシュベツ橋梁が撮れてましたね。欲を言えばあのようなシーンを期待してたんですけどね。
いつまもう一度再チャレンジしたいです。
ここに行く際には、旦那さんでも友達でも誰でも良いですので、だれかと一緒に行った方が良いかもしれませんね。熊対策の意味でも(笑)
>クロスの鉄人
なんと!それじゃ、今年はたまたま運が悪かったって事かあ・・・残念。
次は、もっと確実な時期を選んで行かないとダメですね。4月~5月頃が雪も解けてきてちょうど良いのかもしれませんね。
僕のヤプログの方の旅行記の過去を見ていてだくとわかりますが、去年の7月1日に行った時の写真を上げてます。真下までは行けませんが、橋はほぼ全容が見えています。去年は水不足でしたから、なおさら良かったのでは?ただ、ここは5~6月がベストなようですが。
みなさん、結構ここのスポットでは成功してますよね。俺のこの状況は逆にレアかも(笑)
ん~、6月の頭という選択自体は、あながち間違っては無かったって事ですね。
ひょっとして、昨年の水不足対策で今年は気合い入れてこの時期から多めに調整してたとか・・・(笑)