先掲載の続き。
同じく卒業でよく歌はれる「蛍の光」
スコットランドの民謡だった「「オールド・ラング・サイン」はヨーロッパにアメリカにも普及した!
わが国では唱歌を編集するとき採用された。
歌詞
ほたるのひかり | 蛍の光 | |
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1 | ほたるのひかり、まどのゆき、 ふみよむつきひ、かさねつゝ、 いつしかとしも、すぎのとを、 あけてぞけさは、わかれゆく。 |
蛍の光、窓の雪、 書読む月日、重ねつゝ、 何時しか年も、すぎの戸を、 開けてぞ今朝は、別れ行く。 |
2 | とまるもゆくも、かぎりとて、 かたみにおもふ、ちよろづの、 こゝろのはしを、ひとことに、 さきくとばかり、うたふなり。 |
止まるも行くも、限りとて、 互に思ふ、千万の、 心の端を、一言に、 幸くと許り、歌ふなり。 |
3 | つくしのきわみ、みちのおく、 うみやまとほく、へだつとも、 そのまごころは、へだてなく、 ひとつにつくせ、くにのため。 |
筑紫の極み、陸の奥、 海山遠く、隔つとも、 その真心は、隔て無く、 一つに尽くせ、国の為。 |
4 | ちしまのおくも、おきなはも、 やしまのうちの、まもりなり。 いたらんくにに、いさおしく、 つとめよわがせ、つゝがなく。 |
千島の奥も、沖繩も、 八洲の内の、護りなり、 至らん国に、勲しく、 勤めよ我が瀬、つつがなく。 |
12月31日のNHKの紅白歌合戦のフイナレーで全員で歌はれる。
我々が歌うのは1番で、4番まであるとは?
歌詞の冒頭「蛍の光 窓の雪」とは、「蛍雪の功」と言われる、一途に学問に励む事を褒め称える中国の故事が由来である。
家が貧乏で灯す油が買えなかったために蛍の光で勉強していた。同様に、夜には窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。そして、この2人はその重ねた学問により、長じて朝廷の高官に出世した。
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