(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

3-4 蛍の光

2016年03月10日 | 社評

先掲載の続き。
同じく卒業でよく歌はれる「蛍の光」
スコットランドの民謡だった「「オールド・
ラング・サイン」はヨーロッパにアメリカにも普及した!
わが国では唱歌を編集するとき採用された。

歌詞

 ほたるのひかり蛍の光
1 ほたるのひかり、まどのゆき、
ふみよむつきひ、かさねつゝ、
いつしかとしも、すぎのとを、
あけてぞけさは、わかれゆく。
蛍の光、窓の雪、
書読む月日、重ねつゝ、
何時しか年も、すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、別れ行く。
2 とまるもゆくも、かぎりとて、
かたみにおもふ、ちよろづの、
こゝろのはしを、ひとことに、
さきくとばかり、うたふなり。
止まるも行くも、限りとて、
互に思ふ、千万の、
心の端を、一言に、
幸くと許り、歌ふなり。
3 つくしのきわみ、みちのおく、
うみやまとほく、へだつとも、
そのまごころは、へだてなく、
ひとつにつくせ、くにのため。
筑紫の極み、陸の奥、
海山遠く、隔つとも、
その真心は、隔て無く、
一つに尽くせ、国の為。
4 ちしまのおくも、おきなはも、
やしまのうちの、まもりなり。
いたらんくにに、いさおしく、
つとめよわがせ、つゝがなく。
千島の奥も、沖繩も、
八洲の内の、護りなり、
至らん国に、勲しく、
勤めよ我が瀬、つつがなく。

12月31日のNHKの紅白歌合戦のフイナレーで全員で歌はれる。
我々が歌うのは1番で、4番まであるとは?
 

詞の冒頭「蛍の光 窓の雪」とは、「蛍雪の功」と言われる、一途に学問に励む事を褒め称える中国故事が由来である。
家が貧乏で灯す油が買えなかったために蛍の光で勉強していた。同様に、夜には窓の外に積もった雪に反射する月の光で勉強していた。そして、この2人はその重ねた学問により、長じて朝廷の高官に出世した。