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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評120<ハウザー・フォン・シュタイエルマルク>

2004年09月15日 15時37分54秒 | 銀英伝人物評
帝国軍大将。
第2次ティアマト会戦において帝国軍で唯一善戦した将官。
たしかな戦術眼を持ち、同盟軍の猛攻にさらされる味方の艦隊をよく救い、撤退時も殿を無事に務めた。また、アッシュビーの死に際して堂々と弔文を送った。ただし、これは帝国軍内部で顰蹙を買い(当たり前だが)、そういう性格が災いしてか、階級は上級大将どまりで、軍務省次官だった。
いい意味で軍人らしい高潔さを持っているといえる。

帝国内部の諜報網についても調査していたと思われるが、ミヒャールゼン提督の暗殺の下手人ではないようだ。

なんか外伝の人物は書くこと少ないなぁ。

銀英伝人物評119<オットー・フランク・フォン・ヴァーンシャッフェ>

2004年09月15日 15時32分55秒 | 銀英伝人物評
同盟軍大佐。薔薇の騎士第12代連隊長。
ヴァンフリート星域会戦時、惑星ヴァンフリート4=2にいた。そこに帝国軍がやってきたため、自ら偵察に向かったのだが、途中で車が故障してしまい立ち往生していたところ、リューネブルク率いる帝国軍の偵察部隊に襲撃され戦死。

連隊長になる前はそれなりに人望があったのだが、連隊長になった途端、政治家や軍の高官に露骨に近づくようになった。そのため隊員からはあまり慕われていなかった。

銀英伝人物評118<シンクレア・セレブレッゼ>

2004年09月15日 15時17分23秒 | 銀英伝人物評
同盟軍中将。前線における事務職の権威で、その能力は高いらしい。
ヴァンフリート星域会戦時、主戦場からは遠く離れた惑星ヴァンフリート4=2の後方支援基地の司令官だったが、帝国軍が攻め込んできた。
前線指揮の経験がないため、ろくなことができず、シェーンコップからも嫌われる。
結局基地内をうろうろしていたところをラインハルトに見つかり捕虜になった。

この結果、同盟ではセレブレッゼは行方不明扱いとなり、かわりにキャゼルヌが第6次イゼルローン要塞攻防戦での後方支援担当となった。

銀英伝人物評117<アルフレッド・ローザス>

2004年09月15日 14時21分17秒 | 銀英伝人物評
同盟軍退役大将。730年マフィアの最後の生き残り。
ヤンがアッシュビーの謀殺説を調査したときに、会いに行った。

アッシュビーの信頼が厚く、彼の参謀として働いた。実際には個性の強い730年マフィアの面々の接着剤的な役割を負った。艦隊司令官としては多少マシというくらい。

妻を第2次ティアマト会戦の前に亡くしており、一時期予備役となったが、アッシュビーの説得で前線に復帰した。
退役後、回想録を書き、ノンフィクション大賞を受賞。
アッシュビーの謀殺説についてはまったく信じず、彼にとってはアッシュビーと730年マフィアたちと共に戦った時代は金の歴史となっている。
ヤンに出会った直後、睡眠薬の飲みすぎによって急死した。死後、元帥に昇進。

銀英伝人物評116<ヘルマン・フォン・リューネブルク>

2004年09月15日 14時12分22秒 | 銀英伝人物評
元薔薇の騎士の第11代連隊長。その後帝国に逆亡命し准将。ちなみにリューネブルクが逆亡命した後、残された隊員たちは全員査問にかけられ、解散の危機にさらされた。

陸戦のエキスパートとして帝国軍での出世を目指すが、逆亡命者の宿命として厚遇されない。ちなみにラインハルトは、逆亡命に対して嫌悪感を持っていたが、自分の実力が認められないなら、他の政体に行くのは当然かもしれない、と考え直している。

妻はハルテンベルク伯爵の妹のエリザベートという美人だが、夫婦生活は冷え切っている。これはリューネブルクの方に責任があると周囲から見られていたが、ラインハルトはなぜかリューネブルクに同情した。

ヴァンフリート星域会戦では、惑星ヴァンフリート4=2で、威力偵察を指揮してヴァーンシャッフェ大佐を戦死に追いやった。そしてラインハルトを副将として、同盟軍基地の攻撃も指揮し、大打撃を与えた。この時にラインハルトとキルヒアイスの才能を見抜いている。後に少将。

第6次イゼルローン要塞攻防戦では、シェーンコップらの挑発によって、ミュッケンベルガーから始末するよう命じられた。この時すでに妻のエリザベートが、元婚約者を死に追いやった兄を殺しており、いずれにしろ死に場所を求めざるをえない状況でもあった。そしてシェーンコップとの一騎打ちで戦死。

不逞な野心家で、装甲擲弾兵総監の座を狙っていた。また、ラインハルトの力を知っていたので、自分が対抗勢力になって貴族たちをまとめようとも考えていた。以外に不幸な生涯だ。