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ゲーム攻略、読書感想文など。

銀英伝人物評79<ラルフ・カールセン>

2004年09月03日 14時01分20秒 | 銀英伝人物評
帝国軍の侵攻に対抗すべく、急遽結成された同盟軍第15艦隊の司令官。見るからに闘将という雰囲気の男で、偉丈夫。ヒゲモジャ。

ランテマリオ会戦で帝国軍と戦い敗れた後、ハイネセンでヤン艦隊と合流してバーミリオン会戦を戦う。その後も同盟軍に残りつづけ、マル・アデッタ星域の会戦では伏兵としてファーレンハイト艦隊を襲い、そのままミュラーの防御陣を突破してラインハルトの本営にせまった。しかし遅れて駆けつけたビッテンフェルト艦隊の前に壊滅し、死亡。
OVAでは死ぬ間際に、統合作戦本部のエリートたちへの対抗心でここまで頑張ってきたみたいなセリフが入っている。

銀英伝人物評78<フレーゲル>

2004年09月03日 12時09分12秒 | 銀英伝人物評
男爵。ブラウンシュヴァイク公の甥という立場を利用した特権的な言動が鼻につく嫌な男。門閥貴族の中でも特にラインハルトと仲が悪い。外伝では毒舌の応酬が何度かあるが、いつもラインハルトにやり込められている。
第4次ティアマト会戦では、ミュッケンベルガーに圧力をかけ、ラインハルトにわざと敵に攻撃される位置に布陣させる。
クロプシュトック候討伐では、投獄されたミッターマイヤーを痛みつけようとし、逆にやられてしまう。しかも銃を使って射殺しようとしても、ラインハルトによって邪魔される。このときラインハルトはわざと挑発して、フレーゲルがかかってくるのを期待したが、これはアンスバッハによって止められた。

リップシュタット戦役でもやたら目立つが、言っていることは自己陶酔とナルシシズムの塊のような、まるで現実が見えていないことが多い。メルカッツが軍法に照らして処罰しようとすると、自害すると言い出したが、本当に自害して欲しかった。

最期は帝国貴族の滅びの美学を完成させようとして、帝国軍の提督たちに一騎打ちを挑もうとするもことごとく無視され、幕僚のシューマッハに「寝言」扱いされる。それに逆上して射殺しようとしたが、逆に他の部下たちに撃たれて死んだ。

銀英伝人物評77<フォルカー・アクセル・フォン・ビューロー>

2004年09月03日 11時48分41秒 | 銀英伝人物評
OVAではキルヒアイスがカストロプ動乱の鎮圧に向かう時、その幕僚として登場。泥酔してくだを巻いているベルゲングリューンをたしなめていた。
キルヒアイスの死後、ミッターマイヤーの下に配属されるが、戦闘における活躍は見たことないような…。ロイエンタールが謀反の嫌疑をかけられたとき、彼に会いに行こうとするミッターマイヤーを止めている。ミッターマイヤーもこの年長者の言うことにはあまり強いことを言えないようだ。ミッターマイヤーの幕僚と言えばバイエルラインを思い浮かべるが、参謀に適しているのはこいつの方だな、と思った。その後ベルゲングリューンを訪れて、軽挙を慎むよう言っている。

第2次ランテマリオ会戦の後、ハイネセンに到着するが、ベルゲングリューンが殉死してしまいショックを受ける。

シヴァ星域会戦の後、一時帝国軍はハイネセンに駐留するが、それらがフェザーンに戻るとハイネセンの治安を任せられた。これが最後の出番か。
なんかこれ以上書くことないなぁ。また何か書くこと見つかったら付け足せばいいか。

銀英伝人物評76<ボリス・コーネフ>

2004年09月03日 11時12分33秒 | 銀英伝人物評
フェザーンの商人で、商船親不孝号の船長。イワン・コーネフの従兄弟にあたるそうだが、面識はないらしい。ヤンの幼馴染で毒舌家。独立不羈の気質を持った、典型的なフェザーン商人だが、ヤンと幼馴染という理由で、ルビンスキーからハイネセン駐在オフィス勤めにされてしまう。結局そこでヤンと会うこともなく、ルビンスキー自身も姿を隠してしまったため、宙ぶらりん状態となった。

バーラトの和約後、ユリアンの脱出を手助けしたことにより失った商船はヤンに保障してもらい、かわりにユリアンたちを地球へ連れて行くよう、ヤンに頼まれる。地球では相棒のマリネスクと一緒に船で待機していたため、教団本部には入っていない。

ワーレンの地球征伐終了後、それにくっついてオーディンまで行き、それからフェザーン経由でエル・ファシルのヤンのもとへ行く。
その後、ヤンの要請で、フェザーンの独立商人との資金援助の交渉を任されるが、これは成果があったのだろうか?それ以外にもハイネセンで起きた事件などを何度かイゼルローンにもたらしている。無論、ハイネセンとイゼルローン要塞の間には帝国の哨戒網があるのだが、それをあっさり抜けてくるあたり只者ではないということだ。

ポプランとはやはり毒舌の応酬になるのだが、イワン・コーネフとは違ってちょっと感情的な部分が多い。
シヴァ星域の会戦後、今までの情報提供料をイゼルローン共和政府に請求しようとしていたが、これはうまくいったのだろうか。

銀英伝人物評75<総大主教>

2004年09月03日 10時57分11秒 | 銀英伝人物評
地球教の最高指導者。地球に過去の栄光と権力を取り戻そうと画策し、地球にある教団本部から数々の陰謀を張り巡らせた。ルビンスキーの前の自治領主はこの地球教のくびきから脱しようとして殺されたらしい。
アムリッツァ会戦後、3年後には全宇宙を地球教が支配するだろうと予言しルビンスキーを驚かせたが、この根拠はなんだったんだろう?
ルビンスキーが同盟と帝国の力の均衡を保たせるという従来の方針を転換し、ラインハルトに全宇宙を手に入れさせるよう決めたあたりから、総大主教はルビンスキーの野心に警戒しだしたようだ。
キュンメル事件を起こしたのがきっかけで帝国軍の地球征伐を招来させることになり、結果、地球教団本部は、その母体であるカンチェンジェンガ山の下敷きとなり、総大主教自身も生き埋めになったようだ。なんだかなぁ。
ド・ヴィリエと違い、単純な狂信者であったのはたぶん間違いないだろうと思う。