大阪龍馬会

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近藤長次郎碑建立を 龍馬と亀山社中設立 ひ孫ら呼びかけ

2010-09-24 00:01:00 | 龍馬ニュース
 日本初の商社とされる「亀山社中」の中心人物として、坂本龍馬と共に活躍した近藤長次郎を顕彰する碑を長崎市に建てようと、歴史愛好家らが寄付金を募っている。市役所で15日、記者会見したひ孫の川辺篤次郎さん(78)(北九州市小倉北区)は「長次郎は周囲に愛された男だった。長崎には墓があり、(出身地の)高知より思い入れが強い」と協力を呼びかけている。川辺さんによると、顕彰碑の建立は初めて。

 長次郎は1838年(天保9年)、土佐藩のまんじゅう屋に生まれた。生家が近かった龍馬と親交が深く、一緒に亀山社中を設立。銃や船の買い付けに尽力し、薩長同盟成立に貢献したとされる。しかし、秘密裏に進めた英国留学が失敗に終わり、66年(慶応2年)に切腹した。

 川辺さんは長次郎の息子、百太郎の孫。母、和子さんは太平洋戦争の空襲で、カステラ箱に入った長次郎の写真や日記帳などを包んだ風呂敷を首に巻いて避難中、焼夷(しょうい)弾が頭に直撃し、即死した。そばにいた川辺さんは「先祖の品を守らなければ」と、包みをほどき、持って逃げたという。

 1915年に長崎で顕彰碑の建立計画が持ち上がったが史料不足で断念。今年は大河ドラマ「龍馬伝」の放送で長次郎が注目されたことから、川辺さんや市民が再挑戦を思い立った。石碑(高さ約1・2メートル、幅約2メートル)に顔写真のレリーフを取り付け、碑文に辞世の句を記す予定。来年3月の除幕を目指す。

 「近藤長次郎の顕彰碑を建立する会」の宮崎秀隆理事は「社中の金を渡英資金に充てたと誤解されているが、史実を正確に伝え、後世に語り継ぎたい」と話している。

 目標額は400万円。寄付金は一般1口5000円、法人同1万円で、銀行口座への振り込みで受け付ける。寄付者の名前は石碑に刻まれる。問い合わせは、建立する会事務局(095・827・8508)へ。

9/16 読売新聞


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