
◇シーボルト記念館係長・織田毅さん
長崎市シーボルト記念館係長で「現代龍馬学会」会員の織田毅(おりたたけし)さん(48)が、幕末の志士・坂本龍馬の長崎での活動をまとめた「海援隊秘記」(戎光祥出版)を出版した。龍馬の足跡は虚実入り乱れるが、長崎に残る古文書を読み解くなど史実に即し「長崎での龍馬の功績が、すなわち坂本龍馬の功績。長崎なくして龍馬の活躍はありませんでした」と結論付けた。
織田さんは五島市出身。10代で司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読み龍馬ファンに。熊本大卒業後、長崎市役所に入った後も業務の合間に、高知、山口、鹿児島各県を訪ねて古文書に当たるなど研究を重ね、市民団体「亀山社中ば活かす会」の幹事も務める。90年には海援隊士・沢村惣之丞の墓を本蓮寺(長崎市)で発見した。
長崎に残る元隊士や豪商が書き残した龍馬らの古文書も読み解き、当時の長崎について「長州や薩摩に近く、龍馬らが持つ蒸気船や西洋帆船の航海技術は貴重だった。国際情勢の中で日本の現状と将来を見通すことができる唯一の場所だった」と確信。龍馬自身についても「『竜馬がゆく』の強いイメージと違い、順風満帆ではなかった。迷ったり失敗を繰り返していた」とみる。
昨年、出版社から依頼を受け、書きためていた記録を3カ月かけてまとめた。織田さんは「龍馬が長崎に来たのはまったくの偶然。だが、その偶然が日本を動かした。長崎という地が、龍馬を通じて日本の歴史に影響を与えた」と話す。B6判239ページ、1575円。
2/3 毎日新聞
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長崎市シーボルト記念館係長で「現代龍馬学会」会員の織田毅(おりたたけし)さん(48)が、幕末の志士・坂本龍馬の長崎での活動をまとめた「海援隊秘記」(戎光祥出版)を出版した。龍馬の足跡は虚実入り乱れるが、長崎に残る古文書を読み解くなど史実に即し「長崎での龍馬の功績が、すなわち坂本龍馬の功績。長崎なくして龍馬の活躍はありませんでした」と結論付けた。
織田さんは五島市出身。10代で司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読み龍馬ファンに。熊本大卒業後、長崎市役所に入った後も業務の合間に、高知、山口、鹿児島各県を訪ねて古文書に当たるなど研究を重ね、市民団体「亀山社中ば活かす会」の幹事も務める。90年には海援隊士・沢村惣之丞の墓を本蓮寺(長崎市)で発見した。
長崎に残る元隊士や豪商が書き残した龍馬らの古文書も読み解き、当時の長崎について「長州や薩摩に近く、龍馬らが持つ蒸気船や西洋帆船の航海技術は貴重だった。国際情勢の中で日本の現状と将来を見通すことができる唯一の場所だった」と確信。龍馬自身についても「『竜馬がゆく』の強いイメージと違い、順風満帆ではなかった。迷ったり失敗を繰り返していた」とみる。
昨年、出版社から依頼を受け、書きためていた記録を3カ月かけてまとめた。織田さんは「龍馬が長崎に来たのはまったくの偶然。だが、その偶然が日本を動かした。長崎という地が、龍馬を通じて日本の歴史に影響を与えた」と話す。B6判239ページ、1575円。
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