大阪龍馬会

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児玉清さん追悼「龍馬伝」異例の1話のみアンコール放送

2011-05-24 16:07:52 | Weblog
 16日に77歳で死去した児玉清さんの追悼番組としてNHK大河ドラマ「龍馬伝」第7話「遥(はる)かなるヌーヨーカー」(2010年2月14日)が29日午前10時5分から総合テレビで再放送される。追悼で主演ドラマなどが放送されることはあるが大河ドラマの1話のみというのは異例だ。

 久々の大河出演だった児玉さんは、坂本龍馬(福山雅治)の父・坂本八平を演じた。第7話では、龍馬との別れのシーンが評判を呼んだ。

 龍馬は江戸で研鑽を積み、土佐に帰って病床にある父を訪ねる。

 厳格な父が突き放すように言うセリフが胸にズシリと響く。

 「龍馬。わしに構うな。剣を振り、書を読み、侍が己を磨き、高めよういう気持ちを忘れたら、生きてる意味がないぜよ。この世に生まれたら、己の命を使いきらないかん。使い切って、生涯を終えるがじゃ」

 ラストでは坂本一家が揃って、土佐の浜辺へ。黒船に衝撃を受けた龍馬は、一家を乗せて航海することを約束。「ヌーヨーカー言う町は、どこにあるがかのお。プレジデント言う人にも会うてみたいがぜよぉ」と言う龍馬に、余命幾ばくもない父が「おまんは、そんなことを考えちょったか…」と目を細める。大河史上に残る名演だった。

 児玉さんは09年9月から12月まで撮影に参加。坂本家の三女・乙女を演じた寺島しのぶ(38)には、「仕事、大変だ」と漏らしていたという。「少しやせられていたし心配もあったけど、現場では全く明るくされていたので…」

 フランス観光親善大使の任命式(19日)でコメントを求められた寺島は、悲しみをこらえながら答えていた。

5/23 夕刊フジ


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