大阪龍馬会

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彦根市と福井市 安政の大獄 和解交流

2009-10-03 00:01:00 | 幕末ニュース
獅山市長ら 橋本左内墓前祭参加へ

 彦根市は30日、幕末に活躍し、安政の大獄で刑死した福井藩士・橋本左内の墓前祭(10月7日)に、井伊家18代当主の井伊直岳・彦根城博物館長や獅山向洋市長らが参加すると発表した。福井市役所への表敬訪問には、人気キャラクター・ひこにゃんも参加する。両市の公式交流は初めてという。

 安政の大獄で、幕末の大老・旧彦根藩13代藩主井伊直弼が刑死させた人物への井伊館長や獅山市長らの墓参は、8月の吉田松陰の山口県萩市に次いで2回目。松陰への墓参をきっかけに、彦根市側から左内の墓参も働きかけていた。

 左内は藩主松平春嶽の補佐官で、藩校の蘭学係を務め、洋書習学所を設立するなど西欧文明を取り入れることに尽力したが、将軍継嗣問題で一橋派として行動したため、安政の大獄で刑死した。

 市によると、墓前祭は福井市左内町の左内公園にある墓前で行われる。地元の橋本左内先生顕彰会(会長=東村新一・福井市長)の主催で、井伊館長と獅山市長は焼香のほか、あいさつも予定している。

 ひこにゃんは、墓前祭後に福井市長を表敬し、彦根市で開催中の「井伊直弼と開国150年祭」をPRするという。

 獅山市長は「過去の歴史的わだかまりを超え、墓前祭参加を受け入れていただいたことは意義深い」と話している。


10/1 読売新聞


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