goo blog サービス終了のお知らせ 

大阪龍馬会

1987年に創立して2017年は創立30周年。龍馬好きの集まった大阪龍馬会が龍馬会の活動をお知らせします。

龍馬、原点消ゆ

2007-07-13 23:45:22 | 書籍紹介
著者:前田秀徳 出版社:三五館 2006年12月
A5判 430頁 価格:2,415円(税込)

2006年夏、土佐の墓山が跡形もなく消えた。龍馬が坂本龍馬になった理由が、ここにあった。
龍馬の先祖たちをはじめ、幕末の志士たちが眠る、歴史的貴重な墓山に、突如押し寄せた開発の波。
ここから、著者・前田秀徳の孤独で長い闘いが始まった。
墓の中から見えてきた「龍馬」に関する新事実、「通説」を否定する証拠の数々…。
開発という名の現代史が弄ぶ龍馬の時代の記憶と記録、遂に結実。
唯一の取材者となった著者が放つ渾身のフォト・歴史ノンフィクション。

土佐の記憶―消えゆく墓山に通った経緯とその想い
第1部 龍馬の先祖たちの「想い」(第一の光景・龍馬の祖父、曽祖父が眠る墓所の発掘記録―丹中山;第二の光景・才谷屋歴代墓所の発掘記録―小高坂山;第三の光景・もう一つの幕末、その記録―小高坂山と丹中山に眠っていた幕末の人々)
第2部 龍馬関係七つの真相(お龍、そして「龍馬の生家」の真相;姉・栄の自害説に疑問;龍馬と乙女の生き様を継いだ岡上菊栄;龍馬の青春・日根野道場跡を追う;新説「龍馬脱藩の道」を否定する;あの龍馬の撮影者はだれだ?;諸説を判定する)
第3部 龍馬たちの誇り―史跡ガイド(龍馬の仲間たちの「十色の青き彩」;盟友・中岡慎太郎;武市瑞山(半平太)とそのまわりの人々
ともに奔走した人々
土佐の志士たちの家族の絆)

坂本龍馬の系譜

2007-07-13 23:39:15 | 書籍紹介
著者:土居晴夫  出版社:新人物往来社

発行年月:2006年11月 B6判270頁 価格:2,940円

◆龍馬一族の実像、後世に 甥の孫・土居さん出版 史料収集、脚色排し執筆(読売新聞 11/16)○高知や北海道訪れ史料収集、脚色排し執筆 姉・栄、またいとこの沢辺琢磨… エピソードを紹介○幕末の志士・坂本龍馬の甥(おい)の孫、土居晴夫さん(83)が、龍馬とその一族に関するエピソードなどを収めた「坂本龍馬の系譜」(四六判、270頁)を出版した。坂本家に伝わる口伝や写真、史料などをもとに、脚色を排して執筆。龍馬を取り巻く人々の〈群像〉を、生き生きと描いている。○龍馬が京都・近江屋で暗殺された後、坂本家は龍馬の姉・千鶴の二男で、後に兄・権平の養子になった直寛が継いだ。直寛の孫にあたる土居さんは、高知県や直寛が移り住んだ北海道へ何度も足を運び、史料を収集。これまでに「坂本龍馬とその一族」「坂本直寛・自伝」「図説 坂本龍馬」などを出版している。○来年、没後140年を迎える龍馬の人気は衰えず、多数の伝記や研究書が出ているが、脚色や、家族のことに関する誤認も少なくない。土居さんは「一族の正しい姿を後世に伝えたい」と考え、1992年から昨年にかけて「龍馬研究会」の機関誌に寄せた原稿を手直しし、出版することにした。○龍馬が土佐藩を脱藩する際、姉・栄が刀を渡した責任をとり自殺したとされる話や、龍馬のまたいとこで、仲の良かった同い年の沢辺琢磨が、日本ハリスト正教会の第1号信者になったことなども紹介。姉・乙女が愛用したなぎなたや権平の写真、直寛と子どもらの集合写真(1898年撮影)など、貴重な史料も掲載している。○土居さんは「あえて龍馬を脇役にした。ほかにも多くの素晴らしい先祖がいたことを伝えるのが、子孫としての私の役目」と話している。大手書店で販売中。

◆龍馬研究会の『龍馬研究』に、1992年12月発行の83号から、「龍馬の祖先」7回、「龍馬の家族」14回、「龍馬の一族」49回を連載し、途中休載したこともありましたが、13年間にわたり連載され、2005年11月に完結。

◆第一章、龍馬の祖先-才谷三代/才谷屋三代/郷士坂本家◆第二章、龍馬の家族-龍馬の父母/龍馬の兄と姉/龍馬の妻/龍馬が愛した姪の春猪◆第三章、龍馬の一族-才谷屋坂本家/高松家/高松太郎/沢辺琢磨/坂本直寛 ◆坂本家系譜-その一 坂本家系譜-その二