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Windows10 Fall creators update のその後

2018年01月27日 | デスクトップパソコン
メインPCでは先送りにしていた Windows10 Fall Creators Update(RS3)…
4ヵ月後に適用するよう設定しておいたはずでしたが、シャットダウン時に意図せぬ大型アップデートが始まり、メインPCもめでたく!?最新バージョンの Windows10になりました。

シャットダウン時、勝手に大型アップデートが始まる仕様はヤメていただきたい…

先送りにしていたのは、以前の記事 で書いていた通り様々な不具合に悩まされていたためです。しかしリリースされてから3ヶ月程経過し…殆どの不具合は解消されていました。

私の抱えていた不具合の中で唯一改善されなかったのは、タスクバーのコルタナさんだけです。

なぜ、お前は白くなったんだ!!

電気屋さんにディスプレイされている新型ノートPCでも背景が白くなっているコルタナさんを見かけます。仕様変更されたのでしょうか?でもタスクバーに白いコルタナさんは違和感アリアリです。

 

私と同じく背景の白いコルタナさんに違和感を感じる方も多いようで、対処方法がいくつか上がっていたので、ご紹介します。

・Windows10 の言語設定を一旦、日本語以外に変更し元に戻す
 この方法で上手く行っても、ある日突然コルタナさんが白く戻ってしまいます。

この問題を 最終的かつ不可逆的に解決 できる手段は2通りあります。

1.「設定」の「色」の「既定のアプリモード選択します」を「黒」に設定する

 
 コルタナさんは元の色に戻りますが、設定画面が黒くなるのはいただけません。

2.レジストリの値を変更し固定する
 ・「ウィンドウ」キー押しながらと「R」キー押す
 ・「rededit」と入力し、レジストリエディタを起動する
  ・メニューの下のアドレスバーに
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search\Flighting
  と入力し「Enter」キーを押す
 ・「Current」の値を「0」に「RotateFlight」の値を「1」に変更する

 

 ・「Flighting」を右クリックし、[アクセス許可]をクリックする

 

 ・サインインしているユーザー名を選択し「読み取り」の[拒否]にチェックをつける

 

・「OK」ボタンをクリックし、レジストリエディタを終了する
・Windows10を再起動

※レジストリを誤って変更した場合、最悪 Windowsが起動しなくなる恐れがあります。
  レジストリの変更は自己責任でお願い致します。

 

これでコルタナさんの問題も解決です!

やはり、OSの大型アップデートはしばらく様子見し、2ヶ月以上経過してから適用した方が良さそうです。月日が経てばOSや各種ドライバは成熟され安定し、アプリも新しい環境に適応していきます。仮に不具合が出たとしても、その頃にはネットを調べれば殆どの問題を解決できるようになっているでしょう。
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Windows10 Fall creators update を1ヶ月使ってみて

2017年11月29日 | デスクトップパソコン
Windows10 Fall creators update が公開されてから1ヶ月以上が経過しました。
我が家では、デスクトップはもちろん、モバイルノートにも Fall creators update をインストールし試してみました。

初物なので不具合に会う確率は高いのですが、モバイルノートでの問題は許容範囲内でした。デスクトップでは解決できない問題が多く発生したので、システムイメージから、Creators update へ戻すことにしました。今回のブログでは出くわした不具合について見ていきたいと思います。

まずはモバイルノートPCでの不具合から…
1.ログイン後、なぜかソフトウェアキーボードが表示されるようになった
 2.タスクバーの検索ボックスの背景色が白に変わった

その対応策を下に記します。
1.ソフトウェアキーボードは使わないため無効に…
 ・検索ボックスで「管理ツール」と入力し、候補に上がった「管理ツール」を実行
 ・「サービス」をダブルクリック
 ・「Touch keyboard and Handwriting Panel Service」というサービスを選択
 ・右クリックした後「プロパティ」をクリック
 ・「スタートアップの種類」を「無効」にし、サービスの状態を「停止」にする
  ・「OK」ボタンをクリックし確定
2.タスクバーの検索ボックスに関しては一時的に背景色に設定に戻せるが… 
  再起動し再度 検索ボックスをクリックすると元に戻ってしまうので諦める
  しかし見苦しいので、以下の方法で検索ボックスを非表示に…
 ・検索ボックス上で右クリックした後、「cortana」をポイント
  ・「検索ボックスを表示」から「cortanaアイコンを表示」に変更

次にデスクトップPCの不具合について…
1.モバイルノートPCと同様の不具合が発生
2.11月の中旬に更新された、カレンダー・メールとフォトアプリが使用不能に…
 3.その他、色々なアプリでエラー続出

「1.」の不具合にはモバイルノートと同様の対処できたのですが…
 アプリの不具合については、一旦アプリを削除し入れ直したり、新規に管理者ユーザーを作成し既存のユーザーを削除した後、ユーザーを作り直したり、グラフィックスドライバを最新の状態に更新したり…と色々試してみましたが、直りませんでした orz

こんな時に役立つのが バックアップ です。
大型アップデートの前には必ずシステムをバックアップした後、更新作業を行うようにしています。
バックアップに使用したソフトは、以前スポンサードレビューで紹介した EaseUS Todo Backup Workstation です。無償の Free版でもクローンの作成とバックアップは行えます。そのレビューへのリンクを下に貼っておきますので、よければご参照ください。


システムディスクをリストアした事により、デスクトップPCの状態が1ヶ月前に戻ってしまいましたが、OSを再インストールするより遥かにマシです。OSの再インストールだと元の環境に戻すのに2日がかりですが、バックアップからの復元なら数時間で済みます。

今回の Fall creators update は、私にとってメリットよりデメリットの方が大きかった(私の環境だけかも知れませんが)ので、メインのデスクトップPCは、しばらくの間ひとつ前のバージョン(Creators update)を使っていきたいと思います。3~4ヶ月ほどしたらまた Fall creators update を試します。それでもダメなら、このバージョンはスキップします。
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PowerDVD BD再生で音声がでない場合の対処法

2017年10月18日 | デスクトップパソコン
今回は表題のトラブルについて問題を解決する事ができたので…
その手順を覚え書きとして残しておきたいと思います。

トラブルに直結すると思われるPCの環境は以下の通りです。

PowerDVD14 を使用
 ※ 最新版はPowerDVD17です。古いバージョンでは最新のプロテクトに対応できない場合があります。

光デジタルケーブル でPCとスピーカーを接続
 ※ スピーカーとの接続は他に、HDMIとアナログ出力が選択可能です。

・マザーボートに標準搭載されているサウンドチップ RealtekALC1220 を使用
 ※ ソフトウエアは SoundBlasterCinema3 を利用し、Reality3Dサラウンドに対応しています。

比較的古めのBDの再生では問題ありません。
なぜかここ最近発売されたBDの再生で音声が出ません。他は正常です。

 

ググって色々と対処法を試した結果、以下の方法で問題を解決することができました。

・通知エリア(画面右下)のスピーカーのアイコンを、右クリック

 

・「再生デバイス」をクリック

 

・スピーカーのつながっている再生デバイスを選択した後、プロパティーをクリック

 

・「DTS Audio」と「Dolby Digital」のチェックを外す

 
 ※私の環境ではチェックが付いていました。

・「OK」「OK」とクリックして行き、ダイアログボックスを閉じる

・念のため、Windowsを再起動 ※これは特に必要なかったようです。

これで無事、新しめのBDでも正常に音声が出力されるようになりました。

上記の対処方法で直ったことから…
サウンドドライバの Dolby Digital が、PowerDVDに対応していなかったものと推察されます。

PowerDVDのBD再生で音声出力されない方は、以上の手順をお試しください。

サイバーリンク PowerDVD 17 Ultra 通常版
サイバーリンク PowerDVD 17 Ultra 通常版2017
サイバーリンク
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Corsair Link 4 の その後

2017年10月11日 | デスクトップパソコン
今回は、システムの温度管理で使用している Corsair Link のその後について書いていきたいと思います。
先日、以下のサイトから最新版をダウンロードした後、インストールを行いました。

http://www.corsair.com/ja-jp/downloads

以前のバージョンから大きな変更はないのですが、RYZENに対応したようで、起動時の値取得の失敗は激減し、Vcoreの電圧とCPUの温度が正常に表示されるようになりました。以前のバージョンでは、電圧は2倍に表示され、末尾 X 付きのCPUは、20℃オフセットされた値がそのまま表示されていました。



前回も言いましたが、これで、CPUのクロック周波数が表示されれば完璧なのですが…
それはタスクマネージャーに任せることにしたいと思います。Corsair Linkのファーストレビューは、以前の記事「Corsair Link 4 でシステム管理」をご参照ください。

最後に…

以前、初心者にもPCの仕組みを理解していただけるように PCサンデー企画 を立ち上げましたが、更新が滞っている間に、intelから新しいプラットフォームが発表され、AMDからもRyzenという強力なCPUが発売されてしまいました。

ブログの内容を最新の状態に保つのは難しいので、一度すべての内容を精査し個別の製品名は出さず簡略にまとめたいと思います。それまでは現状のままブログに残します。記事の内容を一新するには時間はかかるので、今しばらくお待ちください。
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学習用プログラミング言語 SCRATCH のご紹介

2017年09月20日 | デスクトップパソコン
現在、PCのインストラクターとして、お仕事をしていますが…
今週末から、小中学生を対象としたプログラミング講座を担当することになりました。

使用するのは、初心者向けのビジュアルプログラミング言語 SCRATCH です。

プログラムをテキストで記述せず、視覚的なオブジェクト(ブロック)を用いて作成します。
初心者向けですが、オブジェクト指向やイベントドリブンの思想を取り入れており、プログラムの流れを覚えるのには最適な言語です。

ブラウザ上でプログラムを作成することはできますが、以下のサイトで Windows や Mac、Linax版の SCRATCH2.0 をダウンロードできるので、PCにインストールして使用することをお勧めします。

https://scratch.mit.edu/download



オフラインエディターを使用する場合、先に Adobe AIR をダウンロード&インストールしておく必要があります。次に、Scratch オフラインエディター をダウンロード&インストールしてください。

ダウンロードしたファイルを実行すると、インストール先やショートカット作成の有無を指定できるので、必要に応じて変更してください。基本はデフォルトで大丈夫です。



作成された、Scratch 2 のショートカットを実行すると下の様に英語表記になっているので、地球儀マークをクリックし、日本語を選択します。



準備はココまでです。



今回は、SCRATCH のご紹介ということで…
詳しい使い方について追々ブログにアップしていきたいと思います。

SCRATCHのHP では、SCRATCHで作成された多くのプログラムが共有されています。
その中には本格的なゲームプログラムも数多く存在します。

制作途中の様ですが、SUPER MARIO WORLD を作成している方もいらっしゃいました。




https://scratch.mit.edu/projects/173042683/

頑張れば、下のようなシューティングゲームも作成可能です。相当頑張ればのお話ですが…


https://scratch.mit.edu/projects/174671513/


https://scratch.mit.edu/projects/119337146/

中学生以上のお子様であれば、下の書籍で勉強すれば、SCRATCHの基本は理解できると思います。

Scratchではじめよう! プログラミング入門
← 日経BP社 Scratchではじめよう! プログラミング入門
  Amazon で購入可能
日経BP社

まずは、この一冊の内容を元に簡単なシューティングゲームを作成し、SCRATCHを理解しましょう。
その後、SCRATCHでのプログラミングに不満や限界を感じたら、Ruby、C++、JAVA などのプログラム言語にステップアップすることをお勧めします。
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UEFI で オーバークロック(ASRock Ryzen7 編)

2017年07月07日 | デスクトップパソコン
最近までメインPCでは RyzenMaster を使い Ryzen7 1700x3.8GHz にオーバークロック(以下 OC)して常用してきました。

私の使用しているマザーボード(以下 マザー)ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming では、しばらくの間 UEFI ≒ BIOS でCPUのクロックを指定すると、アイドル時でもCPUクロックと電圧が固定され下がりませんでした。RyzenMasterを使えばこの問題は解決するのですが…PC起動後 毎回、RyzenMasterを起動しプロファイルを指定するのは地味に面倒です。

話を戻しますが、ASRockのRyzen用マザー(ソケットAM4)の UEFIは頻繁に更新されています。それは AMDが短い間隔で Ryzen向けのファームウェア(AGESA)をマザーボードメーカーに提供しているからだと思われます。現在公開されてる、最新のRyzen用のファームウェアは AGESA 1.0.0.6 で、ASRockの新しい UEFIも、これに対応しています。UEFIの更新で CPUやメモリ関連の設定項目が増えシステムの安定化が図られているようです。

設定項目が大幅に増えたことで、UEFIで OCの設定をしても、アイドル時にCPUのクロックと電圧を下げることができるようになりました。

以下に、その設定方法を自分の覚書として記します。

1.PC起動時、F2 もしくは Delete キー を連打して UEFI に入る

2.OC Tweaker タブへ移動

3.OC時のクロック周波数と電圧を設定
※ 例では、CPU Frequency:3.8GHz CPU voltage:1.325v に設定しています。
  全ての Ryzen7が、この設定で動作を保証するものではありません。OCは自己責任でお願いします。




4.Advanced タブから CPU configuration へ移動

5.アイドル時のクロック周波数と電圧の引き下げを指定
※ Coll in Quiet:Enabled に設定します。



6.Advanced タブから AMD CBS → Zen Common Pstates → Throttling へ移動

7.Pstates1 の内容を書き換える
※ Pstates0 は 高負荷時の設定で、OC Tweaker タブで指定しているので変更は不要です。
※ Pstates1 は Custom Pstate1 を Costom に変更後、以下の項目を16進数で指定します。
  ・Pstate1 FID … 78
  ・Pstate1 DIO … 8
  ・Pstate1 DIO … 2c




8.Pstates2 の内容を書き換える
※ Pstates2 は アイドル時の設定です。
  Custom Pstate2 を Costom に変更後、以下の項目を16進数で指定します。
  ・Pstate2 FID … 84
  ・Pstate2 DIO … C
  ・Pstate2 DIO … 68




9.Pstate3 以降は Auto のままで構いません。

10.Exit タブから、Save changes and exit をクリックして再起動

11.Windows の 電源プランをバランス に設定する

以上です。

OS起動後 CPUのクロック周波数は UEFIで設定した値まで上昇し、しばらくするとクロック周波数、電圧ともに下がります。負荷の高いゲームや、エンコードをする時には、電源プランを Ryzenバランス高パフォーマンス に切り替えれば、ダウンクロック機能は働かず Ryzenをフルパワーで使うことが可能です。

UEFIで OCの設定をしてしまえば、状況に応じ、Windowsの電源プランを変更するだけで、効率よくPCを運用することができます。最後にお約束ですが、OCはメーカー補償範囲外の行為でリスクが伴います。それらを理解した上、自己責任でお願いいたします。

※ 追記:2017.11.22

コメントで頂いた OC時の注意事項を追記いたします。詳しくは下記をご覧ください。

UEFIからOC設定する場合、電圧を定格から少しでも上げると、Pstate0 が使われないことがあるようです。私の場合 1700Xで、定格電圧は1.35vですので、問題が発生しなかったのかも知れません。
もしOC時にクロック、電圧が下がらない場合定格電圧で動作するクロックを探り、それをPstate0に割り当ててみてください。
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Androidエミュ NOX アプリを使ってみて

2017年06月07日 | デスクトップパソコン
以前のブログで書いた通り、メインPCの環境を AMD の RYZEN7 に移行しました。
今までは Android のエミュレーションに Genymotion を使っていたのですが、やはり AMD の環境だと多くのアプリが異常終了します。代替え品を探していたところ、NOX アプリの評判が良さ気だったので試してみました。Androidのバージョンは 4.4.2 ベースと少し古めです。

このアプリは特に仮想環境などを構築することなく、インストールや設定も簡単で、あっけなく動作させることができました。以下のスナップショットに NOX アプリのダウンロード先をリンクしておきますので、よければ試してみてください。

 

まずは、nox_setup_v3.8.x.x_full_intl.exe ファイルをダブルクリックしインストールします。作成された NOX アプリのショートカットをダブルクリックし起動すると、起動画面が立ち上がり数十秒すると NOX アプリが使えるようになります。

無料版なので仕方がないですが、起動時にアプリの広告がデカデカと表示されます。

 

起動後の画面は下の様な感じで表示されます。画面右側に物理ボタンの代わりとなるアイコン類が並んでいます。またPLAYストアも最初から入っているので、手間いらずです。気になったのは必ず1つ広告用のアプリのアイコンが表示されるところです。これも無料版なので仕方ないですね。

 

後は通常のAndroid端末と同じように、言語とアカウントの設定を済ませれば完了です。
早速、いくつかのアプリをダウンロードし動作確認してみました。

・モンスターストライク
 ※ 正常に動作しました。
 

・白猫プロジェクト
 ※ 一部ポリゴン抜けなどの表示不良が見受けられました。
 

・パチスロ アナザーゴッドポセイドン 
 ※ 少し重いですが正常に動作しました。動くだけ凄いと思います。
 

・パズル&ドラゴンズ
 ※ 残念ながら動作しませんでした。動作要件が厳しのでしょうか?

intel 環境上の Genymotion と比べ動作するアプリの比率は変わらず、各アプリの動作は明らかに軽くなっています。動作環境を整えるのにも複雑なオペレーションは必要とせず初心者でも簡単に NOX アプリで Android のエミュレーション環境を構築可能です。

簡単に環境を構築できるので、細かな設定はできないのかと聞かれれば、そんなことは無く画面右上の歯車のマーク(設定)ボタンから詳細設定が可能です。

詳細設定はカテゴリー別(5つの画面)に分類されています。

1.全般設定
ここはあまり触る必要は無さそうです。
 

2.システム設定
システムリソースの割り当てや、仮想Androidの解像度などを変更できます。
私の環境ではパフォーマンスや CPU および メモリの割り当てを増やしても大して速くなりませんでした。

 

3.プロパティー設定
仮想Androidの機種などを設定できます。日本の端末はありませんでした。
 

4.ショートカット設定
よく使う機能はショートカットキーに割り当てておくと便利かも知れません。
 

5.インターフェース設定
画面右側に表示されるボタンや画面下にバーチャルボタンを表示するかなどを設定できます。
 

NOXアプリ(Androidエミュ)のまとめ

ここが ○(マル)
・インストールおよび初期設定が簡単
・PLAYストアが最初から入っている
・AMD環境でも、十分実用可能
・Genymotionより動作が軽い
・インターフェースが分かりやすい
・頻繁に更新されている ※今後に期待できる


ここが ×(バツ)
・あからさまな広告表示
・やはり一部のアプリが動作しない


総評として、Genymotionよりも扱いやすく欠点の少ない Androidエミュだと感じました。
ベースが Android 4.4.2 なので、これが Android 5.0以上にアップグレートされれば快適さが増すかもしれません。Genymotionの更新頻度が遅く、あまり進化していないことから、NOX アプリに移行するのはアリだと思います。
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Corsair Link 4 でシステム管理

2017年06月02日 | デスクトップパソコン
Ryzen7 導入時、それまで使っていた簡易水冷の H110 が使えなくなったので、その後継で Socket AM4 に対応している、H110i に買い換えました。痛い出費でしたが、Corsair Link で温度管理ができるなど、結果良い買い物をができたのかも知れません。

Corsair製の簡易水冷で末尾に i が付くモデルが Corsair Link に対応している様ですが、念のため購入時には Corsair の HP で Corsair Linkに対応しているか確認してください。Corsair Link 自体は、下のアドレスからダウンロード可能です。

http://www.corsair.com/en-us/downloads

ダウンロードしたファイルを展開 インストールした後、Corsair Link を実行すると下の画面が現れます。

 

簡易水冷の情報だけで無く、マザーボード、グラフィックスカード、ストレージの温度やメモリーの設定情報、各種ファンの回転数などが分かりやすく表示されています。Σ(゚Д゚)スゲェ!!

なぜか VCPUの電圧が 2倍で表示されるのは HW Monitor でも同じです。末尾 X 付きの Ryzen なので CPU Package の温度も 20℃のオフセット分 高く表示されています。これらに関しては仕方ないとして、後 CPUの動作クロックが表示されれば システム管理アプリとして完璧なのに…惜しいと言わざるを得ません。

続いて、画面上部の各種メニューを左から順に見ていきたいと思います。

1.Home
最初に表示される、デフォルトの画面です。

2.Configure
Corsair製のケースを使っていれば、ケース内の画像表示して、温度やファンの回転数などの情報をドラッグ操作で好きなところに配置可能です。私は Corsair の Carbide 500R を使っているので、この機能を使い、下のスクショのように設定してみました。古いケースにも対応しているところに良心を感じます。

 

3.Profile
簡易水冷のファンの挙動を設定できます。H110i に付属する 14cmファンは MAX 2100rpmと高速なので、Quiet か 手動 に設定しないとうるさく感じます。

 

手動での回転数制御は H110i の Fan#1 と Fan#2 の部分をクリックすると個別に設定できます。この設定画面も分かりやすい UI で好感が持てます。

 

4.Options
Corsair Link に関するオプションを設定できますが、Windows起動時に自動起動させる以外、あまり触る必要は無いように感じました。

5.Graphing
各種情報をグラフ表示できます。どの情報をグラフで表示させるか指定可能です。

 

最後に、Home や Configure 画面で利用できる機能に触れて終わりたいと思います。
簡易水冷以外の ファンの回転数や温度、電圧などをダブルクリックすると個別にグラフが表示されます。

 

簡易水冷のファンの回転数をダブルクリックすると、3.で紹介した手動で回転数を設定する画面が表示されます。

 

Corsair Link アプリを使ってみて、素晴らしいシステム管理アプリだと感じました。最初に書いたように、CPUの動作クロックが表示されれば完璧だったのに…ホントに惜しいです。最新版は 4.7.0.77 で随時更新されているようなので、今後 更に使いやすくなることに期待したいと思います。

Corsair H80i V2 水冷一体型CPUクーラー FN1020 CW-9060024-WW
← 12cmファン 搭載の簡易水冷
Corsair

Corsair H100i V2 水冷一体型CPUクーラー FN1021 CW-9060025-WW
← 12cmファン x 2機 搭載の簡易水冷
Corsair

Corsair H110i 水冷一体型CPUクーラー FN1022 CW-9060026-WW
← 14cmファン x 2機 搭載の簡易水冷
Corsair
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Ryzen Master の使い方

2017年05月24日 | デスクトップパソコン
前回、Ryzen7 のオーバークロック(以下 OC)について 記事にしましたが、ここでは、そこで使用したツール Ryzen Master の使い方について詳しく説明したいと思います。

AMD の Ryzen を搭載しOCに対応しているマザーボードであれば、メーカーを問わず Ryzen Master を利用可能です。ただし UEFIAGESA 1.0.0.4 に対応していない場合 HPETを有効 にしていないと、OCを適用できません。HPETを有効にするとパフォーマンスが低下する(特にゲーム)ので、HPETを無効のまま Ryzen Masterを使ってOCする場合、マザーボードの UEFI を最新の状態に更新して置く必要があります。

Ryzen Master は以下のアドレスからダウンロードが可能です。

https://www.amd.com/ja/technologies/ryzen-master

ダウンロードした、AMD Ryzen Master UI.exe をインストールしたら準備は完了です。
以降 Ryzen Master の使い方を箇条書きで記します。

1.Ryzen Master を実行

2.OCに関する警告が表示されるので、内容を確認し OK をクリック

 

3.Ryzen Master がウィンドウ表示される

 

4.CPUのクロックと温度をグラフで表示したい場合、左上の をクリック

 

5.ウィンドウの上部にCPUのクロックと温度がグラフで表示される
※ 再度、同じ場所のボタン  をクリックするとグラフは非表示の状態に戻ります。

 border="0">

6.OCをプロファイルに登録したい場合、左下の1~4まで任意のボタンをクリック

 

7.OC時の CPU のクロックや Vcore などの電圧を設定
※ Ryzen7 1800X および 1700X の規定の電圧は 1.35v です。
  それ以上に設定すると言うことは、それ相応のリスクを負うことになります。


 

8.右上の 適用 ボタンをクリック

 

9.下のバーが 緑 に変わり正常に動作している事を確認

 

10.ウィンドウ下の プロファイルを保存 をクリック

 

11.下のバーが 緑 に変わり正常に保存された事を確認

 

12.プロファイル 0 をクリックすると現在の状態が表示される

 


以上です。OCの設定は再起動すると UEFI で指定されている初期の状態に戻ります。
再びOC状態にしたい場合は、Ryzen Masterを起動後、保存したプロファイルの番号のボタンをクリックした後、適用ボタンをクリックすればOC完了です。

操作はとても簡単ですが、メモリ周りの値を変更すると再起動を求められることがあります。
ASRockのマザーボードでは UEFI で CPU をOCすると、そのクロックに固定されてしまいますが、Ryzen Master でOCした場合は、クロックの上限と電圧が上がるだけなので、UEFI と併用してOCする事で、エコとハイパフォーマンスの両方の恩恵を得ることができます。

欲をいえば、OS起動時にRyzen Master を自動実行させ、指定したプロファイルを自動で適用してくれるとありがたいのですが…ASRock F-Stream Tuning Utility ではその辺りまでできていたので、このツールが使えなくなったのは本当に残念です。これらのツールの熟成に関しては今後に期待ですね。

iiyama PC LEVEL∞ ゲーミングパソコン LEVEL-R0X3-R7X-RNR-M [Windows 10 Home/Ryzen 7 1700X/GeForce GTX 1060 6GB/16GB メモリ/240GB SSD/1TB HDD イイヤマ BTOパソコン モニタ別売
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Ryzen7 を AMD Ryzen Master でオーバークロック

2017年05月21日 | デスクトップパソコン
前回からの続きになります。Ryzen7 の オーバークロックには下の2つの方法があります。

1.UEFI(≒BIOS)からベースクロック(100MHz)を元に、CPU駆動倍率などを手動で設定
2.OS上からツール(AMD Ryzen Master etc)を使い CPU駆動倍率などを手動で設定し適用


オーバークロックは1.の方法を使うのが一般的です。しかし私の使っている ASRock X370 Fatal1ty Professional Gaming では倍率を固定すると、負荷が低くてもダウンクロックせず、指定したクロックで動作し続けます。結果パフォーマンスと引き換えに無駄に電力を消費することになります。

2.の方法は、OS起動後、AMD Ryzen Master(以下 Ryzen Master)を起動し、このツールを使って CPUやメモリーのクロックおよび電圧を指定し適用します。1.とは異なりOSの電源オプションをバランスに設定しておくことで、負荷が低い場合はダウンクロックし電力の消費を抑えます。

メインPCで、いつも負荷の高いゲームをしているわけではなく、一番の使用用途はブログの作成です。その他、エミュや仮想環境の実行、ネットサーフィンや音楽・動画の視聴なので、CPUの寿命を考えると普段はダウンクロック機能が働き省電力(エコ)なのが好ましいです。

しかし Ryzen Master では設定できる項目が少ないので、必然的に1.と2.の両方を併用してメインPCの環境を最適化することになります。

今、定格動作より引き上げている項目は下の2点です。

1.CPUのクロック  ※ 定格 3.4GHz → 最大 4.0GHz
2.メモリのクロック ※ 定格 2400MHz → 2666MHz


メモリについては、頻繁に設定を変更するものではないので、UEFI で 2666MHz に固定しています。CPUについては作業によってクロックを切り替えたいので Ryzen Master を使用しています。

まずは、メモリのオーバークロックについてお話します。

使用しているメモリの型番は下の通りです。
・Crucial Technology DDR4-SDRAM 16GBx2枚(CT2K16G4DFD824A)
※ ネイティブで2400MHzに対応、レイテンシ CL17-17-17-39-1T、駆動電圧 1.20v


Ryzen7は、その構造上メモリのクロックがシステム全体の性能に大きく影響します。ゲームよっては、2133MHzのメモリを2933MHzに交換するだけで、10%以上性能が向上することもあるようです。
私の購入したRyzen7は メモリを 2933MHzに設定すると、途端にVcoreの必要電力が上がってしまうので、2666MHzで常用することにしました。定格が 2400MHzなので致し方なしです。

どのマザーボードでも、初期の UEFI では、メモリのオーバークロックは難しかったようで、マザーボードとメモリの相性問題は、おみくじだと言われていました。しかし最近の UEFI では、その辺りの最適化が進みオーバークロックメモリでなくても、ある程度オーバークロックが可能なようです。

その他、メモリを安定動作させるため、VTT と VDDCR を少し盛っています。
・メモリVTT 0.650v → 0.700v ・ VDDCR SOC 0.850v → 0.950v

この2つを昇圧しておかないと、システム全体の動作がモッサリします。

次に、CPUのオーバークロックについて見ていきます。

Ryzen Master は、4つのプロファイルを保存できるので下の4つの設定を切り替えて使っています。

・3.5GHz Vcore 1.2500v(定格仕様)
・3.8GHz Vcore 1.3000v(オーバークロック常用仕様)
・3.9GHz Vcore 1.3500v(オーバークロック仕様1)
・4.0GHz Vcore 1.3875v(オーバークロック仕様2)

重いゲームの実行時には Ryzen7@oc(3.8 or 3.9GHz)+電源オプション・ パフォーマンス…
処理の軽いブログ作成時はRyzen7@定格3.5GHz+電源オプション・ バランス で使っていきます。

電源オプションを簡単に変更する方法は 今更ながら Corei7 4930K を購入 そして オーバークロック の記事を参照してください。Ryzen7 1700X の定格は 3.4GHz+100MHz なので、これだけオーバークロックできれば満足です。普段はエコ仕様で運用したいと思います ☆⌒d(*^ー゚) グッド

※ この記事は Ryzen7 1700X および DDR4-SDRAMが、上記の仕様で動作することを保証するものではありません。オーバークロックは自己責任でお願い致します。

※追記 2017.07.24
Asrockのマザーボードでは最新のUEFIを使えば、UEFIでオーバークロックの設定をしても、アイドル時にクロックを抑えることができるようになりました。詳細は以下のアドレスを参照してください。

http://blog.goo.ne.jp/rxn10223/e/366f36eb74643905053d52d0a7c85cce

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