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学習用プログラミング言語 SCRATCH のご紹介

2017年09月20日 | デスクトップパソコン
現在、PCのインストラクターとして、お仕事をしていますが…
今週末から、小中学生を対象としたプログラミング講座を担当することになりました。

使用するのは、初心者向けのビジュアルプログラミング言語 SCRATCH です。

プログラムをテキストで記述せず、視覚的なオブジェクト(ブロック)を用いて作成します。
初心者向けですが、オブジェクト指向やイベントドリブンの思想を取り入れており、プログラムの流れを覚えるのには最適な言語です。

ブラウザ上でプログラムを作成することはできますが、以下のサイトで Windows や Mac、Linax版の SCRATCH2.0 をダウンロードできるので、PCにインストールして使用することをお勧めします。

https://scratch.mit.edu/download



オフラインエディターを使用する場合、先に Adobe AIR をダウンロード&インストールしておく必要があります。次に、Scratch オフラインエディター をダウンロード&インストールしてください。

ダウンロードしたファイルを実行すると、インストール先やショートカット作成の有無を指定できるので、必要に応じて変更してください。基本はデフォルトで大丈夫です。



作成された、Scratch 2 のショートカットを実行すると下の様に英語表記になっているので、地球儀マークをクリックし、日本語を選択します。



準備はココまでです。



今回は、SCRATCH のご紹介ということで…
詳しい使い方について追々ブログにアップしていきたいと思います。

SCRATCHのHP では、SCRATCHで作成された多くのプログラムが共有されています。
その中には本格的なゲームプログラムも数多く存在します。

制作途中の様ですが、SUPER MARIO WORLD を作成している方もいらっしゃいました。




https://scratch.mit.edu/projects/173042683/

頑張れば、下のようなシューティングゲームも作成可能です。相当頑張ればのお話ですが…


https://scratch.mit.edu/projects/174671513/


https://scratch.mit.edu/projects/119337146/

中学生以上のお子様であれば、下の書籍で勉強すれば、SCRATCHの基本は理解できると思います。

Scratchではじめよう! プログラミング入門
← 日経BP社 Scratchではじめよう! プログラミング入門
  Amazon で購入可能
日経BP社

まずは、この一冊の内容を元に簡単なシューティングゲームを作成し、SCRATCHを理解しましょう。
その後、SCRATCHでのプログラミングに不満や限界を感じたら、Ruby、C++、JAVA などのプログラム言語にステップアップすることをお勧めします。
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PC-9821cx改 のレビュー

2017年09月06日 | レトロパソコン
8月は忙しくブログを書く余裕がありませんでした。
PCサンデー企画も放置状態になってしまい申し訳ないです。

今回はようやく使い物になるようになった、PC-9821cx(以下 PC-98)のその後について書いていきたいと思います。前回の記事で予定していたアップグレードはほぼ完了し、残るは PC-98用のバスマウスの購入と Windows98 のインストールのみとなりました。



PC-8801mkII FR と PC-9821cx の間に挟まれている黒い箱は、D-Sub15ピン の切り替え機です。
PC-88とPC-98の画面表示をボタン一つで切り替え可能です。ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!

PC-98の今後の拡張予定ですが…ぶっちゃけ、PC-98上で Windows を動作させる事にあまり魅力を感じていないので、暫くこの状態で放置するかも知れません。

今回フルノーマル状態で購入した PC-9821cx に諸々の改良を加えた後の仕様を以下に記します。

 CPU :i486DX2 66MHz ※i486SX 33MHz にODPを装着
 MEM :39.6MB ※標準7.6MBに16MBx2枚のメモリを増設
 HDD :4GB CFカード ※540MB IDE HDD から換装
 CD-ROM:2倍速 CD-ROMを標準搭載
 SOUND :PC-9801-86 サウンドボードの下位互換機能を標準搭載
 KB :NEC純正 Winキー付きキーボード
 OS :MS-DOS 6.20
  液晶 :22インチ液晶(I-O DATA LCD-AD221XB)

この頃の PC-9821シリーズはメンテナンス性に優れていますね。メモリの増設やHDDの交換は前面パネルを外し取付ボルトを外すだけで、それぞれのパーツにアクセス可能です。


さすがに ODP を装着する時は、上蓋を外さなければならないのですが、それ以上分解することは無く、ODPを搭載した専用ボードを差し込むだけという親切設計です。


パーツを増設後、MS-DOS6.20をインストールし、DOSシェルで各ドライブが正常に認識されている事を確認。続いて本体を購入した時に付いてきたゲームで動作確認してみました。



最後に 東方旧作の体験版 をダウンロード&インストールした後、FM音源の動作確認を行いました。
別途購入して置いた、WindowsPC用の3.5インチ3モード対応のFDD(USB接続)が役立ちました。


PC-9821c(Canbe)シリーズの音源は、PC-9801-86(FM音源チップ YM2608:通称86音源)ボードの下位互換(FM音源チップ YMF288:通称キャンビー音源)で、86音源と完全互換ではないため、パッチを当てる必要があり少し面倒でした。

それでもPC-98エミュより断然良い音で快適にゲームを楽しむ事ができました。
東方旧作のシューティングゲームは今やっても面白いですね。

製品版をやりたいなぁ…と思い軽くググってみたところ…


恐ろしいプレミア価格がついていました。廃盤の同人ゲームで手に入りにくいのは承知していたのですが、さすがにこれは買えません。最高値だったときには、3,000,000円のお値段が付いていたそうでビックリです。(( ;゚Д゚))ブルブル

最後に…

PC-98シリーズはオークションで多くの機種が出回っていますが、以下の理由でPC-9821cxを選びました。

1.i486SX 33MHzを搭載。ODPを装着することでPC-9821ap相当にアップグレード可能
2.メモリをMAX 39.6MBまで増設可能 ※あくまで公式値でそれ以上の増設も可
3.2倍速CDドライブを標準搭載 ※メンテ済みで実働に問題なし
4.ステレオのFM音源を標準搭載
5,LOWモード機能で古いゲームにも対応
6.Cバスの拡張スロットを3基搭載
7.ディスプレイ出力の水平走査周波数を 24.8KHz と 31.5KHz で切り替え可能
 8.フルメンテ動作確認済みで1万円弱と安価だった

不満点?は以下の通りです。

1.FDDが1基なので、2ドライブを必要とする古いゲームを動作させるのに苦労する
2.経年劣化で電源ファンの軸がブレ、動作音が少し大きくなっている
3.スピーカー出力のホワイトノイズが気になる
4.86音源と完全互換ではないため、ゲームによっては動作しないものもある
電源ファンは一般的な12v駆動のものでなので大きさを測った後、ネットで購入しようと考えています。2ドライブ目のFDDはオークションに出てきたら速攻で落とします。ホワイトノイズと86音源との違いに関しては…如何しようもないですね。(-ω-;)ウーン…

動作環境を整えるまでにかなり時間がかかってしまいましたが、DOSのコマンドやツールの使い方を思い出すことができ楽しめました。そして最近のWindowsPCの利便性を改めて実感させられました。今後もPC-98用の面白そうなゲームを購入したり、フリーソフトを集めていきたいと思います。

以下は今回、オークション以外で購入したパーツです。ご参考までに…

3Aカンパニー RGBケーブル 1.5m D-sub15ピン
← PC-98シリーズ用のRGBケーブル
3Aカンパニー

サンワサプライ モニタ変換アダプター(DB15)HD15 PC AD-HD15NE
← PC-98シリーズ用のRGBケーブルをD-sub15ピンに変換するアダプター
サンワサプライ

Groovy VGA切替器 GR-VGS401
← 4ポートVGA切り替え機 ※実物のボタンは青ではなく黒でした。
Groovy

変換名人 CFカード → 3.5
← CFカード 3.5インチHDD変換器 ※意外に安かったです。
変換名人

AINEX 電源変換ケーブル [ 6.5cm ] WA-076B
← 電源変換ケーブル [ 6.5cm ] ※CF変換器への給電に使用しました。
AINEX

Transcend 4GB CF CARD (133X、 TYPE I ) TS4GCF133
← 4GB CF CARD ※3.5インチHDDの代わりに使用しました。
トランセンド・ジャパン
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