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Ryzen7 1700X を2年間使用して…次のCPUもAMDを検討中

2019年06月06日 | デスクトップパソコン
最近、ブログの更新が1ヶ月に1回程度となっていますが…
心と時間に余裕があれば、もう少し頻度を上げて更新していきたいと考えています。

今回ブログは、来月(7月7日)にAMDの新CPU Ryzen9 3900X(ZEN2・第三世代ZENアーキテクチャ)が発売されるので、現行のCPU Ryzen7 2700X(ZEN+・第ニ世代ZENアーキテクチャ)、そして私が今まで使ってきた Ryzen7 1700X (ZEN・第一世代ZENnアーキテクチャ)について過去を振り返りながら書き綴ります。

Ryzenシリーズが販売開始されてから丸2年経過し現行モデル(ZEN+)は Ryzen7 2700x を筆頭に8コア16スレッド ~ 2コア4スレッドまで製品展開されています。ZEN+は名前のとおり、ZENの製造プロセスを微細化し高クロック化したモデルで、動作クロック以外はZENと大きく変わっていません。

私は現在 Ryzen7 1700X(ZEN)を全コアフルロード時に 3.8GHzで動作するよう プチオーバークロックを施しています。この状態でRyzen7 2700X(ZEN+)との性能差は大きく見積もっても10%ほどであったため買い替えませんでした。費用対効果が薄いですからね。

AMD CPU Ryzen 7 2700X with Wraith Prism cooler YD270XBGAFBOX
AMD Ryzen7 2700X
AMD

そんな現行モデルの Ryzen7 2700X ですが、ZEN2の販売を控え最安値(発売開始時より1万円以上安価)を更新しているので新しくPCを組むには良い選択だと思います。
8コア16スレッドのCPUが3万切りですから…。ただし型番の末尾に"G"の付いていないモデルはGPU機能が内蔵されていないので別途グラフィックスカードが必要となります。

マザーボードも新チップセットを控え安価になっています。

MSI X470 GAMING PLUS ATX ゲーミングマザーボード [AMD X470チップセット搭載] MB4388
MSI X470 GAMING PLUS ATX
MSI COMPUTER

DDR4メモリも昨年の半値以下と、とてもお買い得です。

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Team DDR4 3000Mhz
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2019年6月6日現在、上記のセットで5.5万円ほどですから…
ZEN2シリーズの Ryzen9 3900X(499ドル)一つの値段で一通り揃います。

まもなく販売されるZEN2ですが、いつもの如くしばらくの間はご祝儀価格になると思われます。
しかし ZEN+よりIPC(1コアあたりの性能)が15%向上し、新たに12コア24スレッドの製品(Ryzen9 3900X)がラインナップにされたりとロマンがいっぱいなので、自分は Ryzen9 3900X もしくは Ryzen7 3800X に突撃したいと考えています。

新型の ZEN2シリーズの詳細は PC-Watchのイベントレポート をご覧ください。

と、ここまでは現行および新CPUのお話をしてきましたが、初代 RYZEN7 は如何だったかというと…
初期のマザーボードのBIOSはベータ版じゃないかと疑うほど動作が不安定(特にメモリ周り)でオーバークロックして安定動作させるのは至難の業でした。

でもそれは昔の話。今(新しいBIOS)ではプチオーバークロックしても問題なく安定動作しています。
逆にトラブルが殆どないので、少し退屈です(微笑)

不満点を挙げるとしたら、IntelのCPUに対してIPCが低く動作クロックも控え目でオーバークロックのマージンが少ないところです。実際、シングルスレッドでしか動作しない昔のゲームやエミュレーターなどでコマ落ちすることがありました。※Forza motorsport 6 APEX や 旧プレステエミュなどがその一例です。

しかし最近のゲームは、マルチスレッドに最適化されてきているのでCPUが足を引っ張ることが少なくなってきました。またIPCが低いという問題も ZEN2で改善されるので AMDのCPUはゲームは苦手と言われることも無くなるでしょう。

動作クロックに関しては現在 Intel、AMD 共に凌ぎを削っており、ノーマル状態でかなり攻めたクロックで動作するようになってきています。※Intelに関して言えばTDPを無視して 5GHzで動作させているため熱々です。そのため今後はオーバークロックをする意味が薄れてくると思われます。

また、一部のAdobe製品では AMDの CPUと相性が悪いとの話を聞きますが、AMDのシェアが広がれば、それも時間が解決してくれるでしょう。

上記の問題は ZEN2でほぼ解消されるので、AMDは価格および消費電力でIntelより優位になるでしょう。
またAMDの場合、ZEN、ZEN+、ZEN2共にソケットAM4を採用しているため、BIOSをアップデートすれば、旧マザーボードでも最新のCPUが使えます。そのため新CPUに移行しやすいですことが利点として挙げられます。

Intelはコロコロとソケットが変わるので、新CPUに変える場合、新しいマザーボードとセットで購入しなければならないので相当な出費となります。もちろんAMDでも最新のテクノロジーを使用したければ、マザーボードを買い替えなくてはなりませんが、それは強制ではないところに善意を感じます。

また、AMDのCPUは、IntelのCPUと比べコア数が多く仮想環境および写真/動画編集などで力を発揮し快適な動作をもたらしてくれます。そういった環境ではメモリ搭載量で動作の快適性が変わってきます。

最近のゲームでは平気で8GB以上のメモリを消費します。
また仮想環境に関してはメモリは多くあるに越したことはありません。という訳でメモリさえ多く積めば第一世代の Ryzen7 でも十分なのですが…ロマンを求めたくなりますよね。

ZEN2の CPUが販売されるまで後1ヶ月…
それまでは無駄な出費を控え、新CPUの人柱になりたいと考えています。
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