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Windows10 Fall creators update のその後

2018年01月27日 | デスクトップパソコン
メインPCでは先送りにしていた Windows10 Fall Creators Update(RS3)…
4ヵ月後に適用するよう設定しておいたはずでしたが、シャットダウン時に意図せぬ大型アップデートが始まり、メインPCもめでたく!?最新バージョンの Windows10になりました。

シャットダウン時、勝手に大型アップデートが始まる仕様はヤメていただきたい…

先送りにしていたのは、以前の記事 で書いていた通り様々な不具合に悩まされていたためです。しかしリリースされてから3ヶ月程経過し…殆どの不具合は解消されていました。

私の抱えていた不具合の中で唯一改善されなかったのは、タスクバーのコルタナさんだけです。

なぜ、お前は白くなったんだ!!

電気屋さんにディスプレイされている新型ノートPCでも背景が白くなっているコルタナさんを見かけます。仕様変更されたのでしょうか?でもタスクバーに白いコルタナさんは違和感アリアリです。

 

私と同じく背景の白いコルタナさんに違和感を感じる方も多いようで、対処方法がいくつか上がっていたので、ご紹介します。

・Windows10 の言語設定を一旦、日本語以外に変更し元に戻す
 この方法で上手く行っても、ある日突然コルタナさんが白く戻ってしまいます。

この問題を 最終的かつ不可逆的に解決 できる手段は2通りあります。

1.「設定」の「色」の「既定のアプリモード選択します」を「黒」に設定する

 
 コルタナさんは元の色に戻りますが、設定画面が黒くなるのはいただけません。

2.レジストリの値を変更し固定する
 ・「ウィンドウ」キー押しながらと「R」キー押す
 ・「rededit」と入力し、レジストリエディタを起動する
  ・メニューの下のアドレスバーに
  HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search\Flighting
  と入力し「Enter」キーを押す
 ・「Current」の値を「0」に「RotateFlight」の値を「1」に変更する

 

 ・「Flighting」を右クリックし、[アクセス許可]をクリックする

 

 ・サインインしているユーザー名を選択し「読み取り」の[拒否]にチェックをつける

 

・「OK」ボタンをクリックし、レジストリエディタを終了する
・Windows10を再起動

※レジストリを誤って変更した場合、最悪 Windowsが起動しなくなる恐れがあります。
  レジストリの変更は自己責任でお願い致します。

 

これでコルタナさんの問題も解決です!

やはり、OSの大型アップデートはしばらく様子見し、2ヶ月以上経過してから適用した方が良さそうです。月日が経てばOSや各種ドライバは成熟され安定し、アプリも新しい環境に適応していきます。仮に不具合が出たとしても、その頃にはネットを調べれば殆どの問題を解決できるようになっているでしょう。
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VGA切替器の導入

2018年01月21日 | レトロパソコン
今回もレトロPCネタです。現在所持しているレトロPCは以下の通りです。

・PC-8801mkII FR
・PC-9821cx
 ・PC-9821Ap

自室にはそれ以外に、メインで使用しているデスクトップPCがあります。
部屋が狭いので、レトロPCにはデスクトップPCのサブディスプレイを利用し、スピーカーはデスクトップPCと共有しています。

3台のいずれかのレトロPCを使う場合、毎回ディスプレイとスピーカーのコネクタを付け直すのが面倒なので以下の製品を購入しました。

ES-Tune VGA切替器 簡易版 4入力1出力 オーディオ機能 1920*1420に対応 手動 パソコン
VGA 4入力1出力 切替器
ES-Tune

最大4台の D-Sub15ピン(VGA)と、3.5mmステレオミニ(音声出力)を同時に切り替えることのできる優れものです。ただし、VGA出力端子が前面にあるため全て機器を接続するとを下のようになり VGAケーブルの根元に負荷がかかりいつか断線しそうです。見た目にも美しくないですしね。

 

そこで、D-sub15ピン L字型ジェンダーチェンジャーを2つ用意し…

ハイパーツールズ L字型 ジェンダーチェンジャー D-sub15ピン オス・メス
D-sub15ピン L字型ジェンダーチェンジャー
ハイパーツールズ

見た目と実用性の問題を解決しました。

 

合体!! おぉ~いい感じです。

 

これで3台のレトロPCを、1台のディスプレイとスピーカーで使いまわせます。
この切替器で唯一気になる点はボタンを押すとガチャンと大きな音がするところです。物理的に電気回路を切り替えているので致し方なしです。2千円弱とお安いので文句は言えません。

後はキーボードですが…PC-88とPC-98ではキーボート接続端子が異なるので別々に用意し使うことになります。一つのキーボードを使いまわすには接続端子を統一する必要があります。レトロPCにUSB接続のキーボードを使えるようにする変換機があるにはあるのですが、一つ1万円もするので流石に買えません。( ´゚д゚`)エー

この切替器を導入した結果…デスク周りはこのようになりました。


写真の左側にあるディスプレイがレトロPC用でメインPCのサブディスプレイを兼ねています。音声出力は中央のディスプレイ下にあるBoseのスピーカーを共有しています。PC-9821Apの左にある黒いタワーケースがメインのデスクトップPCです。

レトロPCに囲まれて幸せ者です。VGA切替器には後1台接続できるので…PC-8801FA or MZ-2500を手に入れて、つなげたいですね。どちらもオークションで見つけるしかないので、程度の良いものが安価で出品されたら凸したいと思います。
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PC-9821Ap を購入

2018年01月17日 | レトロパソコン
前回に引き続きレトロPCネタで行きたいと思います。
昨年末に PC-9821Ap/U2 をヤクオフで落札したので、そのご紹介です。

落札時の状態は以下の通りでした。

 ・CPU:486DX2/66MHz
 ・メモリ:640KB+11264KB
 ・HDD/ビス欠品です
 ・FDD1読込動作確認しました
 ・FDD2読込動作確認しました
 ・電源を入れ「システムディスクをセットしてください」と表示されることを確認しました
 ・上記以外の動作確認は一切していません
 ・本体に変色があります
 ・背面にサビがあります
  ・その他破損/欠品等の状態確認はしていません

いわゆる現状渡しというやつです。写真を見る限り日焼けや傷も僅かで状態は良さそうだったので、1万円を上限に設定し 8千円で落札しました。送料込みで 9,500円程でした。

年末ギリギリに品物が届いたのですが、ワクワクが止まらず即開封し状態確認しました。日焼けは軽微だったのですが…天板は汚れていて、あちこちに小傷や擦り傷が見受けられました。意外なことに筐体内にほこりは無くきれいな状態でした。業者さんなのでエアブローを吹いたのだと思われます。

PC-9821Ap…これが出た当初はまだ社会人になりたてで安月給だったため買えず、安価なPC-9801BXを購入。少しずつカスタムして Windows3.1マシンに仕上げた事を思い出します。PC-9821Apは高価で憧れのPCでした。それが 8千円とは…当時の自分に譲渡したい気分です。

外観チェックの次は動作確認です。長年放置されていたためか、カレンダーが設定されておらず初期状態になっていました。日時設定後コンセントにつなぎっぱなしの状態で2週間以上使用していますがカレンダーは正常に引き継がれているので内臓電池は大丈夫そうです。しかし経年劣化による液漏れが心配なので早々に交換した方が良いのかもしれません。

FDDは2ドライブとも正常に読み書きが行え FDのフォーマットも問題ありませんでした。ゲームディスク(骨塵など)を用意しFM音源(内臓スピーカーおよびライン出力)も問題なく鳴ることを確認しました。

HDDは搭載されていなかったので、PC-9821Cxから取り出した 3.5インチHDD(540MB)を接続し、MS-DOS5.0A および MS-DOS6.2 でフォーマットして動作確認を終えました。

PC-9821ApはPC-9821Cxより世代が古いためメモリやHDDの容量制限が厳しくなっています。メモリは最大14.6MB、HDDは最大544MBまでとなっています。メモリは最大値以上搭載しても14.6MB以上は無視されます。HDDは最大値以上の物を接続すると起動時メモリカウント後にフリーズします。手元に使い道のない540MBのHDDが余っていて助かりました。

後はメンテ済の品物ではないので近い将来、業者さんにメンテ(コンデンサなどを交換し延命処置を図る)をお願いした方が良さそうです。自分でメンテしようとすると逆に壊してしまいそうです (;´・ω・) アセアセ…

一通りのチェックが終わったので…
天板および前面パネルなどを、マジックリンを使いひたすら磨きました。またプラスチック部の傷は軽くやすりを掛け目立ちにくくしました。塗装ハゲは軽微なのでそのままにしておきます。

 

作業後の写真です。まぁ何と言うことでしょう…現状渡しで購入した薄汚れたPC-9821Apが匠の技で、ここまで綺麗になりました。※キーボードはPC-9821Cxの使い回しです。

なぜ、PC-9821Cxを持っているのに 似たようスペックのPC-9821Apを買ったのかは…
MIDDLEモード(386 20MHz相当)とLOWモード(V30 8MHz相当)を搭載しているからです。古すぎるゲーム(Ys・Ys2・THEXDER etc)を遊ぶためです。PC-98初期のゲームは V30 8MHzを基準に作られているため、i486機では速すぎてまともに遊べません。PC-9821CxもLOWモードを持っているのですが、i486 16MHz相当にしかならないので使い物になりません。

しかし落とし穴がありました。THEXDERは良い感じで遊べたのですが…YsとYs2はLowモードだと画面表示の一部がバグります。ノーマルモードだと速すぎて遊べませんが画面はバグりません。調べたところ i486搭載機のLOWモードで起こる特有の不具合らしく、PODP(PentiumOverDriveProcessor)を搭載すれば直ることがあるようです。

PODP…ヤクオフでも5千円近くします。動くかも知れないものに5千円も払えません。高過ぎです。CFカードとIDE変換コネクタが買えます (>_<)キビシィ

あと気になるのは、東方旧作(弾幕ゲームの元祖)の体験版をプレイした後、メニュー画面に戻るタイミングで「STOPキーをむやみに押さないほうがいいと思うの」とか言われて画面が止まります。これはPC-9821CxでもHDDで動作させていた時に出ていたエラーなので、CFカードに置き換えれば直るかもしれません。

最後にシューティングゲームの「骨塵」ですが、PC-9821Cxでは60fpsモードだとコマ落ちしたので30fpsモードで遊んでいました。PC-9821Apの場合、30fpsモードでも爆破エフェクトが重なるとコマ落ちします。CPUは同じi486DX2(66MHz)になっているので、PC-9821Apの方が一世代古い分、描画速度が遅い?もしくはCPUのキャッシュ周りの仕様が異なる?のかなぁと…

こうなると PODPを手に入れるしかなさそうですね。でも高いぉ (;´・ω・) ウーン
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PC-9821cx 電源ファンの交換

2018年01月04日 | レトロパソコン
あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今年、初のブログは昨年末にレトロPC(PC-9821cx)の電源ファンの交換を行いましたので、その作業内容を記したいと思います。

昨年末、コンデンサーの交換および外装メンテ済みのPC-9821cxを手に入れたのですが、電源ファンの軸が摩耗し軸ブレしているためか、動作時にガラガラガラと大きな音がするので交換することにしました。

標準で搭載されているファンの型番は「DFB0812M」で仕様は以下の通りでした。

サイズ:8cm x 8cm x 25mm
電圧 :12v
電流 :0.1A
回転数:2,600rpm
風量 :29 CFM
 騒音値:24.8dBA

このファン、まだ海外サイトでは流通しているようですが流石に古いので、これを機会に比較的新しくスペックが近いファンに交換することにしました。

X-FAN 80mmファン RDL8025B(20NMB)
RDL8025B-20NMB
X-FAN

新たに購入した上図のファン「 RDL8025B(20SP)」の仕様は以下の通りです。

サイズ:8cm x 8cm x 25mm
電圧 :12v
電流 :0.08A
回転数:2,000rpm
風量 :26 CFM
 騒音値:20.68dBA
 

風量は 10%減りますが、消費電力は 20%削減され回転数が低い分騒音値が抑えられます。このスペックを見るだけで静音化に期待できそうです。

まずは PC-9821cs本体の上蓋とバックパネルを外し電源部を取り出します。

 

次に電源に取り付けられている ファンの2芯コネクタを取り外します。

 

写真の銀色の部分を爪楊枝などで押しながらケーブルを引っ張り、コネクタからケーブルを抜き取ります。購入した 3芯のファンのケーブルも同様の手順で抜き取ります。

 

赤はプラス(+12v) 黒はマイナス(GND)白はファンの回転数を取得するケーブルです。白のケーブルは必要ないのでニッパーで切り取り、熱収縮チューブを使用し綺麗にまとめます。

 

下図の熱収縮チューブは Amazonで購入しました。

JTENG 熱収縮チューブ 580ピースセット 絶縁チューブ 防水 高難燃性 チューブ シュリンクチューブ 6カラー 11サイズ Φ1mm~10mm
熱収縮チューブ
JTENG

この熱収縮チューブは、ドライアーの熱では収縮しません。ヒートガンを使用するのが好ましいのですが持っていないので、焦げないように気を付けながらライターで下から炙り処理しました。

新しいファンのケーブルをプラス・マイナス間違えないようにコネクタに刺します。25年前のコネクタですが端子の形状は変わっていなかったので、ハンダを使ってケーブルを結線する必要はありませんでした。ただしケーブルが長いので結束バンドでコンパクトにまとめて置きました。

後はファンを取り付け元通りに組み直します。

 

動作確認したところ、とても静かになりファンの風切り音が僅かに聞こえる程度になりました。また風量も吹き出し口に手をあてて見る限り変わらないように感じました。古いファンはガタがきていて性能が下がっていたものと考えられます。それで支障なかったので今後も大丈夫でしょう。

 

これで、ひとまず PC-9821cxのカスタムは終了です。これでファンの音を気にせずレトロゲームを楽しめます。レトロPCに関しては、また別のネタを用意しているので、次回その内容をブログにまとめたいと思います。
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