CBRで風になる~♪

趣味のバイクやPCの事を主体に書いて行きます♪
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遅いノートPCの活用法その1

2012年09月28日 | ノートパソコン
晴れ

やっと涼しくなってきて「バイクシーズン到来だぁ」というところですが
長男の部活のサポートで忙しく殆どの土日に出動しないといけないので…
鞍掛けられないどころか、バイクに全く乗っていません orz

たまにはKLX125でのんびりと出かけたいと思う今日この頃です。
という事で今回の記事もPC関連のお話です。
夜に一人でできる趣味的な作業はこれしかないので、ご容赦ください。

自宅には自分用と長男用のハイスペックなデスクトップPC(各1台)と
家族で共用しているノートPC、計3台のパソコンがあります。

その他にウェブ閲覧やメール確認などに使用している自分用と末娘用の
Androidタブレット端末(TF201-GD32D:各1台)があります。

問題なのは家族で共用しているノートPC(Asus Eee 1201T)です。
3年前に安価で購入したのですが…Windows7を起動するのに約2分…
何をするものもっさりで無理に多くのソフトを動かすとフリーズします orz

スペックは…
・CPU AMD Athlon Neo MV-40(1コア:1.6GHz)
・メモリ DDR2-SODIMM 2GB(PC2-5300)
・GPU CPU内臓 Radeon HD 3200(メインメモリから256MBを使用)
・HDD 2.5inch 250GB HDD

Windows7のエクスペリエンスインデックスは「総合3.1」とかなり遅いです。



CPUがシングルコア&シングルスレッドで低クロックなため非力で…
現在のIntelのAtomと良い勝負です。その割には消費電力(TDP)が15Wと
非常に高くワットパフォーマンスはかなり悪いです。。。

ただしGPU機能を内蔵しているので動画再生等は問題ありません。
起動時間を我慢し複数のソフトを起動しなければ何とかなるのですが…
それならキーボード搭載のAndroidタブレットを使用した方が遥かに快適なので
このノートPCを何とか常用に耐えられる仕様にしたいと考えました。

しかしノートPCなので機器の増設が難しく、なるべくお金はかけたくなかった
(無駄な努力になる)ので、ソフト側で対策することにしました。

起動時間の短縮は常駐アプリを外して行けば、それなりには速くなる
(劇的に速くはならない)と思うのですが、複数のソフトを動作させた時に
不安定になるのは解消できません。

メモリを増設する手もあるのですが、それだけでこの現象は解決しないでしょう。

GPUにメモリを256MB取られているので実質使用できるメインメモリは1.7GB…
しかし2~3個のソフトを起動したぐらいではメモリを使い切ることはなく
CPUの負荷が高過ぎて動作が不安定になるのだと考えられます。

なら重いWindowsにこだわらず他のOSにしたらどうだろう !?
動作が軽いと言われるLinuxのOSで操作が分かり易いもの…
という事でUbuntu12.04を試しにUSBからブートして検証してみました。

そこで分かった事はUbuntu12.04はハイスペックなPCの仮想環境上では
かなり速いのですが低スペックなPCでは結構重く、しかもUSBからの
ブートでは日本語環境が使えないという事でした。

もちろんGPUの最新ドライバなども当てられないため性能をフルに
発揮できていないので余計に重く感じているのではないかと考え
Ubuntuを新規でインストールする事にしました。

しかしUbuntu12.04は最新のOSであるため情報が出そろっておらず
分からない事がググれないと困るので…インストールするのは一つ前の
バージョンになるUbuntu11.10に決定しました。

ただしせっかくWindows7HomePremiumが標準で入っているのを消したくない
という事でUbuntu11.10とWindows7をデュアルブートする方法を模索しました。

今回の問題は、このノートPCにはDVD-ROMが内蔵されておらず外付けの
DVD-ROMも持っていないので単純にUbuntuのCDイメージをCD-Rに焼いても
インストールはできないという事でした。

そのためWindows用のソフトを使用しCDイメージを一旦USBメモリに展開し
USB起動によりノートPCにUbuntuをインストールする事としました。
操作手順は長くなるため次回に記載したいと思います。

最後に無事にデュアルブートの環境構築に成功しGUIをUnuty2Dモードで起動した
Ubuntu11.10の写真を載せておきます。これならストレスなく常用可能です。



ただしGUIをUnity3Dモードにすると途端にCPU負荷率があがり重くなります。
HD動画もコマ落ちしてしまうため、このノートPCでの使用は断念しました。

古くて遅いPCを有効利用したいと考えている方は、次回以降に作業手順を載せて
いきますので参考にして頂ければ幸いです。それではまたの機会をお待ちください。
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外出先でタブレットの有効利用を考える 最終回

2012年09月10日 | Androidタブレット
ときどき

ご無沙汰しています。もう暦の上では秋のはずですが…
暑い…暑すぎます (´・ω・`) 先々週の日曜も1ヶ月ぶりに鞍に行ったのに5周程走り
1時間滞在しただけで暑くてもう無理と思い逃げ帰ってきました。

そんな訳で今回のお題もバイクではなくPC関連の記事をお送りします。

表題は「外出先でタブレットの有効利用を考える」ですが…
外出先からだけではなく自宅でメインPCをリモートコントロールする話題も取り上げます。
端末はAndroidにこだわっていますがiPadやノートPCでも同じ事が出来るはず!?
なので必要と感じた方はぜひチャレンジしてみてください。

まずはWindows7 professionalや仮想環境のVM Virtualboxが標準で搭載している機能…
RDP(リモートデスクトップ)サーバーへ接続するための様々なAndroid用のアプリを使い
その実用性を検証してみました。高速回線下では意外に使えるものが多かったです。
iPadでも同じアプリが存在しますのでよければ参考にしてください。

検証に用いたRDPクライアント・アプリは3つで上の2つは無料です。

・2X Client
  無料でここまで出来るのはすごいと思いますが…
  タッチによるマウス操作が使い辛く(デザインも洗練されていない)
  常用しようと思うとストレスがたまります。
・PocketCloud
  タッチによる操作は洗練されていますが無料版は1サーバーにしかアクセスできないのと
  有料版は千円越えと少しお高めです。使い心地は良いと思います。
・Jump Desktop
  有料ですが約800円とリーズナブル
  タブレット単体でのタッチ操作にはやや難がありますがキーボードとマウスがあれば
  ノートPCと同様の操作感覚で扱えます。

その他の体験版のRDPクライアント・アプリも試してみましたが上の3つと比べると
残念な部分が多かったので割愛しています。



画像は「Jump Desktop」のスナップショットです。

次に規格が決まっているRDPやVNCではなくサーバーにはサーバー制御用の専用ソフトを…
クライアントになるAndroidにはクライアント用のアプリをインストールする事で遠隔操作を
実現するリモートコントロールアプリを検証してみました。

使用したアプリは2つで上のアプリはサーバー・クライアント共に無料です。

・TeamViewer
  外部からの接続時に自宅のルーターのポートを開放しなくても独自のユーザーIDとパスワードで
  簡単に自宅のPCにアクセスできます。
  画面の書き換えがRDP接続より速くレスポンスが良いのですが、音声は送れず、またタッチによる
  マウス操作が非常に悪くストレスがたまります。

・SplashtopRemoteDesktop HD
  前回購入したAndroidタブレット(TF201)には標準搭載されていますが通常版は有料です。
  またスマホやゲーム用途などに特化した様々なエディションが存在します。
  各エディション共に千円未満と良心的です。

  外部からの接続時に自宅のルーターのポートを開放しなくてもGoogleIDとパスワードで
  簡単に自宅のPCにアクセスできます。
  画面の書き換えがRDP接続より速いためレスポンスが良く音声も同時に送れます。
  タッチによるマウス操作も洗練されていますが、キーボードとマウスがあればさらに操作性が向上し
  ノートPCと同様の操作感覚で扱えます。



画像は「SplashtopRemoteDesktop HD」のスナップショットです。

試用してみて、仮想環境をRDPで使用するなら「JumpDesktop」
メインPCを遠隔操作する場合は「SplashtopRemoteDesktop HD」が使い勝手がよく愛用しています。

その他、色々と試した結果、リモートデスクトップについて気になった事を以下に書き綴ります。

・まずはRDPについて

RDPの欠点はリモート接続時のデータ転送量が非常に多い事です。
画像の書換え内容や音声データを低圧縮もしくは無圧縮で送っているものと思われます。

有線接続(100Base-TX)の場合は多少遅いかなという程度で済みますが、無線LANおよび外部から
電話回線を使用して接続すると画面の描画が紙芝居になります。
Android4.0からUSB対応機器が、かなり増えておりUSB・LANアダプタやUSBスピーカーなどの外部機器が
使用できるようになったのでRDP接続時はUSB・LANアダプタを使用し有線接続しています。

・リモートデスクトップ専用アプリについて

SplashtopRemoteDesktop HDなどのリモートコントロール専用アプリはリモート接続時の
データ転送量が少なく電話回線を使用している場合でも多少遅いかなという程度で使えます。
どうやら画像・音楽データをホスト側で高圧縮なH.264形式でエンコードして転送しているようです。
クライアント側がH.264のHWデコード機能を有していれば速いのもうなずけます。

電話回線ではさすがに動画はコマ落ちしますが音声は途切れずに再生されます。
無線LAN環境下ならHD動画(720p)もコマ落ちせずスムーズに再生可能です。

実際8月に長野県の木崎湖にテントツーリングに行った際、電話回線(スマホのテザリング)で
Splashtopを使用し自宅のPCにアクセスして作業してましたが、自宅から200Km離れているPCを
遠隔操作している感覚はなく少し遅いノートPCを操作している感じでした。

自然豊かな場所まで行って何をしているんだか (;´Д`)

しかしセキュリティーに関しては疑問に思う点が多々あります。
専用のIDとパスワードだけでポート開放していないファイアーウォールを飛び越え接続される事…
そのIDとパスワードをアプリ提供会社が管理している事(情報漏えいが怖い)
まぁサーバー側のソフトが常駐していなければリモート操作は全くできないので問題は少ないと
思うのですが…常に常駐させるのは危険ですね。

WOL機能が使えるので対応ルーターに買い替え、必要な時にホストPCを呼び起こして
必要な時間だけ操作するのが実用的だと思われます。

という事で今回で「外出先でタブレットの有効利用を考える」はお終いにしたいと思います。
今は今冬に登場するWindows8/RTがどこまで使い物になるのか楽しみでなりません。

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